- 投稿日:2026/01/02
- 更新日:2026/01/04
はじめに
2025年11月にFP協会のFP3級に合格しましたので、受けた感想やどのように勉強を進めるべきか、など振り返りながら皆様に役に立つ情報を提供できればと思います。
今まで中学受験、大学受験、医学部時代の数々の試験、そして医師国家試験と多くの試験を経験してきました。その経験から、試験の分析・対策力や勉強方法には自身を持っています。ぜひこれから受ける方も、もう合格した方にも興味深く読んでいただけるように書いていきますのでよろしくお願いいたします。
ちなみにある程度信憑性を持たせるために公表しますが、点数は、学科 48/60点、実技 95/100点(FP協会)でした。

FP3級試験の概要
ファイナンシャル・プランナー試験とは
ファイナンシャル・プランナーは2002年より国家資格となった技能試験です。ファイナンシャル・プランナーについてはFP協会は以下のように説明しております。
人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。
つまり家計に関する幅広い専門家です。この記事を読んでくださっているリベシティの方々には既知の事かもしれませんが、両学長もFP3級を取得するメリットについては多くの動画を出しています。
・【最高の基礎教材】本気でお金持ちになりたいなら簿記とFPを学ぶべき5つの理由【お金の勉強 初級編】(アニメ動画):第5回
・【本当に儲かる?】お金に強くなりたい人におすすめのマネー系資格を解説【10選】:(アニメ動画)第122回
またFPを取ったあとにどう活かすかについての動画もあります。
・【違い5選】簿記・FPの知識を資産形成に「活かせる人」と「活かせない人」の違いを解説【お金の勉強 初級編】:(アニメ動画)第279回
試験勉強に疲れたときにも時々見返してモチベーションを維持していました。
試験の概要
試験は学科と実技の2つあり、両方合格することでファイナンシャル・プランニング技能士の資格を取得できます。
学科は単純な知識問題であり、2択問題(◯×問題)が30問、3択問題が30問の計60問からなります。実技は設例を読んだうえで計算や少し深い知識が問われる3択問題(金財は15問、FP協会は20問)です。どちらも合格ラインは36問正解(6割)です。
実技は科目選択性であり、金財の「個人資産相談業務」「保険顧客資産相談業務」、FP協会の「資産設計提案業務」から選択できます。私はFP協会の「資産設計提案業務」を選択したので、それ以外のことに関しては各サイトやブログをご参照ください。
合格率はFP協会が80~90%程度、金財が50%程度です。金財は金融機関に勤める人が強制的に受けさせられることもあるそうで、合格率の差はありますが、難易度に大きく差はないと言われています。
実技の科目に関しては、「お金の教養を身に付ける」程度の目標であればどれでも良いかと思います。
試験時間と途中退室
試験時間は学科:90分、実技:60分です。試験を申し込む際は学科の試験開始時間から90分+休憩時間15分後に実技の開始時間を設定することが推奨されますが、ぶっちゃけ絶対に時間は余るので早く設定して大丈夫です。ちなみに試験時間より早めに着いてしまっても、席が空いていれば早めて開始することも可能です。
早く終わったら途中退室可能です。見直し含めても、学科は40~50分程度、実技は30分程度で終わる内容だと思います。
私が使用した教材
①ほんださん/東大式FPチャンネル
インプットはこれ一本です。
断言します。かなりの有料教材です。この動画(と後に紹介するFP3級ドット・コム)のおかげでFP3級が受験料以外は無料で勉強できるといっても過言ではありません。
まずはとにかくインプットを心がけました。約9時間の再生リストでしたが、一つ一つの動画は10~20分ほどです。
FPの学科はライフプランニング、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継の6項目からなります。各項目につき、6~8個程度の動画があります。
さすがに100%を網羅しているわけではないですが、合格には十分な上に出やすい部分なども強調して伝えてくれています。
②FP3級ドット・コム
次にアウトプットはこちらです。過去問を網羅しており、かつ各問を解いたあとに解説も読むことができます。間違えた問題だけを見直す機能もあったりと、とても使い勝手が良いです。
スマホでも使いやすいので、通勤の時間などにも使用しやすいのも個人的に嬉しいポイントでした。
私の勉強スケジュール
私は、勉強方法として、まずインプットを行うところから始めて、アウトプットしながら振り返ったり、詰めたりする流れが好きです。
そのときにポイントがあり、インプットの際には大枠を掴むようにしています。イメージとしては目次が自分で書けるように、今自分が全体の中でどの部分を勉強しているのかを常に意識します。アウトプットのときにわからない問題があったら、どの分野のどのページに進めば答えがあるかが分かるようにするのが理想です。そしてアウトプットのときに最初のインプットで取り漏らした部分をしっかりさらう、これを繰り返すのが、今まで多くの試験を乗り越えて確立した私の勉強方法です。(人によって合う合わないがあるので参考までに。)
それを踏まえて、だいたいの私のスケジュールを示します。
①ほんださんのチャンネルを網羅(10日間程度)
②とにかくFP3級ドットコム(学科)で問題演習(10日間程度)
③FP3級ドット・コム(実技)で問題演習(5日間程度)
詳しく説明していきます。
①ほんださんのチャンネルを網羅(10日間程度)
ほんださんのチャンネル(Youtube)でも動画は見れますが、FPキャンプにメールアドレスを登録すると無料で動画も見れて、かつ資料も手に入ります。Youtubeの動画では広告(ほんださんの自作)が入るのでFPキャンプの方が見やすくもあります。
約9時間の動画内容ですが、私の場合は2倍速で見たので4.5~5時間ほどでした(難しい部分は1.5倍などにして見ていました)。
個人的には短い時間集中して取り組んだほうが頭に入るタイプなので倍速にしましたが、人によっては時間をかけてしっかり理解しながら見るのも良いと思います。
②とにかくFP3級ドットコム(学科)で問題演習(10日間程度)
インプットのあとはアウトプットです。FP3級ドットコムでは、過去問は「何年の何月の問題か」「分野」を選んで解いていく事が可能です。まずは直近5回分くらいをとにかく解きまくりました。問題を解きながら、怪しい部分や全くわからなかった部分はほんださんの資料を見直しました。
ちなみにほんださんの資料に出てこない問題に遭遇することもありますが、はっきり言って捨て問です。こういうのに時間を割きすぎないのも試験を受けるという目標に対しては重要なことです。
おそらく計10回分くらいの問題を2周くらいしたと思います。スマホなどでスキマ時間にできたので、言うほど時間はかかりませんでした。
③FP3級ドット・コム(実技)で問題演習(5日間程度)
最後に実技の過去問を直近4回分を2周しました。実技は学科でやった知識+計算問題です。計算問題は毎年数字が変わっただけのような問題ばかりですので直前に数回分をしっかり計算できるようにしておけば十分です。
最初実技の問題を解いたときは不安になるくらい難しく感じると思いますが、2~3回分解くと繰り返しであることに気づくと思います。
※おまけ
どんなに短縮して勉強しても2~4週間は必要だと思います。少し勉強に疲れたときは両学長の動画を見てモチベーションを保ちました。
・【最高の基礎教材】本気でお金持ちになりたいなら簿記とFPを学ぶべき5つの理由【お金の勉強 初級編】(アニメ動画):第5回
・【本当に儲かる?】お金に強くなりたい人におすすめのマネー系資格を解説【10選】:(アニメ動画)第122回
・【違い5選】簿記・FPの知識を資産形成に「活かせる人」と「活かせない人」の違いを解説【お金の勉強 初級編】:(アニメ動画)第279回
試験本番
私は仕事が終わったあとでも受けられる試験センターで18:15に試験を申し込みました。しかし、17:45に着いたので早めに受けることにしました。
まず受付で身分証明書を提出し、「18:15からFP3級試験予定の〇〇です。」と言うと、ロッカーの鍵とメモ用紙の入ったファイルを受け取ります。ロッカーに身分証明書以外の全ての荷物を入れたら案内を受けて指定の席に向かいます。指定の席で指示通りにパソコンを操作すると試験開始です。
学科試験は17:45から開始して、18:20くらいには終了しました。試験が終わり、試験終了ボタンを押して受付に向かいます。するとすぐに試験の結果の紙をもらえます。そして、「次の実技の試験をこのまま受けるか」と聞かれ、トイレに行ってから受けると伝え、トイレ後に実技の試験を開始しました。
実技の試験も学科の試験と同様の流れです。18:30くらいに試験を開始し、19:05くらいには終了しました。こちらも同様に終了ボタンを押して受付に行き試験結果をもらえます。ロッカーから荷物を取り出し、試験場を離れました。
試験結果は当日すぐにわかりますが、合格発表は翌月の中旬で下旬頃に合格証が送られてきます。
FP3級試験を受けた感想
試験の難易度について
試験の難易度としてはそこまで難しくありません。ここまで全くお金のことについて無知の方は少しだけ時間がかかるかもしれませんが、やっぱり難しくはありません。
しかし学科は正直わからない問題も多数出てくるので、高得点を取るのはかなり難しいと感じました。2択 or 3択なのが救いです。
FP3級の勉強を通して
私も、この記事を読んでくださっている方も、FP3級の資格が欲しくて受けた(受ける)わけではないと思います。リベシティや両学長に感化され、教養を身につけるべく、ついでに試験を受けているのだと思います。
この勉強を通して、ざっくりと感想言うなら
「いろいろな制度があるんだなあ。」
です。正直FP3級があるから絶対に無駄な保険に入らないとは言い切れないし、自分のライフプランニングを正確にできるわけではありません。そこに到達するには、これからもお金に関して考えて、計算して、向き合っていく必要があると感じました。
ただFP3級を取得する前と比較して、確実にお金の勉強に対する抵抗は減ったし、両学長の動画も改めて見ると理解が深まりました。今まで全くお金に関して勉強してこなかった人には、革命的だと思います。
かなり満足度の高い勉強・試験でした。
最後に
FP3級はお金に対して向き合うにあたり最初に勉強するのにもってこいの試験でした。試験という目標があることで勉強も進めやすく、体系的に用意された教材があることも利点です。
勉強方法や試験本番の流れ等も含めて参考になれば幸いです。
以上、「受験のプロである医師がFP3級を受けた感想」でした。ご精読ありがとうございました。
