- 投稿日:2026/01/30
はじめに
これまで私は、業務効率化や資料作成の相棒として、ずっとChatGPTを使ってきました。
正直に言うと、Geminiは「名前は聞くけど、あまり触っていない存在」でした。
ところが、Nano Banana Proの登場をきっかけにGeminiを使う機会が増え、Googleカレンダー、ToDoリスト、KeepなどのGoogleサービスと組み合わせて使う中で、
「あれ?Googleの中で使うGemini、思っていた以上に便利では🤔?」
と感じ始めました。
特に気になったのが、スプレッドシートのサイドパネルで使えるGemini。
以前から話題にはなっていたものの、
👤「実際、何ができるの?」
👤「ChatGPTと何が違うの?」
という疑問が残ったままでした。
そこで本記事では、
2026年1月時点でスプレッドシートのGeminiサイドパネルで
何ができるのかを、実際に調べて・試して・使ってみた結果をまとめています。
これからの勉強会資料として使うことも想定しつつ、
同じように「気になっているけど使っていない」方の助けになればと思い整理しました。
ひとつでも「これ、いまから使えそう」と思える使い方が見つかればうれしいです。
1. 前提:Geminiサイドパネルを使うには?
Geminiサイドパネルは、すべてのユーザーが使えるわけではありません。まずは環境を確認しましょう。
利用条件: Google OneのGoogle AI Proプランや、Google Workspaceの有料プラン(Standard/Plus)などの契約が必要です。
→どちらとも試用期間があるため、まずは無料で試してみましょう
試すだけならリスクはなし!気になるならまずやってみる👍️
※自動更新だけ気をつけてください⚠️
私は、Google AI Proを1ヶ月間試しに使い、いまは3ヶ月間、月950円のキャンペーン?を利用しています。ただ、最初の目的はNano Banana Pro🍌を使うことが目的でした!
確認方法: スプレッドシートを開き、画面右上の「✨(キラキラアイコン)」をクリックしてサイドパネルが開けば準備OKです。
言語設定: 基本的に日本語で対話できますが、複雑な操作指示などは英語の方が精度が高い場合があるそうです。
2. 何ができるの? 基本の「4大機能」
初心者の方がまず覚えるべきは、以下の4つの基本操作です。
表・テンプレートの作成: 「プロジェクト管理表を作って」と指示するだけで、ヘッダーやサンプルデータが入った表が一瞬で完成します。
数式・関数の生成: 「A列の日付から四半期ごとの売上合計を出して」と頼めば、適切な関数を提案してくれます。
データ整理(クレンジング): 表記ゆれの統一や、住所の分割などをAIが補完してくれます。
分析・グラフ化: データを読み込み、「売上の傾向は?」「異常値はある?」といった洞察(インサイト)を得たり、グラフを作成したりできます。
3. 【実践編】明日から使える活用事例33選
ここからは、具体的な業務シーン別の活用法を一挙に紹介します。ご自身の業務に近いものから試してみてください。
【表作成・準備】ゼロから一瞬で枠組みを作る
テンプレート生成: 「イベント予算管理表」「家計簿」など、一般的な形式の表を作成。
💭 例):「売上管理表を作成して」
🐹「実務で使うなら見出しは指定すると良さそう。作成してからあとから変更するでもよし!」
カスタム表の設計: 「Instagram広告管理表(列:CP、インプレッション、クリック数)」のように具体的に指示して作成。
ダミーデータの作成: 関数のテスト用に、架空の顧客リストや売上データを生成させる。
💭 例):「ダミーデータを10件作成して」
列の追加提案: 既存の表を見て、「このタスク表に『優先度』と『担当者』の列を追加して」と構造を拡張。
💭 例):「この売上管理表のG列に税込の金額を挿入したい」
アイデア出し(ブレスト): 「YouTubeの動画企画案をリスト形式で30個出して」と壁打ち相手にする。
🐹「これをわざわざサイドパネルでやる必要は無さそうだけど、表まで一気に作成してくれるのは便利かも!」
【データ整理】面倒な手作業を自動化する
表記ゆれの統一: バラバラな全角・半角や、(株)の有無などを統一する
→解説を読むと置換を使って表記ゆれを統一してくれているイメージ🤖
💭 例):「個人(名前様)を〇〇様となるように抜き出してほしい。名前様の名前は変数なのでうまく置換してほしい
空白・不要文字の削除: セル内の余計なスペース削除や、電話番号のハイフン補完。
💭 例):「F列の自宅という文字と/を削除して」
プルダウン(入力規則)の設定: 「D列を『完了/未完了』のプルダウンメニューにして」と設定させる
💭 例):「B列をプルダウンにして」
条件付き書式の設定: 「気温が0度以下の行を赤くして」など、条件に応じた色付けを指示。
💭 例):「E列で単価が〇〇円以上は、条件付き書式設定で黄色に。F列で売上金額が△△円以上は、条件付き書式設定で赤色に。赤色が優先。」
スマートフィル(抽出): 住所列から「都道府県」だけを抜き出す作業をAIに学習させて自動入力。
💭 例):「スマートフィル機能を使ってB列の商品名をカテゴリ分けしたい。C列に新たに列を挿入して見出しをカテゴリにする。カテゴリ分けしたものをC列に追加して」
【数式・関数】脱・関数アレルギー
数式の生成: 「売上が平均以上の行をカウントする数式を作って」と指示。
高度な条件検索: VLOOKUPやXLOOKUPが必要な複雑な参照処理を、やりたいことベースで依頼。
💭 例):「J列の担当者をもとに担当者別の売上金額と売上件数を作成して。新たな表はM列に追加して。」
数式の解説: 他人が作った複雑な数式を選択し、「この数式は何をしているの?」と解説してもらう。
エラー修正: #REF!などのエラーが出ているセルについて、原因と修正方法を聞く。
クロスシート参照: 別シートのマスタデータを参照する数式を構築させる。
【分析・可視化】データから「答え」を見つける
シートの要約: 巨大な表を読み込ませ、「これは何のデータ?重要なポイントは?」と要約させる。
トレンド分析(Deep Thinking): 「利益率が低下している要因は?」など、複数要因が絡む分析を行わせる。
グラフの提案: 「このデータに最適なグラフの種類は何?」と相談し、提案を受ける。
💭 例):「このデータに最適なグラフの種類は何?」
グラフの作成: 提案に基づき、棒グラフや折れ線グラフなどを実際に作成・挿入させる。
💭 例):「カテゴリ別の売上構成を示す円グラフを作成して」
🐹「一部情報に「グラフやAI関数は「自動更新」されない」という情報がありました。しかし、情報はどんどん更新されていて、グラフは更新されるようになっていました!」
ピボットテーブルの補助: 集計に必要なピボットテーブルの設定方法を聞く。
【連携・参照】外部データをシートに集約する
Gmailから表作成: 「@[件名]の見積もりメールを参照して、比較表を作成して」と指示。
Googleドライブ(資料)から表作成: 「@[議事録ファイル]を参照して、決定したタスク一覧を表にして」と指示。
メール文面のドラフト作成: 顧客リスト(名前・購入品)を参照して、一人ひとりに合わせたお礼メール文案を作る。
画像生成: プレゼン資料やイメージボード用に、シート上で画像を生成して挿入する。
【業務別シナリオ】職種ごとの具体的活用

🐹「業務別シナリオをすべて試したわけではありませんが、AIの推論力を使っていろいろなことに活用できそうです」
【営業】リードスコアリング: 顧客リストを過去の成約傾向と比較し、優先度(S/A/B)を判定させる。
【マーケティング】アンケート分析: 自由記述の回答を「ポジティブ/ネガティブ」に分類し、改善点を抽出(AI関数活用)。
AI関数とは?
=AI(”文字列”,範囲)
【人事】採用スクリーニング: 候補者の経歴書(PDF等)を参照し、募集要項との適合度を判定・一覧化。
【CS】問い合わせ分析: 問い合わせログから「今月急増しているクレーム内容」を特定する。
【PM】リスク分析: 進捗表から「遅延しそうなタスク」や「リソース不足のリスク」を洗い出させる。
【上級・応用】さらに使いこなす



Apps Script (GAS) の下書き: 「このシートをPDF化してメール送信するスクリプトを書いて」とコード生成。
💭 例):「グラフを毎月PDFにしてメールに送信したい。GASコードを生成して」
🐹: 「思ったよりも簡単にコードを書いて、PDF→メール送信までできました😲簡単なGASならサイドパネルで十分そうです💡」
マニュアル作成: 業務フローを表にまとめた後、それを元に新人向けマニュアルの構成案を作らせる。
Gem(カスタムAI)の活用: 「データ分析官」「校正係」など、特定の役割を持たせたカスタムGemを呼び出して作業させる。
サンプル配布
サンプルがご覧になりたい方、もしくは作成したGASを試したい方は
ファイルをコピーして試してみてください🐹
4. 注意点:Geminiの「苦手」を知っておこう
非常に便利なGeminiですが、万能ではありません。以下の「2つの鉄則」を守りましょう。
計算そのものをさせない: AIは計算機ではなく「言葉の確率モデル」です。「合計していくら?」と聞くと、もっともらしい嘘(ハルシネーション)をつくことがあります。「合計を出す数式を作って」と頼み、計算はスプレッドシートにやらせるのが正解です。
複雑な指示は分ける: 一度の指示ですべてをやろうとせず、「まずはデータを整理して」→「次にグラフを作って」と段階的に会話しましょう。
まとめ
スプレッドシートのGeminiサイドパネルは、単なるヘルプ機能ではなく、「作業をサポートしてくれる『専属アシスタント』」です。
自分1人で手作業するよりも、サイドパネルを使うことで
スプシ作業が爆速に!!うまく活用してみましょう🐹
まずは、手持ちのシートを開いて「このシートを要約して」と話しかけるところから始めてみてください。とにかく使ってみること♪
おわりに:お願い🙏
✅️ この記事が少しでも役に立ったと感じたら、つぶやきでシェア、コメントやいいね、ブックマークをよろしくお願いします✨️次の記事を作る励みになります🐹✨️
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これからもスプシの関数や便利な情報について記事を投稿していき、少しでもスプシへのハードルを下げていきたいと思っています✨️
この記事がスプシのトリセツの目次(まとめ記事)になりますので
👇️こちらの記事のブックマークをおすすめします👍️
【保存版】スプシのトリセツ〜見て・触って・覚える!初心者のためのスプレッドシート練習帳付〜【目次】
随時、更新していきます🐹
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
何かわからないことなどありましたらお気軽にコメントやDMください📥️✨️