- 投稿日:2026/01/12
- 更新日:2026/01/12
新成人の皆さんへ|仕事が続かない不安を抱えるあなたに
新成人の皆さん、ご成人おめでとうございます。
これから社会に出る人、すでに働き始めている人、進路に迷っている人。
いろいろな立場の方がいると思います。
今日は、「仕事が続かない」「何度も仕事を辞めてしまった」私自身の経験から、大人になる途中で悩み続けてきたこと、そして発達障害と分かってから見えてきた「自分に合う仕事」**について書きます。
もし今、
「仕事が向いていない気がする」
「社会に出るのが怖い」
「自分はダメなんじゃないか」
そんな気持ちを抱えているなら、少しだけ読んでみてください。
いろいろな仕事を経験したけれど、続かなかった
私はこれまで、
警備員、公務員のパート、パソコン教室のアルバイト、倉庫業、介護のパートなど、いくつもの仕事を経験してきました。
どの仕事も、最初は「今度こそ頑張ろう」と思って始めています。
それでも長く続けることはできませんでした。
辞めた理由で一番多かったのは人間関係です。
特に強く記憶に残っているのは、上司からのパワハラで追い詰められた職場でした。
パワハラで心と体が動かなくなった日々
その職場では、毎日強い言葉を浴びせられ、少しずつ心が削られていきました。
ある朝、布団から起き上がれなくなりました。
「行かなきゃ」と思うのに、体がまったく動かない。
職場の近くまで行ったのに、動悸がして、息が苦しくなり、そのまま家に帰ったこともあります。
「仕事に行けない自分は甘えているだけなんじゃないか」
そう思いながらも、どうしても無理でした。
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仕事が続かない自分は根性がないと思っていた
当時の私は、
「仕事が続かない=自分が悪い」
「逃げるのは弱いこと」
そう信じていました。
家族からも
「どうしてすぐ辞めるのか」
「もう少し我慢できないのか」
と問い詰められました。
そのとき、私は何も言い返せませんでした。
自分自身が、一番そう思っていたからです。
20代から30代にかけては、人生で一番つらい時期でした。
周りは普通に働き、キャリアを積んでいるように見える。
それに比べて自分は、転職を繰り返し、何も積み上がっていない気がしていました。
発達障害と診断されて、ようやく腑に落ちた
そんな中で病院を受診し、発達障害があると分かりました。
診断を受けたときの気持ちは、
ショックとホッとした気持ちが半々でした。
「やっぱり自分は普通じゃなかったんだ」という思いと同時に、
「だから仕事が続かなかったのか」と、初めて納得できた感覚がありました。
それまで私は、
環境が合わなかったのではなく、
自分の努力や根性が足りないせいだと思い込んでいました。
でも実際は、
特性と合わない環境で、無理に頑張り続けていただけだったのです。
診断をきっかけに、
自分を責め続けていた気持ちは、少しずつ落ち着いていきました。
障害者雇用で見つけた、自分に合う仕事
現在、私は事務の仕事をしています。
障害者求人で就職し、「できないこと」に対しても、事前に配慮してもらえる環境です。
黙々と作業することが多いですが、
最終的にはチームの役に立つ仕事です。
決して楽ではありません。
きついと感じる日もあります。
それでも、
「すごい、こんなこともできるんだね」
「早くできて助かったよ」
そんな言葉をかけてもらえるようになりました。
毎日、少しずつ「できること」が増えていく。
その積み重ねが、今の私の自信になっています。
仕事を辞めることは「逃げ」じゃない
今だから言えます。
合わないと思ったら、逃げてもいい。
それは、決して逃げではありません。
大切なのは、辞めたあとです。
辞めっぱなしにするのではなく、
なぜ辞めたくなったのか
何がつらかったのか
どこが自分に合わなかったのか
これを考える時間を持ってほしい。
私はそれを「自分会議」と呼んでいます。
この自分会議を重ねることで、
「自分はこういう環境が苦手なんだ」
「こういう働き方ならできそうだ」
という輪郭が、少しずつ見えてきます。
新成人に伝えたいこと|ゆっくりでいい
世の中には、本当にいろいろな人がいて、いろいろな仕事があります。
若いうちにそのことを知れたのは、今思えば大きな財産でした。
焦らなくていい。
比べなくていい。
遠回りでもいい。
仕事が続かない経験も、転職を繰り返した時間も、
すべてが無駄になることはありません。
あなたに合う場所は、きっとどこかにあります。
ゆっくりでもいいから、自分に合う仕事を探していってください。
新成人の皆さんのこれからが、
少しでも自分にやさしいものになりますように。
心から応援しています。