- 投稿日:2026/01/30
- 更新日:2026/01/30
皆様こんにちは😊
毎日のつぶやきと、たまにノウハウ投稿を楽しんでいるにくまんと申します。
私は本業はパチンコ店勤めですが、2026年1月現在は出向でドラッグストアで働いております。
まだまだ経験は浅いのですが、一般用医薬品(一部除く)を販売する為の資格『登録販売者』を取得しましたので、その勉強の中で学んだことを、皆様にも分かりやすく共有させて頂きたいと思います😊
はじめに 一般用医薬品の大前提
お薬は大きく分けて3つに分けられます。
病院でお医者様によって処方される『医療用医薬品』
薬剤師の指導を受けながら使用する『要指導医薬品』
そして、ドラッグストアなどで購入できる『一般用医薬品』です。
一般用医薬品には大前提があります。
それは『使用者自らが選択し、使用する』ことです。
医療用医薬品は必ずお医者様の診断の上で用いられますので、使用する者の勝手な判断で中断してはいけません。
要指導医薬品は、薬剤師から直接使用者に対して薬の説明がなされますので、その説明を理解した上で使用します。
一方一般用医薬品は、使おうとする者(もしくはその家族など)自身の判断で購入・使用されます。
薬剤師や登録販売者は情報提供を行うことはできますが、最終的に使用するか(購入するか)どうかは本人の判断となります。
ここが医療用と一般用の大きな違いです。
それだけに、使用者にも薬に対する理解が求められます。

鎮痛薬の代表的成分とその特徴
※注意点※
【使ってはいけない人】は、代表的なものを抜粋して記載しています。
持病や他の薬との飲み合わせ、成分量などで使用してはいけない場合や、注意を要する場合が多々ありますので、必ず外箱や添付文書等をご確認ください。
🔳アスピリン
サリチル酸系成分で、正式名称はアセチルサリチル酸。
鎮痛薬としては歴史が古く、元祖的存在の鎮痛成分となります。
古い薬だけに副作用が強めで『胃腸障害を起こしやすい』特徴があります。また『血液を凝固しにくくする』作用があります。
【使ってはいけない人】
・いかなる場合でも15歳未満の小児(重篤な副作用の恐れがある為)
※医療用は医師の判断で用いられることもあります。
・出産予定日12週以内の妊婦さん
最古の鎮痛剤と言われるアスピリンですが、それだけに他の新しい成分と比較した時に注意点が多く、積極的に推奨しづらい部分があります。
以下に代表的なものを挙げます。
①アスピリンは『インフルエンザ脳症』という重篤な副作用のリスクがあるため、インフルエンザの疑いがある人への使用は避ける必要があります。
②アスピリンには低用量で使用した場合に、『血液が凝固しにくくなる』作用を示すことがあり、誤って用量を少なく飲んでしまった場合に、思わぬ副作用の原因となることがあります。
③この後紹介する『イブプロフェン』と比較した場合、アスピリンよりイブプロフェンの方が高い鎮痛・抗炎症作用を示すことが、動物実験のデータより認められています。
薬の効き目には個人差がありますので、アスピリンで充分な効果を感じられ、胃腸障害なども無いのであればアスピリンで良いと思います。
ただ何を選べばいいのか分からない、という方には他の成分を推奨します。
【代表的な市販薬】
バファリンA

🔳イブプロフェン
抗炎症作用が強く、のどの痛みなどにも効果を発揮しやすいです。
他の鎮痛薬と比較して、成分の子宮への移行率が高く、生理痛への効果が高めと言われております。
ただし個人差もありますし、他の成分が生理痛に効果がないわけではありませんので、お好みで選んでいただいて大丈夫です😊
現に私の高1長女もイブプロフェンでは効果が薄く、ロキソプロフェン(いわゆるロキソニン)の方がよく効きました。
イブプロフェンは、鎮痛薬の中では代表的な成分だといえます。
【代表的な市販薬】
リングルアイビー(単剤なので個人的におすすめ)
イブシリーズ(後述する催眠鎮静成分入りが多いので注意)
【使ってはいけない人】
・15歳未満の小児
🔳エテンザミド
同じサリチル酸系であるアスピリンと比較して胃腸障害は少なめと言われています。
他の解熱鎮痛薬と比べて、痛みの伝わりを抑える働きが強い成分です。
他の解熱鎮痛薬では、痛みの発生自体を抑える働きが多いので痛みに対する作用が異なります。
その為、他の成分と一緒に配合されることが多い成分です。
【使ってはいけない人】
・水痘、またはインフルエンザにかかっている15歳未満の小児
【代表的な市販薬】
ナロン錠(後述する鎮静成分入りなので注意)
ノーシン錠
🔳アセトアミノフェン
コロナ期に話題となった『カロナール』というお薬の成分がアセトアミノフェンです(『カロナール』というのは商品名です)。
胃腸障害が少なく、7歳以上15歳未満の小児にも用いることができます。
(ただし成分量が多い場合、使えない商品もあります)
抗炎症作用が弱く、のどの痛みなどには効果が薄いです。
鎮痛成分の中では最も副作用の可能性が抑えられており、安心して選びやすい成分だと言えます。
ただし副作用が無いわけではありませんので、必ず添付文書の注意書きをご確認ください(お薬全般に言えることですが)。
【代表的な市販薬】
カロナールA
バファリンルナJ(7歳以上から使えるのが嬉しいです)
🔳ロキソプロフェン
いわゆる『ロキソニン』の成分です。
素早く痛みを抑える効果の高さから人気がありますが、『第1類医薬品』に分類される為、『薬剤師』がいる時間帯でないと購入できません。
ドラッグストアにいる資格者の大半は『登録販売者』ですので、『薬剤師』が不在となりがちな夜間や週末などには、購入できないことが多いと思います。
欲しい場合は、平日の夕方ごろまでに買いにいきましょう。
【代表的な市販薬】
ロキソニンS(私はこれを使用してます)
【使ってはいけない人】
15歳未満の小児
催眠鎮静成分入りの鎮痛薬はおすすめしない
催眠鎮静成分は、脳の興奮を抑えることで痛みを抑えるという働きがあると言われておりますが、依存性があるため含まれていないものを選択することを推奨します。
また痛みを抑える効果に関してもその有効性が疑問視されており、わざわざ依存リスクのある催眠鎮静成分入りの鎮痛薬を選ぶ理由はありません。
よくお薬に『◯◯プレミアム』みたいについているものには含まれていることが多いので、気をつけましょう。
プレミアムとついていると効果が高そうに感じますが、むしろ避けた方が無難です。(商品によります)
あと眠くなる成分が含まれる為、服用後の車の運転や機械操作などは、道交法で明確に禁止されています。
受験シーズンですが、受験生には絶対に避けて頂きたい成分です。
(子ども向けの製品にも含まれていることがあります!)
催眠鎮静成分入りの薬を飲むと薬の効果で眠気を催し、注意力や集中力が低下し、大きくパフォーマンスが低下します。
これらの症状が自覚できない場合が多いのも怖いところです。
🔳催眠鎮静成分の見分け方
上記の理由から、お薬を購入する時にパッケージの成分を見て頂きたいのですが、代表的な催眠鎮静成分は以下のとおりです。
・ブロモバレリル尿素
・アリルイソプロピルアセチル尿素
覚えられないと思いますので(笑)『◯◯尿素』と付いているものが催眠鎮静成分だとお考えください。
ちなみに成分が『◯◯尿素』と単体の『尿素』では全くの別物です。
後者は保湿成分となりますのでご注意ください。
薬はこういうややこしいものが多いです😅
その他知っておいて欲しいこと
🔳価格が高い=効果が高いは間違い
価格が高くなる理由は『含まれている成分が多い為』です。
複数の解熱鎮痛成分や先述した『鎮静成分』などが含まれることで価格が高くなります。
薬は基本的に人体にとって異物ですので、可能な限り必要最低限の成分だけに留めるべきです。
成分が多い=よく効くという単純なものではありませんので、必ずしも成立しません。
価格がお手頃な単剤(成分が一つだけ)のもので充分なことが多いと思いますので、プレミア感に騙されないようにご注意ください。
🔳15歳未満の小児は使えるものが限られている
鎮痛薬には、命に関わる重篤な副作用発生の恐れがある為、15歳未満の小児に使えないものも多いです。
今回挙げた代表的な成分でアセトアミノフェンの『バファリンルナJ』などは、7歳以上15歳未満の小児にも使用可能です。
添付文書をよく読んで、用法用量を守って使用しましょう。
もちろん成人の場合も同様です。
🔳薬物乱用頭痛について
頭痛持ちで頭痛薬を常時携帯されている、という方も多いと思います。
原則的に痛い時は薬を飲むべきですが、あまりに多用しすぎると痛みの感じ方に敏感になってしまい、却って頭痛が起こりやすくなる可能性があります。
月に10日以上(成分量によっては15日以上)、かつ3ヶ月以上常用している方は、薬物乱用頭痛のリスクが高いと言われておりますので、頭痛外来などを受診して、お医者様に相談されることを推奨します。
まとめ:個人的おすすめ解熱鎮痛薬
『ロキソニンS』 有効成分:ロキソプロフェン
解熱鎮痛効果が高く、比較的効き目も早いです。
第1類医薬品であるため、薬剤師さん不在の時間は購入できません。
また15歳未満の方は使用できません。
『リングルアイビー』 有効成分:イブプロフェン
夜間など薬剤師さん不在時間帯でも購入できます。
ただし15歳未満の方は使用できません。
『バファリンルナJ』 有効成分:アセトアミノフェン
7歳以上から使用できます。
大前提として、お薬の効き目には個人差があります。
今現在お気に入りの鎮痛薬があり、効果や副作用などに何の不満もなければ、あえて変える必要はありません。
どんな鎮痛薬を使えば良いのか、悩まれる方はぜひ参考にしていただけますと幸いです😊
必ず、外箱や添付文書に書かれてある注意書きをしっかりとご確認の上、ご使用ください。
一般用医薬品の使用は『自己責任の元での使用』が大原則ですので、ご自身の健康はご自身でしっかり管理しましょう♪
ここまでお読みくださり、ありがとうございました🙇
また、今回の記事の執筆にあたり薬剤師きよさんに内容の監修をお願いしました。
お忙しい中、様々な的確かつ科学的、理論的なアドバイスをありがとうございました😆
きよさんはロキソニンシリーズに関する紹介記事をノウハウ図書館に投稿されております。
現在の市販薬の中では最も効果が高いとされるロキソニンの、4つのシリーズ商品を分かりやすく解説してくださってますので、ぜひご一読ください♪