- 投稿日:2025/12/30
- 更新日:2025/12/30
偏差値67〜偏差値45の子育て術
25歳長女(孫娘6ヶ月)と23歳次女は看護師
大学3年長男は難関国立大挑戦・4勝1敗
(私大:東京理科大、明治大合格/国公立:前期不合格、中後期合格)
中学3年次男は2年間不登校IQテストはグレーゾーン
末っ子が受験生になり長かった4人子育てのゴールが見えてきたのを機に
25年間育児にフルコミした私の経験をまとめました。
最後はスライド11枚を付けてますので、文章苦手な方は
要約されているスライドを御覧ください。
【はじめに】4人の子育て経験が教えてくれた核心
4人の子供たちを育てる中で、私は自分が子育ての「正解」を知っていると、そう思い込んでいた時期がありました。
地方の公立高校から難関大学を目指す長男を二人三脚で支え、結果を出した「トップの親」としての自負。しかしその自信は、末っ子が不登校になったことで、脆くも崩れ去りました。誇りと混乱、安堵と自己嫌悪。その両極を経験したからこそ、私はたった一つの核心的な答えにたどり着くことができました。
我が家の子育てには、元夫とも合意していた「背骨」がありました。武道を通じて礼儀を学び、どんな状況でも「学ぶことを諦めない」という芯となる指針です。しかし、その背骨を支える方法は、一人ひとり全く違っていたのです。
このノンフィクションストーリーは、子育ての正解を探し求める親御さんにとって、きっと一つの光となるはずです。全ては、不登校を乗り越えた末っ子が、ある日ふと口にしたこの一言に集約されています。
「ひとそれぞれじゃない?」
この言葉に導かれるようにして見つけた、私なりの子育ての答えについて、これからお話しさせて頂きます。
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【1】 成功体験としての長男の育て方:情報を武器にした二人三脚
長男の子育ては、私にとって輝かしい「成功体験」でした。
私たちは、息子が通う偏差値50の地方公立高校から、難関国立大学を目指すという非常に高い目標を掲げました。
シングルマザーの私にとって、塾に通わせる経済的な余裕はありません。その代わり、私は「情報」を武器に、彼の伴走者となることを決意しました。
この時代情報を制する者は勝ちに近付ける条件だと信じているからです。
幸い、私の仕事場に多くの出会いがありました。旅館を訪れる大学生、大学院生、時には大学教授といったお客様に積極的に声をかけ、息子が「これなら頑張れる」と納得できるだけの生きた情報を集め続けたのです。
息子もそれに応え、必死に努力を重ねました。しかし、受験は甘くありません。第一志望だった国立大前期日程では、わずか10点の差で不合格。人生で初めての挫折を味わい、すっかり投げやりになってしまった息子の姿は、今も忘れられません。
それでも彼の努力は決して無駄にはなりませんでした。私は、息子を行けせれないのに東京理科大学に30万円の入学金を払い込み、嘘でも「大丈夫、何かあってもここには入学できるから!」という安心感を手渡しました。
このアプローチは、明確な目標に向かって努力できるタイプの子供に対し、親が伴走者として徹底的に関わることで大きな力を発揮しました。
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【学習のポイント】 この経験は、私の「子育て法」の礎となりました。
あらゆる縁を活かす情報力: 親のネットワークは無限です。私の場合は、旅館のお客様との出会いが息子の世界を広げる鍵となりました。
覚悟を示す伴走者の役割: 親が「絶対に諦めない」という覚悟を行動で示すことで、子供は安心して挑戦できます。時には金銭的な投資も、子供の心を支える「お守り」になるのです。息子の為に2年間貪欲に出会いを求め行動も徹底しました。
納得感が生むモチベーション: 親が集めた情報を元に、子供自身が「これだ」と納得して初めて、本当の主体性が生まれます。
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しかし、この成功体験という名の「正解」が、後に末っ子と向き合う上で、私にとって最も大きな壁として立ちはだかることになったのです💧
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【2】価値観の転換点:末っ子の不登校と親の葛藤
長男の激動の受験期を3月に終え、4月末っ子が中学校に入学したとき、私はこれまでの価値観が根底から揺さぶられる経験をしました。長男の成功体験は、全く通用しなかったのです。
「トップの親」としての自信は、末っ子の中学最初の学力テストの結果を見て涙がこぼれた瞬間に砕け散りました。そして、11月には不登校という現実に直面し、「下位の親」としてどうすれば良いのか途方に暮れる日々。上3人とは全く違う能力。私のやり方は、この子にとっては間違いなのか。どうやれば寄り添えるのか。
これまで積み上げてきた「優秀な子の母としての子育て法」が、目の前の息子を苦しめているのではないか。そう気づくまで、長い時間が必要でした。今思うと優秀な長男を育てた成功法則が、まるで呪いのように私にまとわりつき、なかなか手放すことができなかったのです。
この時期の私の切り替えが上手く行かず末っ子を苦しめたのかな💦
長男の成功体験に固執するあまり、目の前にいる末っ子の個性や心の状態を、ありのままに見ていなかったのかもしれない——。この苦しい気づきが、私の子育て方針を根本から見直す、大きな転換点となりました。
優秀な子を育てるための方法論が通用しないと悟った私は、全く新しいアプローチを模索し始めました。
またここで大事な出会いは1月に不登校という状態を診てくれる総合病院の小児科にかかることになりました。ここでの主治医との出会いは後に母親の私を支えて頂く重要な存在へとなりました。
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【3】「やらされる」から「見つける」へ:
末っ子の自己発見を支える関わり方
長男へのアプローチが「目標への最短距離を示す」ものだったとすれば、末っ子に対しては「彼自身が道を見つけるためのきっかけを作る」という、全く逆のアプローチを試みました。
末っ子は、出生時27週、体重わずか874gの超低体重児として生まれ生後100日以上NICUで過ごしました。幸い障害もなく育ってくれただけで奇跡でしたが、私はいつしかそのことを忘れ、他の子と同じ物差しで彼を見てしまっていたのです。
4年前に離婚したことで生活環境が変わり、上の子たちのように柔道に通わせることができなくなった中、私が苦肉の策として提示したのが、彼が小学生の頃からなんとなく描いていた「イラスト」でした。これは強制ではありません。運動部を拒否し、消去法で美術部を選んだ彼の興味を伸ばすための、ささやかな「指針」でした。
iPadで描くイラストのスキルは着実に身につきましたが、中学2、3年になる頃、彼の中に思わぬ変化が訪れます。体育の授業で好成績を収めたり、野球部の生徒から身体能力を褒められたりするうちに、自信が芽生え始めたのです。そしてある日、彼の口から「運動がやりたい」「バレーボールがやりたい」という言葉が自然と出てきました。
それは、親に「やらされた」道ではなく、彼が自らの足で見つけ出した、情熱の源泉でした。874gで生まれた息子が、自らの身体の可能性に気づいた瞬間でもありました。この発見は、高校でバレーボール部に入るという新しい目標へと繋がり、彼の世界を大きく広げたのです。
この経験を通して私が見出した新しい育児法とは、「親が道を示すのではなく、子供が自分で道を見つけるための環境を整え、そのプロセスを信じて見守ること」でした。
この二つの対照的な経験を通して、私なりの子育ての「答え」がおぼろげながら見えてきたのです。
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【4】結論:全ての子育てに共通する「たった一つの答え」
優秀な長男と、不登校から自分の道を見つけた末っ子。全く異なる二つの子育ては、私に「成功」の定義そのものを見直させてくれました。
二つのアプローチをまとめました。
この表が示すように、どちらかが絶対的に正しいというわけではありません。子育ての本当の目的は、特定の大学に合格させることではなく、子供が自らの力で人生を切り拓くための「芯」を育むことです。重要なのは、「子供一人ひとりの個性と状況に合わせて、親の関わり方を変える必要がある」という、普遍的な真実でした。
そして、どのようなアプローチを取るにせよ、その根底には絶対に揺らいではいけないものがあります。それが、我が家の子育ての「背骨(芯となる指針)」でした。人としての礼儀を大切にし、「学ぶこと」から逃げない姿勢。この「背骨」は今でも一貫してしつこく求め続けています。
しっかりとした「学ぶ」という芯を持たせつつも、その子の個性に合わせた柔軟なサポートをすることこそが、4人の子育てを通して私が見つけた、たった一つの答えです。
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※展覧会:3年越しの企画展「2026.3.20〜22地元で親子芸術展を開催」
【さいごに】
最後までお読みくださりありがとうございました。
これから思春期を迎える親御さん、現在進路で悩まれている親御さん、
高学歴、勉強嫌い、不登校様々な観点から25年間育児をしてきた私の現在の一つの答えです。何かしら参考にしてくだされば幸いでございます。
ちなみに2021年からシングルですので今振り返ればまあまあ大変な時期を過ごしていました😂今は気持ちの上で余裕が出てきましたが、3年後には長男の修士卒業次男の高校卒業を同時に迎えるのでまた大きな波がきます!
超絶かかり時を乗り切るのが母親としての最大の役目と思い精進いたします。同じように子育て真っ最中の方々とご縁を持ちながら進んで参りたいと思っております。
明るい未来は見えているのであとは進むのみ!
どうぞよろしくお願いいたします🤝
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また皆様の苦悩や乗り越えられたお話、引いてはご自身の子供の時の視点等もコメント欄でシェア下されば、色々な方の後押しやヒントになるではなと期待しております。よろしければシェアしてくださると嬉しいです☆