- 投稿日:2025/12/14
- 更新日:2025/12/15
NISAは配当金が非課税のはずでは?と思っていた私の経験を寄稿します。
私の妻の実体験から私たちが無知で損をした実体験を語ります。
※NISAは非課税がメリットですが、これから説明する受け取り方式で敢えて課税して配当金を受け取る方もいるかと思います。(損益通算や銀行などで受け取りたい方など)
ですので今回はNISA制度を使って非課税で配当金を受け取りたい方に向けた内容になっています。
そもそもNISAって?
NISA(少額投資非課税制度)は、運用益や配当金が非課税になる制度です。
そのため、「NISAで購入した株の配当金は当然非課税」と思っている方が多いのではないでしょうか?
しかし、実は配当金の受取方法を間違えると、課税対象になってしまうのです。
NISA口座を使っているからといって、無条件で非課税になるわけではありません。
課税された原因は「受取方法の設定」
NISAで配当金が課税されてしまう主な原因は、証券会社での配当金受取方法の初期設定です
初期設定が「株式数比例配分方式」以外になっていると、NISA口座を通さず、課税扱いで配当金が支払われてしまいます。
具体的には、「配当金領収証方式」や「登録配当金受領口座方式」が選ばれていると、配当金は銀行口座などNISA口座とは違うルートに振り込まれ、課税対象となってしまいます。
私の実体験:妻のNISAで課税されていた話
実際に、私の妻のNISA口座でこの問題が起こりました。
ある日、妻の元に「配当金領収証」が届いていて、しかも課税されていたから違和感を覚えたので調べてみると、受取方法が「配当金領収証方式」になっていました。
この方式では、証券口座を通さずに現金を郵便局などで受け取る方法で、NISAの非課税制度は適用されません。
その結果、せっかくNISAで買った銘柄の配当金なのに、しっかり課税されてしまっていました。
配当金の受取方法には3種類(厳密には4種類ですが今回は主な方式を紹介します)
①株式数比例配分方式(非課税になる受取方法)
この方式は、証券口座に配当金が直接入金される方法です。
NISA口座で保有している株式の配当金は、自動的に非課税で処理されます。
これ以外の方法だと、配当金は課税される可能性があります。
②登録配当金受領口座方式
この方式は、事前に登録した銀行口座に配当金が振り込まれる方法です。
これはNISAの非課税制度が適用されません。
そのため、この方式を選ぶと配当金は課税されます。
③配当金領収証方式
この方法は、郵送などで配当金を現金で受け取る仕組みです。
この方式でも、NISA口座とは異なり、配当金には課税されてしまいます。
課税されないための変更手順
証券口座から設定変更する流れ
設定変更はとても簡単です。
証券会社のウェブサイトやアプリから、配当金受取方法を「株式数比例配分方式」に変更するだけで完了します。
例として楽天証券では、以下の手順で設定可能です。
ログイン後、「マイメニュー」「各商品に関する設定」「国内株式」を開く

「配当金受取方法」を選ぶ

「株式数比例配分方式」を選択して確定

これで、次回以降の配当金からNISAの非課税枠で処理されるようになります。
まとめ:NISA配当金の「非課税」の恩恵は設定方法で変わる
NISAは、正しく使えば配当金が非課税になる非常に有利な制度です。
しかし、配当金の受取方法を「株式数比例配分方式」にしていないと、知らないうちに課税されてしまうという落とし穴がありますので、その対象になっていないか、投資を始めたばかりの方は確認しておいた方がいいかもしれません。
設定ミスによる損失を防ぐことで、NISAの本来のメリットをしっかり活かせます。
誰かの何かのお役に立てば幸いです。