- 投稿日:2026/02/06
- 更新日:2026/03/23
「AIのナレーションって、なんだか機械的で冷たいイメージ……」
「自分の声をSNSに出すのは恥ずかしいけど、熱量は伝えたい!」
そんな悩みを抱えているなら、今回紹介する**「ElevenLabs(イレブンラボ)」**が、あなたの活動を劇的に変えてくれるかもしれません。
1. はじめに:僕が「ElevenLabs」を使っている理由
InstagramやTikTokのショート動画を作っているのですが、どうしても自分の声でナレーションを入れることに抵抗があったんです。
特に、少しおちゃらけたギャグっぽいセリフや、
「絶対にこれを伝えたいんだ!」というアツいメッセージ。
自分で録音しようとすると、恥ずかしくて声が震えたり、何度も録り直して結局ボツにしたり……(笑)。
そんな時に出会ったのがElevenLabsでした。
純粋にAI技術に興味がある人はもちろん、「SNSで自分の声を出さずに、クオリティの高い発信をしたい!」という方には、
まさに救世主のようなツールです。
そもそもElevenLabsって何?
一言で言うと、「世界最高峰の精度を誇るAI音声生成プラットフォーム」です。
これまでのAI読み上げソフトにありがちだった「棒読み」の時代は、もう終わりました。
最新の「V3モデル」では、文脈を読み取って、驚きの声、ため息、情熱的な語り口まで再現してくれるんです。
まさに「声の革命」と言っても過言ではありません。
2. 初心者がまず触るべき「3つの神機能」
ElevenLabsはできることが多いので、「まずはこれだけ覚えて!」という3つを厳選しました。
実際に僕はこの3つの機能しか使っていません!
① ボイスデザイン:理想の声をゼロから作る
「こんな声の人が喋ってほしいな」をカタチにする機能です。「渋いおじさんの声」「元気な女の子の声」など、指示を出すだけでオリジナルの声が爆誕します。
⭐︎ここがポイント:誰とも被らない「自分だけの専属ナレーター」が作れます。
② あなたの声をクローン:あなたの分身を作る
自分の声を数分録音してアップロードするだけで、自分そっくりのAI音声が作れます。が初心者にはあまりオススメできません。。。
▼ぶっちゃけ話
「自分そっくり」にするには、実はちょっと難易度が高いんです。
静かな部屋で高性能のマイクを使ってじっくり録音しないと、違和感がある音声が出来上がります。
実際に僕自身の音声を2時間分アップロードして作成してみたのですが、テキストを読み上げさせた時の「淡白な機械感」が凄かったです。。。笑
興味がある方はぜひ挑戦してみてください!
(成功した方はこっそりアドバイスください…笑)
③ テキスト読み上げ:魂を吹き込む
①や②で作った声に、喋らせたい文章を入力するだけ。
単なる読み上げではなく、読点(、)や句点(。)の置き方で「間」を調整できるので、どんどん人間味が増していきます。
⭐︎ここがポイント:V3モデルにはオーディオタグと呼ばれるタグを追加することで、「どんな風に読み上げるのか」を指示することが可能です!
(声のトーン、感情、非言語的な音、さらには環境音まで直接制御することが可能)
▼オーディオタグをAIにまとめてもらったものがあるので、共有します!
1. 感情・トーンの制御 (Emotion & Tone)
話者の感情的な状態やムードを指定するタグです。
- [happy]:幸せな、明るいトーン
- [sad]:悲しい、不幸そうなトーン
- [excited]:興奮した、活気のあるトーン
- [angry]:怒った、敵対的なトーン
- [nervous]:緊張した、不安なトーン
- [frustrated]:不満げな、もどかしいトーン
- [sorrowful]:悲嘆に暮れた、憂いのあるトーン
- [calm]:穏やかな、落ち着いたトーン
- [sarcastic]:皮肉な、嘲笑的なトーン
- [thoughtful]:思慮深い、考え込んでいるトーン
- [playful]:遊び心のある、ふざけたトーン
- [deadpan]:淡々とした、感情を出さない無表情なトーン
- [tired]:疲れた、元気のないトーン
- [determined]:決然とした、意志の強いトーン
- [curious]:好奇心に満ちた、疑問を抱くトーン
2. 非言語的リアクション (Non-verbal Sounds)
人間らしい自然な身体反応や音を音声に織り交ぜるタグです。
- [laughs] / [laughing]:笑い声、笑いながらの発話
- [laughs harder]:より激しい笑い
- [starts laughing]:笑い始める
- [wheezing]:ゼーゼーいうような笑い声
- [chuckles]:クスクス笑う
- [giggles]:クスクス笑う(軽やか、子供や女性風)
- [snorts]:鼻を鳴らして笑う
- [sighs] / [exhales]:ため息、息を吐く音
- [gasps]:息を呑む
- [gulps] / [swallows]:生唾を飲み込む
- [clears throat]:咳払い
- [crying]:泣き声、泣きながらの発話
- [sob break]:すすり泣きによる中断
- [yawning]:あくび
- [sniffles]:鼻をすする
- [hiccups]:しゃっくり
3. 発声スタイル・音量 (Voice Delivery & Volume)
話し方のスタイルや物理的な声の出し方を制御します。
- [whispers] / [whispering]:囁き声
- [shout] / [shouting]:叫び声、大声
- [quietly]:静かに、小さな声で
- [loudly]:大声で、力強く
- [strong]:力強く、強調したデリバリー
- [mumble]:つぶやき、不明瞭な話し方
- [singing] / [sings]:歌うようなデリバリー
- [articulate]:明瞭で正確な話し方
4. ペースとリズム (Pace & Rhythm)
話速や間(ま)を制御するタグです。v3ではSSMLのbreakタグが使えないため、これらで代用します。
- [pauses] / [pause]:一時停止、間を置く
- [short pause]:短い間
- [long pause]:長い間
- [dramatic pause]:劇的な、重みのある間
- [hesitates]:躊躇する、言葉に詰まる
- [stammers] / [stuttering]:どもる、言葉が詰まる
- [rushed]:早口で、急いでいる様子
- [slow speaking]:ゆっくりとした話し方
5. 環境音・効果音 (Sound Effects)
音声の合間や背景に挿入できる環境的な効果音です。
- [gunshot]:銃声
- [explosion]:爆発音
- [thunder]:雷鳴
- [applause] / [clapping]:拍手、観衆の声
- [door creaks]:ドアの軋む音
- [footsteps]:足音
- [telephone rings]:電話の呼び出し音
- [car engine]:車のエンジン音
- [rain heavy]:激しい雨の音
6. 特殊・実験的タグ (Special & Experimental)
特定の条件や、実験的な効果を与えるためのタグです。
- [strong X accent]:特定の訛り(XにJapanese, French, Britishなど言語名を入れる)
- [robotic]:ロボットのような、機械的な声
- [fart]:おならの音
- [woo]:歓声、イェーイという声
(これ以外にも色々試してみてくださいね!)
3. 損をしないための「賢い料金プラン」選び
お金の話、大事ですよね。
結論から言うと、ショート動画を月に10本作るくらいなら「Starterプラン($5/月)」で十分です!
検討する際、ほとんどの方がStarterプラン($5/月)にするか、
Creatorプラン($22/月)にするかで迷われると思うのですが、大きな違いは生成文字数の違いです。
▼生成文字数の違い
・Starterプラン($5/月)は3万文字程度/月
・Creatorプラン($22/月)は10万文字程度/月
「Starterプラン($5/月)」でも商用利用が可能です(2026/2/6時点)
僕自身の経験をベースに、プラン選びの目安をまとめました。
▼ Starterプラン($5/月)がおすすめな方
◦ まずは安価に商用利用を始めたい
◦ 自分の声のクローンはとりあえず似ていれば良い
◦ 月の生成量は30分程度(短い動画)で収まる方(3万文字程度)
▼ Creatorプラン($22/月)がおすすめな方
◦ 自分そっくりの最高品質なクローンを作りたい
◦ YouTubeなどで、毎月ある程度の量を生成する(10万文字程度)
◦ より良い音質での出力が必要な方
◦ クローン音声を公開して収益化を狙いたい。
リアルな裏話
僕は「最高品質の自分のクローン」が作りたくてCreatorプランを使っていますが、実は今メインで使っているのは①の「ボイスデザイン」で作った声なんです(笑)。
前述した通り、②の「あなたの声をクローン」で読み上げさせた時の「淡白な機械感」がどうしても消えず。。。
しばらく使ってみて、クレジットがあまりにも余りそうならStarterに下げる予定です。
4. 【実践】こう使っている!リアルな活用術
僕がどうやってElevenLabsを日常の制作に取り入れているか、
リアルな活用術を紹介しますね。
○メイン用途:縦型ショート動画のナレーション。
○ここが最高:自分の声だと、録音後に「あ、今の言い方変えたい」と思ったら機材をセッティングして録り直し……と絶望しますよね。ElevenLabsなら、出先でもテキストを修正するだけで一瞬で録り直し完了。これが神すぎる。
○ワンポイントアドバイス:同じ文章でも、生成するたびに少しずつニュアンスが変わります(「AIガチャ」と言われるやつです)。
僕は納得いくまで何度も生成して、「このフレーズはこのテイクが良い!」という部分を繋ぎ合わせて、1つのナレーションを作っています。
逆に「使っていない」機能は?
ElevenLabsでは画像や動画も作れますが、僕は使っていません。
画像や動画は以下のツールで満足しているので、ElevenLabsでは余計なクレジットを消費しないようにしています。
・画像ならNano Banana Pro(Gemini)
・動画ならVeo3.1(Flow)
餅は餅屋、という言葉がある通り、
ElevenLabsには「最強の音声ツール」として頑張ってもらってます!
※今後、「音声と動画のアバター(人物)の口の動きを連動させる」リップシンクなどを使いたくなった時に使うことがあるかもしれませんが、現時点ではAI音声を生成するツールとして機能してくれれば十分なので使ってないです!
5. ElevenLabsを始めるあなたへ
機能が盛りだくさんで迷うかもしれませんが、まずは紹介した3つの機能を触ってみてください。
自分の書いた言葉が、まるで行きている人間のように喋り出した瞬間、きっと鳥肌が立つはずです。
あなたのSNS発信や創作活動が、このツールでもっと楽しく、もっと自由になることを願っています!