- 投稿日:2026/01/01
賃貸マンション、賃貸アパート、賃貸戸建てと比較したメリット・デメリットを紹介し、注文住宅を新築した理由を解説していきます。
最後に、わが家が低予算で注文住宅を建てたポイントも紹介しますね。
メリット1.自分好みの間取り
1階南側にリビングを持ってきて、北側に水回り。
2階に主寝室と子ども部屋を設け、洗濯物を干すベランダにはその部屋を通り抜けていく間取りがハイ、いっちょあがり。
こんな感じで、皆さんチラシなどでよく目にする間取りは万人向けに作られています。でないと売れず、大家さんや仲介会社は儲かりませんからね。
そんな間取りが自分たちの暮らしにマッチしていれば良いのですが、それなら割安な中古戸建てでも良い気がします。
どうせ浪費するなら、リモートワーク用のワークスペース、趣味部屋にビルトインガレージ、駐車場の配置や家の形状、外観、壁紙の色など、施主の思い通りの住まいが手に入る注文住宅という選択肢も。
分譲マンションや分譲戸建てでは不足しがちな収納やコンセント配置も、あらかじめ計画しておくことで、散らからないキレイな家を維持する事が可能になります。
メリット2.快適性(気密値等、性能)
クルマや家電製品を購入する際は、省エネや安全性など、性能を比較検討しますよね?
同じように、どうせ注文住宅を建てるなら、耐震性能や気密・断熱など、毎日の暮らしの快適さに直結する家の性能にも注力してみましょう。
リベで同じく注文住宅を建てられた「みやもり@子育て」さんのノウハウ図書館の記事が参考になります↓
https://library.libecity.com/articles/01J3VSY6WYDTNWPXWA0HF7NKWB
メリット3.平面駐車場
共働きの通勤はもちろん、食材の買い出しに子どもの塾の送り迎えと、地方都市に暮らすわが家はクルマを2台所有しています。
2台分の駐車場が備え付けられている新築分譲マンション(価格は数千万円)という選択肢は存在したものの、入出庫に時間を要し、また雨の日に重たい荷物を出し入れする点については、ドア to ドア の戸建てが便利ですよね。
さらにはバイクも趣味で、その置き場所も悩みのタネ。
たとえ運よく駐輪場が確保出来たとしても、その後も台風や盗難対策に気を遣う毎日・・・。
そんなわが家にとっては、平面の2台分駐車場(+バイクの駐車スペース)は必須の条件でした。
メリット4.建築途中での第三者機関検査
家をゼロから作り始める注文住宅なら、第三者機関の検査を入れる事で手抜き工事を防止できます。
中古物件や既存の新築戸建てにも検査を入れる事は可能ですが、土地購入からはじまる注文住宅なら地盤が大丈夫かどうかまで検査されます。
行政が法律に則り検査に入る事もありますが、形式的なものにとどまると聞きます。
保険の大原則【確率低・損失大】となるであろう欠陥住宅に住む危険性を排除するには、やはり第三者機関の検査が必須でしょう。
デメリット1.価格が高くなりがち
さて、これまで挙げてきたメリットを享受するには、その分のコストを負担する必要が生じます。
お決まりの間取りの大量生産される分譲と比べて、打ち合わせを重ねてイチから建てられる注文住宅が高くつくのは当然。
まして日本の不動産の上物の価値は30年でゼロになると言われ、残るは土地の価格だけとなります。
デメリット2.最終的な総支払額の予想がたてづらい
既に建築済みの分譲戸建てを購入するのとは異なり、注文住宅の場合は施主と業者間で「工事請負契約」を交わします。
業者によって異なるかもしれませんが、その契約で決まっているのは
・建築費用
・土地費用
・付帯費用
で、契約締結後に
・外構費用(庭や駐車場など)
・インテリア費用(壁紙やカーテンなど)
・設備費用(浴室やトイレ、キッチンなど)
などの詳細を決めていく流れで、たいてい追加の予算が必要になります。
ギリギリの予算で最初の「工事請負契約」を結ぶのは辞めておいた方が良いでしょう。
デメリット3.とにかく施主が考える事が多い
分譲戸建てと比較して、施主が間取りを考えられるのはメリット1.でも紹介した通りですが、その他にも考えなければいけない事が多岐にわたります。
屋根材、外壁材、駐車場のコンクリートの仕上げ、玄関ドアはどちらから開くか、上がり框(かまち)の高さ、床材、天井の高さ、階段の段数、コンセントの数と位置、照明とスイッチの場所、断熱材の素材と厚み、窓の種類に位置と高さ、導入する設備の種類など、挙げたらキリがありません。
とにかく時間がかかるので、注文住宅づくりの期間中は毎週の休みはほとんど打ち合わせがあるものと覚悟しておいた方が良いかもしれませんね。
予算を抑えるコツ1.土地選び
予算を気にせず利便性の良い立地にこだわりたい、という方を除き、通常はまず土地をどうするかでその後の上物にかけられる予算が決まります。
駅前の便利な土地が欲しいのは誰しもが思うところ。しかしそんな場所は既に業者によって建築条件付きの土地として抑えられているか、分譲戸建てが建築済みでしょう。
「土地に掘り出し物は存在しない」と言われます。大量生産で店頭にならぶ工業製品やこれから上昇するであろうIPO銘柄の現物株などではなく、土地は不動産です。もし良い立地条件なのに市場よりも安い価格の土地があれば、われわれ一般消費者の手に渡る前に不動産業者が抑えてしまう筈です。
わが家の場合、
・少し駅から離れている(徒歩20分)
・前面私道
・告知事項あり(前所有者の物件内で自殺者あり)
・広さ約30坪の狭小地
である点を妥協して土地を購入しました。
予算を抑えるコツ2.妥協点を探る
上記「予算を抑えるコツ1.」で紹介した土地選びに加えて
・2階リビング
・各居室は必要最小限の広さ
・ハイグレードな設備は導入しない
・大手ハウスメーカーではなく地元工務店と契約する
と妥協する事により、フツーに分譲戸建てを購入するのと大差ない金額にまで、わが家は予算を抑える事に成功しました。
予算を抑えるコツ3.大手ハウスメーカー以外を選ぶ
両学長も言っているように、やはり最大のコスト削減効果をもたらすのは、高いコストが上乗せされている大手ハウスメーカーと契約しない事です。
そのブランド名がどうして欲しい方以外は、地元の工務店、
特にリベ大工務店がオススメですね。
https://libe-home.com/
また、狭小地に家を建てる場合にメートル尺の大手ハウスメーカーだと小回りが効かず間取りに制約が発生する場合もあるため注意が必要です。
予算を抑えるコツ4.数打ちゃ当たる作戦
契約締結前、つまり無料で間取りと予算組を作成してもらえる期間内に、工務店をどれだけ回れるかがカギとなります。
何事にも相見積もりが必要である点はリベの皆さんはご存じかと思いますが、注文住宅づくりにおいても同様。
わが家は上の子が小学校に上がる前に自宅を新築したく、11社もの工務店に間取りと見積作成を依頼しました。
そうすることで予算だけでなく、間取りを見る目も鍛えられます。
わが家も狭小地になんとかガレージ付の戸建てを新築できたのですが、いくつも間取りを作成してもらって試行錯誤したおかげで、住み始めて10年間、それほど不満はありませんね。
【まとめ】一番コスパが悪い注文住宅、でも・・・
東京都心など、都会には良質な物件があるのかもしれませんが、少なくともわが家が暮らす地方の中核都市にはマトモな戸建て賃貸が存在しなかった事から、わが家の家づくりがはじまりました。
あっても家賃が高く、間取りはフツー。
家賃が安い戸建ては築年数が古く、性能に不安が残ります。
クルマ2台とバイクを駐車できる広さの土地を兼ね備えた中古物件だと、今度は予算が跳ね上がります。
これらの問題をクリアするために注文住宅を選択し、今に至ります。
資産形成や家族構成の変化(特に離婚・・・)を考えれば賃貸が気軽ですし、割安な中古戸建をリフォームした方が金額面では有利かもしれません。
それでも、自分と家族にとっての最適解は何か、浪費と理解したうえでお金を使う価値のある注文住宅にしてもらいたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。