- 投稿日:2025/12/13
我が家は、共働きで、収入もほぼ同じです。
家計管理頑張るぞー!と、
マネーフォワードを導入して、家計の見えるに取り組みました。
時間をかけてだんだんと夫の協力も得ることができ、家計を抜けもれなく把握することに成功!
それなのに、ちょっと嬉しくない。
ちゃんとやろうという気持ちに比例して、
ストレスも増えていきました。
その正体は「見えすぎ」
マネーフォワードを入れてしばらく経ったころ、夫側のクレカの明細に Apple Pay 5000円 という表示がありました。
「これ何費?」
ただ、費目を分類したくてたずねたんですが、
返ってきた答えは スパチャ。(夫の推し活ですね)
正直、モヤりました😅。
これ、見えなくてもいい明細ですよね。
そもそもどんぶり家計だった我が家
結婚してから、全くやってこなかった家計管理。
お互いがそれぞれクレカを持ち、食費も遊びのお金もなんとなくそれぞれで使っていました。
先取り貯金をしていたおかげで借金こそありませんでしたが、
特別費の予算を取っていなかったので、
旅行やイベントがあるたびに貯金から出す形になり、
思ったほどお金が増えない感覚はありました。
そこで、マネーフォワードを導入して、
家計を抜けもれなく全部把握する!
ことにしたのです。
見えるようになって、見なくていいものまで見えた
マネーフォワードを入れて1年経つ頃には、
貯金が目に見えて増えていくこと実感し始めました。
家計の「見える化」って大事だなって、夫婦で納得しました。
だから成功だと思ってたんですが、
ちゃんとやればやるほど、
さきほどの「スパチャ」みたいな、
ちょっとした支出も気になるようになってきたんですよね。
相手を責めたいわけじゃないのに、もやもやする
私だって、推し活で海外遠征(!)までしてるので、
夫の趣味のお金の使い道にあーだこーだ言える立場じゃないんです。
マネフォ連携するまでは、お互いぼんやり(笑)認め合ってきて、うまくいってたんです。
それでも
気にしなくていいはずのお金に
心が引っ張られてしまう。
相手のお金の使い方というより、
こんなことで引っかかってしまう自分自身が、少し嫌になりました。
夫婦で資産を作るため、ちゃんと家計管理しよう!
という、その方向性は一致しています。
でも、家計管理のために、ストレスを抱えはじめていました。
だから、見ないお金を作った
そこで我が家は、結婚以来一度もやったことのない
お小遣い制を導入しました。
口座を増やしすぎたくなかったので、やり方はそれぞれ違います。
夫はプリペイドカードKyashを作り、毎月お小遣い分をチャージ。
宵越しの金は持たないタイプなので、使い切りスタイル
私は楽天銀行にお小遣い用の口座を作り、
月初に住信SBIから定額自動振込機能を使って、お小遣い分を振り込む形にしました。さらに楽天カードを作り、キャッシュレス化。
マネーフォワード上では
お小遣いとして金額だけが表示される。
何に使ったかまでは見えない。
この仕組みが、想像以上に心を楽にしてくれました。
お金の話で、疲れなくなった
夫は毎月きれいに使い切り、
私はためておいて、旅行なんかにまとめて使う。
こうしてみると、私達夫婦は、お金の使い方がもともとかなり違ってたんですね。全部見えたら、違和感感じるのは当然です。
先日、職場で 4〜5人 と家計の話をしたのですが、
全員が、パートナーのお金の使い方に、大なり小なりストレス抱えてると言っていました。
きっとどこのご家庭でも似たような状況、あるんじゃないかと思います。
我が家では、この「見えない化」の導入以後、
今までの結婚生活の中で、
いちばんストレスなくお金を使えています。
家計管理は、気持ちが続く形がいちばん
家計管理は、家族のチーム戦です。
すべてを把握することは大切で、
それをしないとお金の不安からは解放されません。
でも、すべてを見続ける必要はない。
マネーフォワードで息苦しさを感じているなら、
お小遣い用に「見ないお金」を作るのおすすめです。
それだけで、楽な気持ちで、
家計管理が続けられると思います。