- 投稿日:2026/01/01
- 更新日:2026/01/03
1. はじめに:なぜあなたの発信・商品は届かないのか?
はじめまして、ようたです。本業エンジニアの傍ら、YouTube運営(登録者1.5万人)や企業のSNS運用代行をしています。また、新橋・池袋オフィスでSNS運用オフ会を主催しています。
オフ会で多くの方とお話しする中で、SNSに限らず、ブログや実店舗運営など、あらゆるビジネスで「伸び悩み」を感じている方にはある共通点がありました。
それは、「自分が見てほしいものを発信・販売している(自分軸)」ということです。
厳しい現実をお伝えすると、「自己満足の発信や商品」で数字(売上・集客)を上げるのは、とても難易度が高いです。
今回は、私の経験をもとに、SNSはもちろん、ブログや実業にも使える「確実にターゲットに届けるための5つのステップ」をまとめてみました。
2. 【思考法】ラーメン屋の悲劇から学ぶ「マーケットイン」
まずは具体的なノウハウの前に、一番大切な「考え方」の話をします。ここを間違えると、どんなテクニックを使っても失敗します。
わかりやすく「ラーメン屋(実店舗)」で例えてみましょう。
・「俺のラーメンは一番うまい」と味に絶対の自信
・出店場所:人通りのない山奥(コスト削減のため)
・結果:そもそも知られるきっかけがなく、失敗する
◼︎成功する店主B(マーケットイン)
・味はそこそこ、高級食材も使わない
・出店場所:お客さんのいるところ
・戦略:お客さんが求めているラーメンを作ることに専念
・結果:店主Aより売上が高い
解説:店主Aは「自分」を見ていますが、店主Bは「お客さん(市場)」を見ています。
極端な例ですが、イメージなのでご了承ください。
実際にブログやSNSも同じです。「自分が書きたい記事」「自分が作りたい動画」ではなく、「お客さんがいる場所で、お客さんが求めていること」を提供するのが成功確率を上げる鉄則(マーケットイン)です。
3. 実践!数字を上げるための5ステップ(魚釣りの法則)
では、具体的にどうすればいいのか?私のYouTube運用を事例にしていますが、ブログなら「記事作成」、店舗なら「出店・商品開発」に置き換えて読んでみてください。
「魚釣り」の法則で5つのステップを解説します。

ステップ1:キーワード設計(釣り場選び)
「魚がいない生簀(いけす)で釣りをしていませんか?」
まずは、需要(ボリューム)がある市場を探します。どんなに良い記事や商品でも、検索する人や欲しがる人がいなければ意味がありません。
・やるべきこと:自分のジャンルに需要があるか調べる
・使うツール:Googleトレンド、ラッコキーワードなど
・おすすめテーマ:お金、健康・美容、キャリア、人間関係(普遍的な悩み)
ステップ2:競合・企画調査(釣れている人の観察)
「なぜあの人は釣れて、この人は釣れないのか?」
市場を決めたら、すでにそこにいる「先輩たち(競合)」を分析します。
ブログなら「検索上位の記事」、店舗なら「繁盛店」、SNSなら「人気アカウント」です。
◼︎見るべきポイント
・「知名度がないのに、数字が回っているコンテンツ」を探す。これが「企画の力」で勝っている事例です。
・数字が取れているものと、取れていないものの「差(タイトル、見せ方、価格設定など)」の共通点を見つけて言語化する。
また、多くの方は「成功例」ばかり真似しますが、「失敗例」も見て、反面教師にすることが最短の近道です。「読みにくい文章」「入りにくい店構え」など、失敗の共通点を避けるだけで質は上がります。
※これらは、魚や釣り人がいないと成り立ちません。改善しながら成長できる環境を見つけましょう。
ステップ3:ターゲット・ペルソナ設計(魚の習性を知る)
「その魚は、どんな餌を求めている?」
Yahoo!知恵袋やSNSのコメント欄を見て、ターゲットの「本音(インサイト)」を探ります。
「何に悩み、何に怒り、何を求めているのか?」を徹底的に言語化しましょう。
魚(相手)を知ることで、それに適した餌と仕掛けが準備できます。

ステップ4:商品設計(極上の餌と仕掛けを作る)
「既視感のある餌には食いつかない」
リサーチした内容をもとに、コンテンツ(動画・記事・商品)を作ります。
完全に真似る(パクる)のはNGですが、「売れる型(フォーマット、仕掛け)」は真似してOKです。別の似た魚のいる釣り場から仕掛けを仕入れてみるものありです。
そこに、競合にはない「あなただけの体験」や「強み」をひとつまみ加えましょう。
ステップ1〜4で得た要素を掛け合わせることで、競合にはない強力な餌と仕掛けが手に入ります。
ステップ5:制作・リリース(釣り糸を垂らす)
「完璧じゃなくていい、60点で出せ!」
ここが一番重要です。多くの人が「完璧な動画」「完璧な記事」「完璧な商品」を作ろうとして挫折します(昔の私がこれでした)
しかし、リサーチ(ステップ1〜4)さえしっかりしていれば、制作物は「60点」で十分です。
ターゲットが見やすい・使いやすい最低限の品質か?
不快な要素(手ブレ、低画質、誤字脱字、接客の悪さ…etc)はないか?
これだけクリアしていれば、まずは市場に出して反応を見ましょう。
4. まとめ:準備の段階で勝負は決まっている
ここまでの5ステップを振り返ります。
1.キーワード設計(魚がいる場所に行く)
2.競合調査(釣れる仕掛けを知る)
3.ペルソナ設計(魚の好みを知る)
4.商品設計(食いつく餌を作る)
5.制作・リリース(実際に糸を垂らす)
お気づきでしょうか? 実はコンテンツを作る(ステップ5)前の、準備段階(ステップ1〜4)で勝率はほぼ決まっています。
※私は「勝てる勝負(魚がいる、釣れる仕掛けがある)」と確信した時しか参入しません。

5. 配られたカードで勝負する
ここまで読んで、「難しそう…」と思った方もいるかもしれません。
しかし、最初から全て完璧にこなす必要はありません。
「相手が知りたいこと・欲しいもの」に目を向けること。
そして、今できる範囲で「小さくてもいいから続ける」こと。
まずは、これらを意識してみてください。
マーケティングに正解はありません。泥臭く市場と向き合って、失敗と改善(PDCA)を繰り返し続けた人だけが、その先にある「数字」と「ファン」を掴むことができます。
6.最後に:今日からできるアクションプラン
初心者が今日からできるアクションプランをまとめました。
1.自分のジャンルの「検索ボリューム」を調べる
→Googleで検索窓に単語を入れた時、どんな予測変換(サジェスト)が出るか見るだけでも立派なリサーチです。
2.ライバルの「コメント欄・口コミ」を読む
そこに「もっと○○について知りたい!」「××が分かりにくかった」という宝の山(需要・ニーズ)が眠っています。
まずは「自分語り」を止めて、「リサーチ」から始めてみましょう!
みなさんの発信やビジネスが、自己満足から「価値提供」へと変わるきっかけになれば幸いです。
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