- 投稿日:2026/01/05
今回のテーマは、
「メンタル不調を防ぐ考え方と、不調時の適切な向き合い方」です。
全4回シリーズで
・メンタル不調を「予防する視点」
・不調が起きたときの「正しい対処」
・本人・上司・組織が、それぞれできること
を順番に整理していきます。
メンタル不調を防ぎながら、
自己投資・昇給・転職・FIRE・フリーランスなど、
挑戦や成長を長く続けるための考え方を整理するものです。
第2回となる今回は、
「回復のきっかけ」と「予防の考え方の全体像」
になります。
前回は、メンタル予防の目的と、
不調の「現実」について整理しました。
今回は、
「では、どうすれば回復できるのか」
「どうすれば予防につなげられるのか」
その全体像を共有します。
回復のきっかけは、
特別な治療や強い意志ではありませんでした。
誰かの一言、
話を聞いてもらえた安心感、
「一人で頑張らなくていい」と思えたこと。
回復は、静かに、少しずつ進んでいきました。
第1章;うつ病が治ったきっかけ
振り返ってみると、
回復のきっかけは一つではありませんでした。
【① 家族の支えがあって、徐々に立ち直った】
この画像は、
家族の支えによって、少しずつ立ち直れた過程を表しています。
本業で結果を出そうとしてきた人ほど、
副業や転職で成長しようとしている人ほど、
「動いても成果がでない自分」を責めてしまいます。
私の場合は、休業した1年間は、
働けない自分が、本当に辛かった。
長女に弱音を吐いたとき、返ってきた言葉は、
「今まで長い間、一生懸命に働いてきたんだから、
少しの間、休めばいいよ」
その一言で、
張りつめていた気持ちが、すっと緩みました。
また、中学生の同級生の奥さんが
昔から私を「やっしゃん」と呼んでくれていて、
「やっしゃんの病気は、私が治す」
この言葉も、
本当に心強かったです。
眠れず、夜中にパニック障害を起こしたとき、
次女は何も言わず、
ただ黙って背中をさすってくれました。
「手当て」って、すごいですね。
背中に手を当てるだけで、
呼吸が整い、気持ちが落ち着く。
この画像で伝えたいのは、
人は「一人で強くなる」のではなく、
「支えられることで回復していく」という事実です。
回復は、
一人で頑張った結果ではありません。
誰かに弱さを見せ、
受け止めてもらえたことが、
最初の一歩になりました。
【② リワークでの体験】
ここからは、「専門的な支援」が
どのように回復につながったかをお話しします。
次は、リワーク(Return to Work)での体験です。
リワークは、復職のためのリハビリ施設。
Wave1〜Wave5まで段階があり、
・ストレス対処法
・思考のクセの整理
・仲間とのグループワーク
などを行います。
正直に言うと、最初は行きたくありませんでした。
「リワークに行くと、復職が4か月遅れる」
そう思っていたからです。
でも結果的に、
ここが立ち直る最大の転機になりました。
同じ病気を経験した仲間、
カウンセラーやアシスタントの方々。
ここで初めて、
「弱さを吐き出してもいい」
と思えるようになりました。
塗り絵のレクリエーションでは、
完成した絵を見て、みんなが褒めてくれました。
そして初めて、
自分で自分を褒めることができた。
ここで気づいたのが、
「自己肯定感は、回復と予防の土台」だということです。
第3章;メンタル不調を防ぐ考え方(全体像)
ここからが、
今回のテーマの「予防」につながる本題です。
【予防の考え方の全体像】
予防の考え方として、
いくつかの視点があります。
この画像は、うつ病を経験して気づいた
「メンタル不調にならないための7つの考え方と行動」
の全体像です。
ここでは、
まず全体像だけを共有します。
具体的な考え方と行動は、
次回で一つずつ整理していきます。
① ネガティブな感情をコントロールする
② 自己肯定感を少しずつ積み上げる
③ 第3の居場所を持つ
④ 人と比べず、過去の自分と比べる
⑤ 完璧主義を手放し、強みで勝負する
⑥ 人に頼ることを弱さと思わない
⑦ 心と体は一体。生活リズムを整える
大切なのは、
「不調になってから何とかする」ではなく、
不調になる前の“考え方のクセ”に気づくこと。
今回は、まず、全体像の①と②をお伝えします。
【① ネガティブな感情をコントロールする】
この画像で一番伝えたいのは、
この一文です。
感情は「出来事」ではなく
「受け取り方(解釈)」から生まれる
例えば、上司に呼ばれたとき。
・Aさんは「怒られるかも」と不安になる
・Bさんは「相談かな」と落ち着いている
同じ出来事でも、
解釈が違えば、感情は全く変わります。
私自身も、
・仕事ができない=自分はダメ
・休んでいる=迷惑をかけている
・将来が見えない=人生終わった
そんな無意識の解釈で、
自分を追い込んでいました。
この画像の右側にある
「今日からできること」。
・考えを書き出す
・思い込みに気づく
・感情に飲まれない
これは、
「メンタル不調を防ぐ“最初の一歩」です。
最後に、
今日の内容と深くつながる推薦図書を紹介します。
この本は、
認知行動療法を全く知らない人でも大丈夫な一冊です。
専門知識は不要で、
読んで、書いていくだけで、
・自分の考え方のクセに気づき
・感情に飲み込まれにくくなり
・少しずつ、感情をコントロールできるようになります。
「不安になる自分を責める」のではなく、
「そう感じている理由」に気づくための本です。
誰でも、自分のペースで取り組めるので、
今日の内容を実践したい方には、とてもおすすめです。
【② 自己肯定感を少しずつ積み上げる】
この画像で伝えているのは、
自己肯定感を育てるには、
「2つの柱」が必要だということです。
① 小さな成功体験を積み重ねる
② 知識と経済の基盤を固める
① 小さな成功体験を積み重ねる
・今日できたことを認める
・小さな目標を立てて達成する
・自分で自分をねぎらう
ここで大事なのは、
「世間的にすごいか」ではなく
「昨日の自分より一歩進んだか」。
リベで言えば、
・今日も作業に向き合った
・1行でもブログを書いた
・学長動画を最後まで見た
それだけで、十分「前進」です。
② 知識と経済の基盤を固める
・読書・学びで視野を広げる
・お金の知識を身につける
・生活防衛資金を持つ
私自身、働けなくなったとき、
一番不安だったのは 「お金」 でした。
生活防衛資金があるだけで、
心の余裕は本当に変わります。
この2つの柱を育てることで、
「逆境や問題にも、
心が折れずに向き合える力を持つ」
ことができます。
この画像は、2つの柱に対しての補足になります。
自己肯定感は「気持ち」ではなく、
日々の積み重ねで育つものだということです。
・自分のために頑張っているのは、他の誰でもなく自分
・だからこそ、自分を褒めるクセをつける
・仕事以外に、楽しい・没頭できる時間を持つ
・1日1回でいいので、自分にご褒美をあげる
リベの方は、
「まだ足りない」「もっとやらないと」と
できていない点に目が向きがち です。
でも本当は、
今日ここまで頑張ってきた自分を
ちゃんと認めることが、心を守る第一歩になります。
2つ目の柱は、
「知識と経済の基盤を固める」 こと。
・知らない → 不安がどんどん膨らむ
・知っている → 選択肢が見えてくる
私自身、働けなくなった時に
一番不安だったのは「お金」でした。
収入が止まるかもしれない
先が見えない
家族に迷惑をかけるかもしれない
でも、生活防衛資金やお金の知識があるだけで、
心の余裕は本当に大きく変わります。
📘 おすすめ図書
『難しいことはわかりませんが、
お金の増やし方を教えてください!』
正直、
「もっと早く読んでおけばよかった」と思いました。
難しいことは書いていません。
でも、不安が一つ減る という意味で、
心を支えてくれる一冊です。
自己肯定感は、
気持ちではなく
積み上げた事実 から生まれます。
🗣️ビルドくん × ヤスの会話
ビルドくん
「ヤスさん、回復の話と予防の話が、
ちゃんとつながりました」
ヤス
「うん。治ったきっかけと、
不調を防ぐ考え方は、実は同じ根っこなんだよ」
ビルドくん
「“考え方のクセ”ですね」
ヤス
「そう。頑張れる人ほど、
無意識に自分を責めるクセを持ってる」
ビルドくん
「まずは気づくこと、ですね」
次回 No.3 では、
「メンタル不調にならないための 7 つの考え方と行動」
の続き③~⑦をお伝えします。
本日は以上です。
「これ、自分もやってるかも…」
そう感じた方は、
ぜひコメント欄に一言だけでも書いてみてください。
今日も一緒に、
一歩ずつ進んでいきましょう 🌱
ご興味があれば、
次回No.3「メンタル不調にならないための7つの考え方と行動」
の続きも読んでいただければ幸いです。