未ログイン状態で閲覧中
  • 投稿日:2026/01/27
【A1 miniユーザー必見】TPUは怖くない!「柔らかい」モノ作りを最短で成功させる完全ガイド🔥

【A1 miniユーザー必見】TPUは怖くない!「柔らかい」モノ作りを最短で成功させる完全ガイド🔥

  • -
  • -
まー@3Dプリンタ×AI

まー@3Dプリンタ×AI

この記事は約7分で読めます
要約
A1 miniでTPU印刷に挫折した人必見!AMSを使わず外部スプールを使う、硬度95Aを選ぶ、しっかり乾燥させる。この3つの鉄則を守れば失敗しません。ダイレクトドライブのA1 miniなら本来TPUは得意分野。この記事で設定と手順をマスターして、ゴム製品作りを成功させましょう!
​こんにちは!

今回は、A1 miniユーザーの皆さんに、「ずっと気になっていたけれど、怖くて手が出せなかったアレ」の話をします。

そう、TPUフィラメントです。

「柔らかいスマホケースを作りたい!」
「工具のグリップを滑りにくくしたい!」

そう思ってリールを買ったものの、「ノズルが詰まる」「糸引きがすごい」という噂を聞いて、未開封のまま押入れに封印していませんか?scene_01_sealed_reel_cropped_16-9.pngわかります、その気持ち。私も昔はそうでした。

でも断言します。A1 miniを持っているあなたなら、TPUは決して怖い相手じゃありません。scene_02_a1_mini_hope_cropped_16-9.png今日は、難しい理屈は抜きにして、A1 miniユーザーが最短ルートでTPUを攻略するための「失敗しないロードマップ」をお渡しします。

これを読めば、あなたのA1 miniは「硬いプラスチックしか出せない機械」から、「実用的なゴム部品を生み出す工場」へと進化します!

🚀 1. そもそもTPUって何?いつ使うの?

難しい化学用語は忘れましょう。TPUは「硬めのゴム」と思ってください。

PLAやPETGのような「カチカチ」な素材とは違い、以下のようなシーンで最強の力を発揮します。scene_03_buckling_spaghetti_cropped_16-9.png① スマホケースや衝撃吸収パーツ

PLAだと落としたら割れますが、TPUは「むにゅっ」と衝撃を吸収します。ドローンのバンパーとか、子供のおもちゃの角ガードとかに最適です。

② 滑り止め(グリップ・ゴム足)

工具の持ち手、椅子の脚のキャップ、ドアストッパー。

PLAだとツルツル滑ってストレスが溜まりますが、TPUなら机に吸い付くようなグリップ力が手に入ります。

③ ケーブルプロテクター

断線しそうなケーブルの根元を守るアレです。何回曲げても折れない、あの柔軟性はTPUでしか作れません。

逆に、「フィギュア」や「超精密な部品」には向きません。そういうのはPLAに任せましょう。適材適所です!scene_13_world_changes_cropped_16-9.png

💡 2. A1 miniユーザーの「勝ち」と「負け」

実は、あなたの持っているA1 miniは、TPU印刷において「勝ち組」のハードウェアなんです。

🏆 ここが強い!

A1 miniは「ダイレクトドライブ」という方式を採用しています。scene_04_direct_drive_revolution_cropped_16-9.png

これは、フィラメントをグイグイ押し出すギアが、ノズルのすぐ真上に付いている構造のこと。

昔のプリンター(ボーデン式)は、長いチューブ越しに柔らかいフィラメントを押す必要があったので、途中で折れ曲がって詰まりまくりでした。

でもダイレクトドライブなら、柔らかいフィラメントでも最短距離で押し出せるので、詰まりのリスクが激減します。

つまり、A1 miniを買った時点で、あなたはTPU攻略のチケットを半分手にしているんです。

⚠️ ここだけは注意!(負けパターン)

ただし、弱点もあります。ここを無視すると絶対失敗します。scene_05_ams_ban_cropped_16-9.png

AMS lite は使っちゃダメ!
これが最大の罠です。AMS liteは便利ですが、フィラメントを長いチューブを通して送り出す構造上、ふにゃふにゃのTPUとは相性が最悪です。公式でも「TPUは非推奨」と明記されています。

湿気に弱い
PLAよりも圧倒的に湿気を吸います。開封した瞬間から劣化が始まるレベルです。

🛒 3. 最初の1本、どれを買う?(迷ったらコレ)

Amazonには無数のTPUが売られていますが、初心者が選ぶべき正解は一つしかありません。scene_07_choose_95a_cropped_16-9.png

推奨:硬度「95A」のもの

商品名に「95A」と書いてあるやつです。

これは「タイヤのゴム」とか「ショッピングカートのコマ」くらいの硬さ。

指で押すと凹むけど、簡単には折れ曲がらない「適度なコシ」があります。これならA1 miniでもスムーズに印刷できます。

おすすめ銘柄:

Bambu Lab TPU 95A HF: 純正の安心感。でもAMSはダメですよ!Overture TPU 95A: 安くてド定番。世界中のユーザーが使っているので情報が多いです。

絶対買っちゃダメなやつ:

85A、80A、70A...: 数字が小さくなるほどフニャフニャになります。これらは「上級者向け」の沼です。A1 miniでもかなり苦戦するので、初心者は絶対に手を出さないでください。

🛠️ 4. 最短攻略ロードマップ(この手順でやれば勝てる)

さあ、ここからが本番です。A1 miniで成功率を9割にするための「鉄板手順」です。scene_06_external_spool_route_cropped_16-9.png

Step 0: AMS lite を回避せよ

AMS liteのポート(1〜4番)には挿さないでください。

「外部スプールホルダー」を使います。

A1 miniの背中についている、あの一本棒のホルダーです。ここに直接TPUのリールをセットして、チューブを通さずに直接エクストルーダー(プリントヘッド)にフィラメントを差し込みます。

※もし可能なら、「ベアリング付きのスプールホルダー」を印刷しておくと、回転がスムーズになってさらに安定します(MakerWorldにたくさんあります)。

Step 1: 親の仇のように「乾燥」せよ

scene_08_drying_revenge_cropped_16-9.pngTPU失敗の原因の9割は「湿気」です。

「新品だから乾いてるでしょ?」甘いです!袋の中で吸湿していることはザラにあります。

フィラメントドライヤー(なければ布団乾燥機)で「55℃〜70℃で8時間以上」乾燥させてください。
※Bambu純正HFなら70℃推奨ですが、他社製はスプールが熱で歪むことがあるので55℃が無難です。乾燥不足のサイン:「パチパチ」音がする、表面がブツブツ泡立っている、糸引きが異常に多い。

Step 2: プリセットを信じろ

scene_09_turtle_speed_cropped_16-9.pngBambu Studioのスライサー設定、ここが重要です。

フィラメント設定で「Bambu TPU 95A」か「Generic TPU」を選んでください。これを選ぶだけで、安全装置が働きます。Max Volumetric Speed(最大体積流量)という数値が自動的に低く設定されます(Genericなら3.2 mm³/s)。これにより、印刷速度が自動的に「亀」のように遅くなります。「遅い!」と嘆かないでください。 TPUはゆっくり印刷しないと、圧力がかかりすぎて詰まるんです。この遅さが成功の鍵です。

Step 3: 最初のテストは「小さくて厚いもの」

scene_10_first_test_model_cropped_16-9.pngいきなり複雑なフィギュアや、薄いスマホケースはやめましょう。

最初は「シンプルなゴム足」や「ケーブルクリップ」のような、小さくて単純な形状で成功体験を作ってください。

「お、意外といけるじゃん!」という自信をつけることが大事です。

📝 5. よくある「つまずき」と対処法(トラブルシューティング)

これを知っておけば怖くありません。

① 糸引き(Stringing)が消えない

scene_11_stringing_nipper_cropped_16-9.png原因: 湿気、またはリトラクション(引き込み)設定。対策: まずは再乾燥してください。それでもダメなら、リトラクション距離を少し減らすか、諦めて完成後にニッパーとヒートガン(ドライヤー)で処理しましょう。TPUの糸引きをゼロにするのは至難の業です。「後で処理すればいいや」くらいの気持ちが楽です。

② ベッドから剥がれない(くっつきすぎ問題)

scene_12_glue_stick_barrier_cropped_16-9.png原因: TPUはPEIプレートに強烈に張り付きます。対策: 冷えても剥がれない時は、無理に剥がすとプレートを痛めます。予防として、印刷前に「スティック糊」を薄く塗っておくのが正解です。これは「くっつけるため」ではなく、「剥がれやすくするためのバリア(分離層)」として機能します。

③ 途中で空回りして出てこない

原因: 速度の出しすぎ、またはスプールの引っかかり。対策: Max Volumetric Speedをもっと下げる(3.2 → 2.0 mm³/s)。背面の外部スプールがスムーズに回っているか確認する。

まとめ:A1 mini × TPU は最強のコンビになれる

scene_14_a1_mini_victory_cropped_16-9.png長くなりましたが、結論はシンプルです。

AMSは使わず、外部スプールを使う95Aを選び、親の仇のように乾燥させるプリセット(Generic TPU)を選んで、ゆっくり印刷する

scene_15_action_checklist_cropped_16-9.pngこれだけ守れば、A1 miniは最高の「ゴム部品工場」になります。

さあ、押入れのTPUを引っ張り出して(乾燥させてから)、今週末は「柔らかいモノ作り」に挑戦してみませんか?

自分で作ったスマホケースが「カチッ」とハマった瞬間の快感は、言葉にできないですよ!

もし成功したら、ぜひコメントで教えてくださいね!

scene_16_ending_cropped_16-9.png

ブックマークに追加した記事は、ブックマーク一覧ページで確認することができます。
あとから読み返したい時に便利です。

まー@3Dプリンタ×AI

投稿者情報

まー@3Dプリンタ×AI

イルカ会員

この記事に、いいねを送ろう! 参考になった記事に、
気軽にいいねを送れるようになりました!
この記事のレビュー(0

まだレビューはありません