• 投稿日:2025/12/15
【親の介護】親のことで後悔しないための“お金と準備”シリーズ 〜アラフィフ実体験〜

【親の介護】親のことで後悔しないための“お金と準備”シリーズ 〜アラフィフ実体験〜

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たのぴー⭐地域で楽しい居場所作り

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要約
介護は「いつか」じゃなかった。受け入れたくなくて避けてきたことでしたが、母の病気で突然現実になりました。思うようにいかないこともたくさんある。アラフィフで自分の健康も気になる、まだ子育てもしている中どうやって親の介護と向き合えばいいのか?後悔しないためのリアル体験記事です。

親の小さな変化

母とランチをしていたときでした。

母の手が震えていることに気づきました。

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それに感づいた母が、

「最近よく手が震えるんさ」と笑って言いました。

その言葉の軽さと母の表情とは裏腹に、

「変わりゆく自分を受け入れざるを得ない

母の気持ち」

が隠れているように感じ、

胸がキュンと苦しくなりました。


少し前から食事を細かく分けて食べたり、

ペットボトルのキャップを開けられなかったり、

言葉がすぐに出てこなかったり

——小さな変化は静かに積み重なっていたんです。


子育てをずっと助けてくれた母。

私が困ったときには支えてくれた母。

そんな母にはできるだけ長く元気でいてほしいと願っていました。


ある日、母はパーキンソン病と診断されました。

(病名は何であれ、親の大きな変化は突然訪れます。)

それを知らされた時、

「どうしたらいい?」「何ができる?」と頭が真っ白になり、

私はドギマギ、あたふたしました。

聞いたことはある病名でしたが、どんな病気なのかも知らない。

これから母がどうなっていくのか?

分からないことだらけだったからです。

後悔しない行動

正直なところ、介護のことは

まだ、自分には関係ないって思っていました。


でも母の診断を聞いた瞬間、

「これは向き合わないといけない」という現実が一気に押し寄せてきました。


私はアラフィフ。

これからの人生で「何を大切にしていきたいか」を考えてはじめていました。


リベシティで学び始めてから、

「自分の大切にしたいものに時間と資源を割く」

という考えが明確になり、

私は「母との時間」を優先させると決めていました。

ずいぶん前から、

週1回のペースで母のところに通い、一緒にランチや散歩を楽しんできました。

この「母が元気なうちからの優先」

をしていたこと。

私にとって「やってよかったこと」のひとつです。

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親の意思との衝突

パーキンソン病という診断がついても、

すぐに大きな介護が始まるわけではありませんでした。

まずは、

母の変化をちゃんと受け止めること。


手が震える、料理が長時間できない、歩くのが以前よりゆっくりになる

——その変化から目をそらさないこと。


ただ、準備の道は簡単には進みませんでした。

診断後、私は

「そろそろ介護認定とか考えたほうがいいのかも」と話を切り出しましたが、

母は「調べられるなんていや」と拒否。

知り合いに会うと、

以前との変わりように「どうしたん?」と言われていたんです。

母は、人と会うこと自体に抵抗があったようです。


また、力が弱ってきて、危ないんじゃないかと感じた車の運転も母は

「まだ乗りたい」と強く主張しました。

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私や周りの心配と、母の「まだ大丈夫でいたい」という気持ち。

その板挟みになり、

「親の意思を尊重しながらどう動くか」

という難しさを痛感しました。

介護は「お金」「時間」「心」と直結

「介護の制度」について。私はもちろん母も知りませんでした。

実際に動き出したことで、介護は

「3つの大きな要素」を持っていると身をもって感じました。


① お金について 「知っているか」で人生の貯蓄が大きく変わる

治療費、医療保険の見直し、そして介護サービスの自己負担額…。

これらはすべて、知っているか知らないかで、人生の貯蓄からの持ち出し額が劇的に変わります。

幸いにも、私はリベシティで学んでいたおかげで、公的制度に対する基本的な知識の重要性はおおまかには理解できていました。


でも、例えば、高額療養費があるのに、申請しないと自腹を切ってしまったり。

「知っているだけでなく、それを活用すること」が大切だと感じました。


② 時間について 自分の時間が親の予定に変わる

通院の付き添い、役所での複雑な手続き、介護認定調査の立ち会い。

「いずれ」と思っていたことが、突如“やらないといけない最優先の予定”に変わりました。

離れて暮らしているなら、

移動時間も加わり、仕事や家族の予定を急遽変更することもありました。

この時間の調整が、想像以上に大変だと痛感しています。

(どこでもドアがあってほしい(^_^;))

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③ 心について 終わりなき「不安」との戦い

元気だった母の変化を受け止め続けること。

これから母の生活をどう支えるか、正解のない選択肢に悩むことが増えました。

週に一度会っていても、

「今日は元気がないな」と感じるたびに心が揺れ、

「もっと何かできたんじゃないかな」と、

心のエネルギーをする減らすこともたびたびありました。

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親の介護は、自分の人生を考える時間

アラフィフ世代は、親の介護と子どものことだけでなく、

自分自身の体力の変化にも向き合い始める時期です。

「腰や膝の痛み」「物が見えにくくなる」など、

確実に今までとは違う自分の身体の変化を感じ始めます。


親の小さな変化に向き合うことは、

将来、自分自身の身体とどう向き合うかを考えることとも重なります。


私は「母との時間を大切にする」という軸を持っていたからこそ、後悔せずに動き出せました。

そして準備しておけば、その後の選択が楽になります。

「親の小さな変化に気づいたら、まず“受け止める”。

それが介護準備の最初の一歩になる。」


私がこの記事を書いたのは、

「何もしないまま後悔してほしくない」という思いからです。


この体験記を読んで、

みなさんが“先延ばしにしていた親のこと”に一歩踏み出すきっかけになれば幸いです。

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今日できる、最初の一歩

初めの頃は「お金」や「介護」の話はしませんでした。

大切なのは、小さな変化に気づくための「観察」と「対話のきっかけ作り」です。

私と母は、2人が楽しいって思う時間を今まで過ごして来ました。

「今日は公園でお弁当食べようか?」

「暑いから川に涼みに、ちょっと遠出しようか」など相談しています。

ちょこっと2人の「楽しい時間」を作るのはどうでしょう。


この話は、私たちアラフィフ世代の問題だと思われがちです。

しかし「お金」「時間」「心」の大きな負担は、世代を問わず、いずれみなさんの人生にも突然降りかかる「重要なテーマ」です。

親の元気なうちから少しでも意識して動くことは、何十年後の「未来の自分を守るための、大切な準備」になる。と感じています。


みなさんの未来を考えるきっかけになれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🌸

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