- 投稿日:2026/01/10
- 更新日:2026/01/11
「家族葬」と聞くと、多くの人が「こぢんまりとしていて、費用も抑えられる、心温まるお見送り」というイメージを思い浮かべるのではないでしょうか。義母を見送るその日までは、私もそう信じていました。
昨年の夏、義母が亡くなり、参列者は夫と義理の姉、そして私の3名だけという、とてもシンプルな家族葬(1日葬)を執り行いました。しかし、葬儀社へ支払った最終的な金額は、なんと115万円(※僧侶へのお布施は別途かかります)。この金額には、正直なところ本当に驚きました。
この記事では、私の実体験から「こんなにかかるの???」と感じた、想定外の出費の内訳をご紹介します。この記事が、いざという時に冷静さを保つためのお守りのような存在になれば、と願っています。
(※地域は関東。ひだまり葬祭と比較してもさほど高いと感じる葬儀社ではありません。)
1. 想定外の出費①:夏の長期安置でかさんだ「ご遺体管理費用」
今回の葬儀で、最も大きく、そして最も想定外だった費用が「ご遺体の管理」に関するものでした。
義母が亡くなったのは猛暑の夏。僧侶の方のご都合で、葬儀は9日後に執り行うことになりました。その結果、ご遺体を綺麗な状態で保つための費用が積み重なっていきました。具体的な内訳は以下の通りです。
遺体の管理料: 15,000円/日 × 9日間 = 135,000円
エンバーミング(遺体衛生保全): 170,000円
ラストメイク: 40,000円
この項目だけで合計: 345,000円
夏の暑い時期だったこともあり、これらの処置は避けられないものでした。ここで痛感したのは、自分たちではコントロールできない要因が、費用を大きく左右するということです。葬儀の日程という外部の事情によって、これだけの費用が上乗せされる現実は、悲しみの中にいる家族にとって無力感と大きな驚きをもたらしましたが、受け入れるしかありませんでした。
2. 想定外の出費②:「最後だから」という気持ちが生んだ「アップグレード費用」

当初は「基本セットで十分」と考えていました。しかし、混乱した頭と悲しみの中で、私たちはただ、義母のために最善を尽くしたい気持ちが強くなりました。
これは、冷静な「計画」と、悲しむ「心」のせめぎ合いなのだと思います。葬儀の準備は、人生で最も感情的な状況下で行われる、数少ない大きな金銭的決断の一つです。私たちの場合、実の娘である義理の姉の「故人らしさを大切にしたい」という強い思いを尊重し、いくつかのアップグレードを行いました。
女性らしい葬送衣装への変更: プラス15,000円
故人が好きだった色の収骨器への変更: プラス45,000円
「最後にしてあげられることだから」という愛情は、予定外の出費に直結します。これは故人のため、そして何より、遺された家族が心に区切りをつけるために必要な選択だったと感じています。
3. 想定外の出費③:基本セットには含まれない「祭壇の生花」
もう一つ、意外と高額で驚いたのが祭壇に飾る生花でした。
葬儀のイメージとして当たり前のように思い浮かぶ祭壇の花ですが、私たちの場合は少な目でしたがそれでも約12万円かかりました。これは、期待と現実の間にあった大きなギャップです。「基本セット」という言葉から、祭壇を彩る生花も当然含まれているものだと無意識に思い込んでいました。
ここで得た教訓は、「セットプラン」の中身をしっかり確認することの重要性です。故人を偲ぶ空間に不可欠だと思っていたものが、実は高額なオプションだったのです。基本セットにあったのは生花ではなく造花。それを受け入れられれば費用を調整できるポイントにはなります。「何が含まれていて、何が含まれていないのか」を最初に問う冷静さが必要でした。
Conclusion: 事前に知ることで、心穏やかな選択を

参列者は、たった3人。それでも、私たちの「シンプルな家族葬」は、気づけば100万円を超えていました。ご遺体の安置という避けられない事情。そして、「最後だから」という家族の愛情。それらが一つ一つ積み重なった結果です。
突然やってくるその時に、完璧に冷静な判断をするのは本当に難しいことです。私自身の体験を最後にまとめさせてください。
急にやってきた葬儀の体験、頭が混乱しましたが、事前に知ることで少しは落ち着いて選択が出来ると思います。
リベシティにはひだまり葬祭という安心できる葬儀社もあります。
宿題リストにもあるように、事前に見積もりを取っておくのもいいかもしれません。
この記事が、いつか必ず訪れる誰かのもしもの時に、少しでも心穏やかに、そして納得のいく選択をするための一助となることを心から願っています。
