- 投稿日:2025/12/27
初めまして、けこと申します。
私は、YouTube(BGM)を運営しています。
実体験を皆様にシェアしたいと思いこの記事を書くことにしました。
ぜひ最後まで読んでくださると嬉しいです!
「お客様のチャンネルは停止されました」
2025年9月29日、秋の朝。
スマホに表示された一通の通知で、
私の人生を懸けた夢は終わりました。
「お客様のチャンネルは停止されました」
長年勤めた会社を辞め、全力で注いできたYouTubeチャンネルでした。
登録者280人。動画本数80本。
数字は小さいけれど、私にとっては人生そのもののような場所でした。
さっ、ここからが本番だと意気込んでいた矢先、私のチャンネルが警告も前触れもないまま、ある日突然、泡のように消えてしまったのです。
ストライクになった動画は11本。
画面を見た瞬間、頭が真っ白になりました。
心臓がドクンドクンと激しく鳴り響き、
一体、何が起きたの、、、?
その時の衝撃は、今でもはっきり覚えています。

1. 致命傷となった「甘い解釈」:慢心の正体宣告
【0日目】宣告
なぜ、警告もなく一発でBANされたのか、、、
その理由は、著作権に対する私の考えが甘かったこと、
そして、どこかで自分は大丈夫だと思い込んでいた慢心でした。
世の中でよく聞く「TTPS(徹底的にパクって進化させる)」という言葉を、私は自分に都合よく解釈していました。
「元になる作品を参考にして、少し手を加えればオリジナルになる」
そう、本気で思っていたのです。
しかし、私がベンチマークしていた先(相手側)から見ればそれを“進化”とは見ていませんでした。
私のやっていたことは、オリジナルとは言えない行為だったのです。
知識のなさと判断の甘さが積み重なった結果、
これまで大切に築いてきたものは、すべて崩れてしまいました。
私のチャンネルがなぜBANになったのか、その経緯と理由を詳しく綴ってあります!
よかったらこちらも見てください。
【実録】警告なしで一発BAN!「TTPS」の過度な解釈で全てを失った私の体験談
https://library.libecity.com/articles/01KAABVT18ACXZCYMG1HFPAWJ9
2. 消しゴムで消された存在:沈黙という名の拷問
BANされた直後、私の頭は完全にパニックでした。
とにかく、どこかに説明できるフォームがあるはずだと、必死で探しました。
このまま終わるわけにはいかない!!
その一心で、ようやく見つけたフォームから、震える手で、泣きつくような思いで申し立てを送信しました。(2週間でYouTube側から返信があると言われている)
しかし、ここからが真の地獄の始まりです
毎日、何度もメールを確認しました。スマホが鳴るたびに心臓が跳ね上がり、夜中の通知音で飛び起きる日もありました。
でも、それはYouTubeの通知ではありませんでした。
何で連絡くれないの?あとどのくらい待てば連絡があるの?
期待しては叩き落とされる。それを何十回、何百回と繰り返しました。
不安に押しつぶされ、理性を失いかけて2週間以上が過ぎた頃(イライラと不安と再開できない複雑な気持ち、言葉では、言い表せない感情)、もうこれ以上待っても連絡が来ないと思い、もう一度、調べ直しました。
ここで、私は致命的な事実に気づきました。
私が必死に送っていた申し立ては、正式な再審査フォームですらなかったのです。
私が2週間もの時間を無駄にしてしまった原因。
それは、送る場所を間違えていたことでした。
検索して出てきたヘルプ画面の「お問い合わせ」や、画面端にある「フィードバックを送る」から必死にメッセージを送っていましたが、そこはチャンネルを復活させるための窓口ではなかったのです。
正解は、YouTubeから届いた「停止通知メール」の中にひっそりと書かれている『こちらのフォーム』というリンクでした。
そこからしか、再審査の扉は開かない。その事実に気づいたとき、自分の無知さと、過ぎ去った時間の重さに膝から崩れ落ちました。
2週間、私は何をやっていたんだ……
自分の不手際で、なけなしの希望だった貴重な時間をドブに捨てた絶望感。情けなくて、虚しくて、涙も出ませんでした。
這うような思いでようやく辿り着いた「正式なフォーム」から、二度目の申し立てを行いました。
「今度こそ、今度こそは届いてほしい!!」
そう願いましたが、待っていたのは、さらに2週間の沈黙でした。
気づけば、1か月以上。
昨日まで確かにあったはずの自分の居場所は消え、
誰からも相手にされず、
YouTubeという巨大な仕組みによって、
存在ごと消されてしまったような感覚でした。本当に辛くて、何をどうすることも出来ず、ただただ連絡を待つしかない状況でした。
「仕事を辞めてまで、自分は、一体何をしていたんだろう……」
深夜、エラー画面が映ったままのパソコンの前で、
自分を責め続ける毎日。
暗い部屋で一人、誰に届くかもわからない思いを抱え続ける時間は、少しずつ心をすり減らしていく、終わりの見えない本当に辛い、孤独な日々でした。

3. 「自分」を磨く:外の空気を吸い、意地に変える
【60日目】学びという名の祈り
自分ではどうにもできない時間が、長く続いていました。
心も体もすっかり疲れ切っていて、
このまま部屋に閉じこもっていたら、本当に立ち直れなくなる。
そこで私は、思い切って外に出ることにしました。
仕事を辞めていた私は、ハローワークで相談する中で、
市が運営するパソコン教室を紹介されました。
YouTubeを復活させるため、というより、
「今の自分に、何ができるのか」
それをもう一度確かめたくて、
これから先の人生のために、パソコンスキルを学び直そうと思いました。
私は現在50代で、教室の周りは若い人ばかり、、、
パソコンスキルがない私は、ついていけるか不安でした。
そこで渡されたのは、一冊の教科書でした。(エクセル、Word)
ページが真っ黒になるまでメモを書き込みながら、
「まだ自分は学べる」
そう思えたことが、何よりの救いでした。
短い期間でしたが、何かを学ぶことは、新鮮な感覚でした。
でも、学ぶために机に向かっているこの時間だけは、
確かに自分が生きている証だと感じられたのです。
いつも学長がおっしゃっている、「人にあいや〜」
意味は少し違いますが、外に出て人と関わること。
この行動こそが、折れかけていた心を少しずつ支え、
止まっていた時間を、また前に動かしてくれました。
4. 第一の関門と、X(旧Twitter)での泥臭い直談判
【70日目】振り出しからの再起
2回目の申し立てからしばらくして、2週間以上経った時
ようやく「2本の動画が受理された」という連絡が届きました。
正直、少しだけ希望が見えた気がしました。
でも、2本??残りの9本のストライクはどうなるの?
さらに1週間ほど待っても連絡がありません。
この先は、吐き気がするほど辛く、苦しいものでした。
そこで、
残りの9つ動画についても、正式なホームで申し立てを送りましたが、
3週間待っても、何の返事も連絡もありません。
もうこれ以上待っていられなくなり、(ここら辺の心境は、心の余裕すら1ミリもなく、自暴自棄になっていました)
ここで、私は3つのことをしました。
1つ目、AIに相談した。(チャットGPT)
2つ目、別のAIにも聞いた。(Perplexity)
3つ目、XでYouTube公式に直接声を上げた。YouTube公式アカウント@TeamYouTube に向けて
この時、1つ目のチャットGPT、2つ目のPerplexityに相談したのち
新しい情報として、Xで呼びかける方法があることを知る。
「正しい窓口から送っているのに返信が来ない」といったシステム上の詰まりが発生している場合、担当者が裏側で手動操作をし、審査を動かしてくれることがあるからだそうです。
私は必死にXで呼びかけました。
一度や二度ではありません。
無視され、流され、それでも諦めきれず、
泥臭く、しつこいほど呼びかけ続けました。
そして、ようやく関係者から返事が届きました。
そこに書かれていたのは、たった一行。
「正式な窓口から、もう一度正しく申し立てを行ってください」
あまりにも淡々とした言葉に、私の心は「送ったけど、連絡がないんだよ」と、強い怒りが襲ってきます。
「また最初からなのか……」と、頭がパニックになりました。
気づけば、2か月近く戦い続けて、
戻ってきた場所は、スタート地点。
普通なら、ここで心が折れていたと思います。
でも、私は、YouTubeのために退職までし、これ以上、どこにも逃げ場がない、覚悟と、パソコン教室で身につけた“粘り”がありました。
「意地でも取り戻す」
そう自分に言い聞かせて、
感情を押し殺し、もう一度冷静になりました。
自分の非をすべて認め、何が悪かったのか、
どうすれば二度と同じことを起こさないのか。
一つ一つ整理しながら、
誠意を込めて、最後の申し立てを書き上げました。
これでダメなら、もう悔いはない。
そう思いながら、静かに送信しました。
これが4度目の申し立て、、、

5. 79日目の生還:暗闇をこじ開けた「冷静な対話」
【79日目】奇跡の通知
4度目の申し立てを送って2週間後・・・
ついに、その時が来ました。 「あなたのチャンネルを復元することに決定しました」
その瞬間、胸に広がったのは歓喜ではありませんでした。
「やった!」というより、
ただ静かに、深い息(ため息混じりな深い呼吸)ができたような感覚。
全身の力が一気に抜けて、
私はパソコンの前で、ボーっとし、しばらく動けずにいました。
翌朝、目を覚まして、
もう一度、画面を開いてみました。
そこには確かに、
見慣れた自分のチャンネルがありました。
その光景を見たとき、
胸の奥がじんわり熱くなって、
「これは夢じゃない」
「本当に戻ってきたんだ」
そう、心の底から実感できたのです。

6. 第2章の幕開け。新しく手に入れた「誇り」
【79日目】生還
チャンネルが戻った今、
私は思い出の詰まった過去の動画を、ほとんど非公開にしました。
著作権のリスクと、信じて待っていてくれた人たちを、
もう二度と待たせないための、自分なりのけじめです。
この79日間で、失ったものはたくさんあります。
でもそれ以上に、大切なものを手に入れました。
・外に出て、人に会い、前に進むきっかけができた。
・感情に流されず、自分の間違いを認め、時間がかかっても調べて、やり直す粘り強さ。
・「もう一度やりたい」と願い続けた、自分自身の底力
皆さんも、「もう無理かもしれない」と感じているなら、
どうか諦めないでください。
私のように、すぐに答えが出なくても、一歩ずつ探し続けていれば、
道は必ず開けます。
退職という崖っぷちから、
79日かけて這い上がってきた私が、それを身をもって証明しました。
さあ、ここからがスタートです。
私の記事を見つけてくださった方々へ
この長くて不器用な記事を、最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。
この79日間、暗い部屋で一人、パソコンの前で震えていたときに一番怖かったのは、チャンネルを失ったことじゃありませんでした。 「自分はこのまま、誰からも必要とされず、社会から消えてしまうんじゃないか」 そんな底なしの孤独に飲み込まれるのが、何よりも恐ろしかったです。
でも、今こうして私の言葉が届いている。 それだけで、あの地獄のような日々も「無駄じゃなかった」と、ようやく自分を許せる気がします。
私は、特別な人間ではありません。 ただ、諦めなかっただけです。
もし今、何かを失って、暗闇の中で立ち尽くしている人がいたら、 前向きになんて、すぐにならなくていいです。
とにかく、意地でも最後まで投げ出さないでいてください。そこからしか、次は始まりません。
恥をかきながらでも一歩踏み出した先には、想像もしていなかった「新しい自分」が待っています。
私の再出発を見届けてくださったことに、心から感謝します。 進む道の先に、どうか光が射しますように。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

