- 投稿日:2026/01/27
- 更新日:2026/01/30
1. はじめに(自己紹介)
はじめまして。薬剤師のきよと申します。
本記事では、薬剤師免許を持つ立場から、市販薬に関する情報をできるだけわかりやすくお伝えします。
ロキソニンは非常に有名な痛み止めですが、市販薬だけでも複数の種類があり、違いが分かりにくいのが現状です。
「結局どれを買えばいいの?」という疑問に答えることを目的に、この記事を書いています。
2. 市販ロキソニンは全部で4種類
現在、市販されているロキソニンシリーズは主に次の4種類です。
ロキソニンS

ロキソニンSプラス

ロキソニンSプレミアム

ロキソニンSプレミアムファイン

いずれも**主成分は同じ「ロキソプロフェン」**ですが、追加成分の有無によって特徴が異なります。
3. ロキソニンSの特徴(基本はこれ)
ロキソニンSは、4種類の中で最も標準的な製品です。

有効成分:ロキソプロフェンのみ(単剤)
痛み止めとして非常にシンプル
ロキソプロフェンは、
効き目が比較的早い
胃への負担が比較的少ない(プロドラッグという性質)
といった特徴があります。
余計な成分が入っていないため、
副作用の原因が分かりやすい
まず試す薬として選びやすい
という点から、個人的には最もおすすめしています。
4. ロキソニンSプラスはどんな人向け?
ロキソニンSプラスは、ロキソニンSに
胃酸を中和する成分(酸化マグネシウム)
が追加された製品です。

そのため、
胃が弱い
ロキソニンSで胃の不快感を感じたことがある
といった方には選択肢になります。
ただし、最初から選ぶ必要はあまりなく、
まずはロキソニンSを試してからでも遅くはありません。
5. ロキソニンSプレミアムの注意点
ロキソニンSプレミアムには、痛み止め成分に加えて
催眠鎮静作用のある成分(眠くなりやすい)
が含まれています。

「痛みを抑えて早く寝たい」というニーズには合いますが、
眠気が出る可能性
車の運転や機械操作ができない
といった注意点があります。
そのため、万人向けではなく、最初の選択肢にはなりにくいと考えています。
6. ロキソニンSプレミアムファインという選択肢
ロキソニンSプレミアムファインは、
ロキソプロフェン
生理痛に配慮した成分(漢方など)
が組み合わされた製品です。

生理痛に対して
痛み止め
補助的な成分
を1つでまとめて使える点が特徴です。
コスト面では単剤+漢方の方が安い場合もありますが、
「選ぶのが大変」「手軽に使いたい」という方には合理的な選択肢だと思います。
7. まとめ:結局どれを選べばいいのか
簡単に整理すると、次のようになります。
ロキソニンS:基本はこれ。最もおすすめ
ロキソニンSプラス:胃が弱い人向け
ロキソニンSプレミアム:限定的な用途
ロキソニンSプレミアムファイン:生理痛用途なら選択肢
大切なのは、
「成分が多い=良い薬」ではないという点です。
8. おわりに(薬との向き合い方)
「薬」は症状を改善する一方で、必ずリスクもあります。
本来は、
生活習慣を整える
予防を意識する
ことが最も大切です。
薬はあくまで必要なときに、正しく使うもの。
その判断材料として、本記事が少しでもお役に立てば幸いです。
今後も、薬や健康に関する情報をわかりやすく発信していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、私はにくまんさんの記事を監修しております。
にくまんさんは【薬の知識】『解熱鎮痛薬』知っておくべきことをノウハウ図書館に投稿されております。
色々な種類の解熱鎮痛薬に関する特徴を分かりやすく解説してくださってます。お薬選びの参考に、知っておいて欲しい要点がまとめられているため、ぜひご一読ください♪