- 投稿日:2026/01/09
- 更新日:2026/01/10
エアコンのトラブルに遭遇した私が、AIを活用して、大手管理会社から大金星をあげた話
思わぬトラブルに見舞われたとき、皆さんはどうしますか?
今回、私は賃貸物件におけるエアコンのトラブルに遭遇しました。
大手管理会社を相手に、メールでのやり取りが15回以上に及ぶヘビーな交渉を経験。
しかし、交渉開始前から「AI」を「頼れる相棒=交渉のプロ!」に据えたことで、大きなストレスを抱えることもなく、全面解決することができました。
この記事を読んでくれた皆様に、私の実体験をシェアすることで、
「へー!AIって交渉事でも頼りになるんだね!」
などといった気づきが生まれたら、うれしい限りです。
「エアコンが効かない!」トラブルの内容と、AIに相談してみた理由
2024年10月。
私は、寝室とリビングの2ヶ所にエアコンが設置されているマンションに入居しました。
しかし入居して早々、メインである「リビングのエアコンの効きが最悪」というトラブルに見舞われました⋯
エアコンが2台あるから引っ越したのに、約9ヶ月間も不調!
入居してから約9ヶ月。
エアコン本体の交換1回と修理1回。
3度目の点検で、ようやくエアコン本体ではなく、大元の「室外機のコンプレッサーエラー」が原因だとわかりました。
その間、私は温度管理のできないリビングで過ごし、何度もエアコン点検に立ち会う事態に…。
納得いかない!と周囲に相談していると、「入居前からの不具合なら、マンションの管理会社から補償金が出るんじゃない?」と言われました。
「え?そうなの?」
エアコンが2台付いているから契約したのに、その恩恵を全く受けられなかった私は、管理会社に問い合わせよう!と決意しました。
「誰かに相談したい…」そうだ!AIに聞いてみよう!
管理会社に問い合わせると決めたものの、
「どうやって問い合わせたらいいのか(電話?問い合わせフォームからメール?)」
「何を伝えて、どうしたら補償が受けれるのか(とりあえず現状の不満を言う?)」
具体的なことが全くわかっていない状態。
「補償金をもらえるのか?」とむやみに管理会社に問い合わせても、ただのクレーマーとして扱われる未来しか見えませんでした。
そもそも本当に補償金がもらえるのかも、具体的にいくら請求したらいいのかもわからない…。
ましてや交渉なんてしたことがないので、管理会社というプロを相手に、「交渉の入口すら見えない」状態でした。
「誰か、詳しい人に相談したい…」
実は以前、賃貸を退去する際に賃貸トラブルがあり、実際に専門家に相談した経験があった私。
今回も依頼しようかと考えましたが、
😢:トラブル解決まで何度も相談しなければならない。
😢:相手の返答に時間がかかる。
😢:事情を説明する質問文を考えることも面倒くさい!
と感じたことも事実でした。
しかし、専門知識ゼロで、交渉経験のない私一人では、一歩も進めない。
そこで、
😊:相手を気にせず相談できる!(いつでも何度でも)
😊:基本即レス!
😊:雑な問いかけでもOK!
という「心理的なハードルゼロで、気軽に相談できるAI」に聞いてみることにしました。
軽い気持ちでAIに相談し始めたら、ガチすぎる「プロの相談相手」だった!
最初は何も考えずに、「まずは試しにAIに相談してみよう」という軽い気持ちだったので、プロンプトは特に意識せず、
・エアコントラブルの状況
・管理会社から補償金が貰えるかどうか
・補償額の相場
の3点をざっくりAIに投げかけてみました。
すると…
圧倒的な知識量!
そして…
プロの交渉人のようなアドバイス!
さらに…
交渉が行き詰まったときの対応まで。
めっちゃすごいやん!
たった一つの会話から、「法的根拠・国土交通省のガイドラインをもとに算出した妥当な損害額」という求めていた情報と「管理会社との接触は書面でしよう!」という交渉術まで伝授。
明確な指示をしていないのに、「交渉が必要になってくる」ことも想定して、人間の心理学を熟知した専門家のような具体的な交渉アプローチもどんどん教えてくれました。
「相手が言語化しきれない、悩みや不安まで理解して、具体的な解決策を提示する」という、ビジネスにおける「共感力」。
AIは、「聞かれたことにただただ答えるチャットbot」ではなく、
「交渉術にも長けた専門家」であり、人間の思考についていける「プロの相談相手」なんだ!
と、感動しました。
AI直伝の技で、いよいよ交渉スタート!
軽い気持ちで聞いたAIとの壁打ちは、どんどんと具体性を増していきました。
私:「どんな補償ができるか、先に管理会社から提案してもらった方がいい?」
AI:「戦略的な観点から、私たちが先手を打って提案しましょう!」
私:「最初にこちらから提案するなら、補償額は高めの方がいいのでは?」
AI:「交渉が不利になるリスクがあるので、適正価格を提示しましょう!」
●アンカー効果(相手よりも先に、根拠ある金額を提示することで、交渉の基準=アンカーを握る戦略)
●明確に回答期限を切る(のらりくらりと相手に逃げられることを防ぎ、常に主導権を握る戦略)
など、人間心理に基づいた明確な戦略的意図があるアドバイスと、実際に管理会社に送るべきメール案が次々と提案されます。
この最初のAIとの壁打ちで、
・根拠のある数字を元にした具体的な今後の進め方を、管理会社との交渉前に学べたこと
・AIは知識面だけでなく、「戦略的な意図をもって交渉のアドバイスをしてくれるんだ!」と気づいたこと
が、管理会社というプロ相手に交渉をする上で、重要なポイントとなりました。
上記のような壁打ちを繰り返した後、ついに戦略と根拠が詰まったメール本文が完成。
最後に、ダメ押しで補償額の妥当性をAIに確認。
この回答に後押ししてもらい、私は、約9ヶ月の間に被ったトラブルに対する補償を求めて、管理会社を相手に交渉をスタートさせることを決めました。
まさかの「ゼロ回答」⋯。しかし折れずに「異議申し立て」へ
AIと相談し、法的根拠に基づいて計算した補償金の額は
・エアコンが効かなかった期間分の賃料の減額分=171,000円
・過剰な電気代の損害分=14,400円
・トラブルによって被った迷惑料=190,000円
合計375,400円。
思い切って送った、問い合わせメールに対する返信は…
電気代約14,400円の補償のみという「実質ゼロ回答」。
正直、かなりがっかりしました⋯
頭に浮かぶのは、入居してからの不便な思いや、修理の立ち会いなどに割いてきた時間。
AIと壁打ちした苦労や、管理会社からの回答を待っている間の不安。
おそらくAIとの事前準備がなければ、ここで諦めていたと思います。
しかし、これまでのAIとの壁打ちの中で、この交渉の妥当性に自信があった私は、「異議を申し立てよう」と考え、AIに管理会社のメール本文を提示した上で相談しました。
すると…
そして、管理会社からのメールの弱点を分析した上で、
次の一手を取ろう!と、強くサポートしてくれました。
AIが、客観的な視点で「自分の主張が正当である」と判断してくれたこと。また、相手のメールから、交渉の勝ち筋を見出してくれたことで、諦めることなく、次の一手となる「異議申し立てメール」を送ることを決めました。
ヘビーな交渉。それでも、AIのおかげで常に冷静沈着を維持!
管理会社へ問い合わせ⇨ゼロ回答⇨異議申し立てメールの作成…
その後もヘビーな交渉が進むにつれ、「精神的な焦りや不安」が大きくなっていきました。
今思えば、日常生活でトラブルに遭遇することさえそれほど無いのに、相手に数十万円という大きな補償金を請求することなんて滅多に経験しないので、ストレスを感じることは当然のこと。
そのため、少し相手の返信が遅いだけで、焦りや不安から、
「届いているかだけでも確認の電話をした方がいいのではないか」という気持ちに駆られることがありました。
そんなふとした悩みも、気楽に相談できるのがAIのメリット。
「電話した方がいいの?」と聞いてみると…
はっきりと言い切ると同時に、電話をかけるデメリットを詳しく説明し、
と、交渉において私が取るべき最善の道を提示してくれました。
また、
「管理会社から電話が来たらどうしたらいいの?」
という疑問に対しても、
と一貫したスタンスでいることを、メリットと共にアドバイスしてくれました。
交渉に長けたAIのおかげで、冷静さと交渉の方向性を失わずに、淡々と管理会社とやり取りを続けることができました。
まさに「交渉のプロ」。
不安感や焦る気持ちから、すぐに相手と交渉できる「電話」という手段を取りたくなってしまっても、AIの冷静なアドバイスで、「メール」という最善の交渉手段を選ぶことができました。
管理会社へ最後通告!そして完全勝利へ…
その後も、管理会社からのメールに対して、AIと壁打ちしてメール本文を考え、返信するというやり取りを繰り返し、
実質「ゼロ」回答だった補償金は、「190,000円」まで引き上がりました。
その間も、当初の予想通り、管理会社から「電話で直接話したい」という旨のメールが何度もありましたが、事前にそういった場合の対応をAIに相談していたおかげで一貫して拒否。
担当者が上司に変わったり、会社の法務部も出てきたのでプレッシャーはありましたが、こちらは変わらずに、AIと必死の壁打ちを繰り返し、交渉の主導権を握り続けました。
そして、ついにAIから、最終局面を告げるアドバイスが…!
確固たる根拠と冷静な分析のおかげで、「根拠のない相手の提示額は呑まず、納得できるまで戦う」という自分の希望を維持できていた、私。
●相手の「逃げ道」を作る(「互いの主張の間である〇〇円であれば引きますよ」という譲渡案を提示する戦略)
●経済合理性を突く(「少額訴訟」も辞さない構えを示し、それであれば少し上乗せして和解した方が得だと思わせる戦略)
といった、相手のメリットも考慮して、「Yes」を言いやすいような戦略的な「大詰めのキラーメール」を作成。
最終的には折衷案の240,000円を管理会社に提示し、最終交渉に入りました。
その結果…
なんと!
14,400円という「実質ゼロ回答」から、225,600円アップの「240,000円」で、交渉成立!
メールが届いた瞬間、大きなストレスからの解放と、納得できる補償額を勝ち取れたことで、一気に力が抜けました。
相手が拒否した場合は、実際に少額訴訟することも覚悟していたので、本当に安心しました。
AIは頼れる相棒!素人でも大金星を挙げられる!
思いがけないトラブルは、突然やってきます。
「誰かに相談したい!」
と思ったとき、その「誰か」が、豊富な知識と的確なアドバイスで、いつでも自分の側にいてくれたら?
AIは、24時間いつでも気軽に話しかけることができる「ベストな相談相手=相棒」になり得ます。
しかも、相談に対して、単に「大変だねぇー」と共感だけを示したり、「このような情報がありますよ」と知識だけを提示するわけでありません。
相談内容に応じた知識を持つ「専門家」として、そして時には主体的に戦略を立ててくれる「優秀な相棒」として寄り添ってくれます。
私の場合は、最初からAIに「交渉のプロになってもらおう!そのためには適切なプロンプトを作成して⋯」と道筋立てて進めていたわけではありません。
それでもAIに必死で壁打ちしていたら結果的に、「たとえ専門知識がなくても、AIを味方にすれば、大手管理会社とも対等に交渉できる」という貴重な成功体験を得ることができたのです。
AIは情報を調べたり、文章を整理したりするだけではなく、管理会社という「本物のプロ」相手に、交渉で渡り合える超優秀な相棒。
このことに気付けたことが、トラブルを理想の形で解決できたこと以上に、大きな収穫だったと思います。
この記事が、皆さんのトラブル解決の一助になれば嬉しいです。
※今回紹介する事例はあくまでも一例です。トラブルの内容や前提条件によっては、同じような結果になるとは限りません。AIは頼れる相棒ですが、100%信用するのではなく、あくまで「一つのアドバイス」として捉え、最終的には自分で判断しましょう。
※ご自身で解決することが難しいと判断した場合は、法律相談などを活用し、早めに専門家へ相談することをおすすめします。