- 投稿日:2026/02/15
◼️ はじめに
「AIってチャットで使うものでしょ?」と思っている方にこそ、ぜひ知ってほしいツールがあります。それがGoogle スプレッドシートの「GEMINI関数(AI関数)」です。
1. なぜ「チャット」じゃなく「スプシ」なの?
1対1の会話ならチャット画面で十分ですが、スプレッドシートでAIを使うのには、圧倒的なメリットがあります。
・一括処理が最強: 100件のデータがあっても、関数を下に「びーっと」コピーするだけで、AIが100回分一気に働いてくれます。
・整理の手間ゼロ: AIの回答が最初から「セル」に分かれて入るので、そのまま資料として保存したりするのが楽です。
・計算との融合: 「AIに文章を作らせ、隣のセルで文字数をカウントする」といった合わせ技が自由自在です。
2. 【実例】調べ物もAIが勝手にやってくれる
例えば、いろいろなサービスの「解約手順」を調べたいとき。これまでは1つずつググってコピペしていましたが、Gemini関数ならこうなります。
「この回答、実はAIがネットの最新情報を読み取って生成しているんです」
通常の関数と同じように下に引っ張ってあげればいくらでも作成できます!
3. 基本の書き方:この順番で覚えよう!
一番わかりやすい、「対象」を先に選ぶ書き方をご紹介します。
=GEMINI(参照するセル&"AIへの指示")
💡 ここがポイント!【初心者向け補足】
「アンパサンド(&)」を忘れずに! 「対象(A3)」と「指示("〜")」の間には、必ず半角の&を入れてください。これがないとスプレッドシートが「どこまでが対象で、どこからが指示か」を判断できず、エラーになってしまいます。
指示は必ず「 "(ダブルクォーテーション)」で囲む AIへの言葉による指示は、必ず前後を " " で囲んでください。
⭕️ =GEMINI(A3 &"要約して")
❌ =GEMINI(A3 & 要約して) ← これだとエラーになります。
実は順番を逆にしてもOK
=GEMINI("指示" & 参照するセル)
という順番でも動きます。 でも、まずは「このセル(A3)を、こうして(指示)」という、順番で覚えるのが、スプレッドシートの他の関数(VLOOKUPなど)と同じ感覚で使えるので一番スムーズです!
4. 【重要】使うために必要なプラン
この機能は有料プラン限定です。
個人の場合: Google Oneの「Google AI Pro」プラン(月額2,900円)などへの加入が必要です。
会社の場合: Google Workspaceの「Business Standard」以上の契約が必要です。
「お金がかかるのか…」とガッカリするかもしれませんが、1ヶ月の無料トライアルが用意されていることが多いです。まずは無料で「AIに仕事を丸投げする快感」を試してみるのが賢い始め方ですよ!
5. 使う時のコツ
・具体的に頼む: 「20文字以内で、箇条書きで」など形を指定すると、理想に近い答えが返ってきます。
・過信は禁物: AIは自信満々に嘘をつくことがあります。数値などは、最後は自分の目で確認しましょう。
・記号をチェック: 指示の内容を囲む「" "(ダブルクォーテーション)」の閉じ忘れがないか、まず確認してみてください。
中身が変わらない時は「更新」ボタン!:「商品名を変えた」「もう一度別の案を出してほしい」という時は、セルを選択した際に出る「更新して挿入(または更新ボタン)」をクリックしてください。
ここがコツ!: AIは毎回違う答えを出してくれるので、納得いくまで「更新」をポチポチするのが賢い使い方です。
※違う回答にならない場合もあります。
更新をクリックすると別の回答になります。

6. 【お題】さっそく試してみよう!
まずは、自分のスプレッドシートで以下のプロンプトを試してみてください。
・晩ごはんレシピ: A1に食材を入れて =GEMINI(A1 & "これで作れるレシピを教えて")
・英語メール: A2に日本語を入れて =GEMINI(A2 & "これを丁寧なビジネス英語にして")
◼️ まとめ
AI関数は、スプレッドシートの中に住んでいる「24時間働いてくれるアシスタント」です。まずは無料トライアルで、その便利さを体感してみませんか?