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  • 投稿日:2026/02/17
子育ては親育て?娘のピアノ拒否が教えてくれた“ブレない自分軸”のつくり方

子育ては親育て?娘のピアノ拒否が教えてくれた“ブレない自分軸”のつくり方

FPゆりママ@家計とライフプランの相談

FPゆりママ@家計とライフプランの相談

この記事は約6分で読めます
要約
当時4歳だった娘がピアノを拒否した日、私は「正しさ」に縛られていた自分に気づきました。 手放したのはピアノではなく、親として理想の型。 咲ける場所にエネルギーを使うと、子どもはちゃんと伸びる。子育ては親育て。 娘が私に教えてくれた“自分軸”のはじまりの話です🌿

はじめに:あの日次女が椅子に座らなかった理由

2.png子どもが習い事を拒否したら、あなたはどうしますか?

「根気が足りない」と思いますか。
「ここでやめたら辞め癖がつく」と不安になりますか。

私は、全部思いました。
当時4歳の娘が、ピアノの椅子に座らなかったあの日――。

3.pngいま6歳の我が家の次女が、4歳のときの話です。

ピアノの先生の前で腕をピンと伸ばし、全身で「やらない」と伝えていました🫸

私は焦りました。

「なんでうちの子だけ?」

でも今ならわかります。
あの日、椅子に座らなかったのは娘でしたが、本当に試されていたのは、私のほうだったのだと。

私が握っていた「正しさ」

4.pngどうしたらいいかわからなくなって、私は娘が通っている保育園の園長先生に相談しました。

「もう少し頑張らせた方がいいでしょうか」
「娘は保育園では問題なく過ごせていますか」

私はピアノのことを相談しながら、本当は別の安心を求めていたのだと思います。

集団で浮いていないだろうか。
扱いづらい子だと思われていないだろうか。

私は、娘の“できる・できない”よりも、“普通でいてほしい”を願っていました。

5.png園長先生は、すぐに答えをくれませんでした。代わりに、静かにこう聞かれました。

「お母さんは、〜ちゃんにどうなってほしいですか?」
「どうして、ピアノを続けてほしいんですか?」

私は、言葉に詰まりました。

……どうして?

弾けるようになってほしいから?
続けられる子になってほしいから?
根気のある子になってほしいから?

どれも、本音のようで、どこか違う。
うまく答えられない私に、園長先生はこう続けました。「子どもは、コントロールしようとすればするほど、親の言うことを聞かなくなるんですよ。」

その瞬間、はっとしました。
私は娘のためと言いながら、知らないうちに娘を“正しい型”に当てはめようとしていた。

“ちゃんとできる子”にしたい。
“続けられる子”にしたい。

それは娘の未来を思ってのことのようで、本当は、私自身の不安を安心させるためだったのかもしれません。

あの日、椅子に座らなかったのは娘でしたが、本当に試されていたのは、私のほうでした。

手放したのは、ピアノではなくて

ピアノの先生からは、こう言われました。

「もっと続けたら弾けるようになりますよ。座れるまで時間がかかる子もいますから、長い目で見てあげてください。」

きっと、その通りだったのだと思います。

続けていれば、弾けるようになったかもしれない。
座れるようになったかもしれない。
その可能性を、私は何度も考えました。

でも、園長先生の問いが頭から離れませんでした。

「どうして、続けてほしいんですか?」

私は娘を育てたいのか。
それとも、“ちゃんと育てている母親”でいたいのか。

スクリーンショット 2026-02-17 9.31.48.pngうちのジャジャ馬娘に、静かに座って指先を動かす世界は、少なくともその時の彼女には、しっくりきていないように見えました。

それでも私は、「続けることが正しい」という思い込みを、すぐには手放せませんでした。

やめるのは、逃げではないか。
甘やかしているだけではないか。

何度も自分に問いかけました。
それでも最終的に、私は決めました。

私は娘を変えない。代わりに、私の“理想の型”を手放そう、と。

固定観念を手放すのは、ピアノをやめるより、ずっとこわいことでした。

あのとき私は、“世間の正しさ”ではなく、“目の前の娘”を見ると決めました。
それが、私にとっての自分軸の始まりでした。

咲ける場所に、エネルギーを使う🌸

8.pngピアノをやめたあとも、次女は水泳と体操は続けていました。
そこでは、まるで別人のようでした。

練習を嫌がることはなく、むしろ楽しそうに通っていました。

6歳の割に腹筋はいつの間にかバキバキ。笑
ブリッジ歩きもできるようになり、年長で平泳ぎも泳げるように。

保育園最後の運動会ではリレーのアンカー。
縄跳びも大好きで、どんどん回数を伸ばしていきました。


好きなことには、自然と努力がついてくる。
「好きこそ物の上手なれ」
本当に、その通りだなと思いました。

大事だったのは、
「向いてないからやめた」
ということではなく、
「向いている場所にエネルギーを使った」
ということだったのだと思います。

10.png子育ては、矯正ではなく配分。
どこに時間とエネルギーを使うかを見直しただけでした。

そして、もう一度試される

その後、長女にも似た出来事がありました。

公文を本気で嫌がるようになったのです。

宿題をやらない。
「忘れた」と嘘をつく。
居残りで2時間、3時間。

そしてある日、泣きながら拒否しました。

公文の先生は言いました。

「長女ちゃんは、やればできる子なんです。やらせてあげてください。」

きっと、それも間違いではない。
でも私は、次女のピアノのことを思い出しました。

そして、こう思いました。

泣いてまでやらなくていい。

できるかどうかより、その子らしく挑戦できるかどうか。

12.pngわが家は、公文をやめました。
代わりに別の学習塾に通い始めました。

そこでは、間違えても怒られない。
「間違いは次につながる、いいことなんだよって先生に言われたんだ✨」
長女は言いました。

「いまの塾のほうが勉強が楽しい!」

公文は、もくもくと正確に解く世界。
新しい塾は、積極的に手を挙げていい世界。

長女は、安心できる場所なら伸びる子でした。

わが家の子育て哲学

私は、子どもを変えるのをやめました。
代わりに、環境を選ぶことにしました。

できるかどうかではなく、合っているかどうか。
続けられるかどうかではなく、笑って挑戦できるかどうか。
正しいかどうかではなく、納得できるかどうか。

これが、わが家の軸です。

咲けない場所で、無理に咲かなくていい。

それは子どもへの言葉であり、私自身への言葉でもあります。

尊重は、きょうだいにも伝わる

13.png喧嘩ばかりしている姉妹。
でもある日、小2になった長女の作文に、こんな一文がありました。

「妹は普段はお調子者だけど、やるときはやるところを尊敬しています。」

思わず、何度も読み返しました。

ピアノを拒否した次女。
あのとき私は、“思い通りにしたい母”をやめる練習を始めました。

次女の「やらない」は、私に「尊重する」という選択を教えてくれました。そしてその選択は、家の空気を少しずつ変えていったのだと思います。

違っていてもいい。
得意が違ってもいい。
無理に同じ型に入らなくていい。

おわりに:自由も大切

15.png長女の作文には、こんな言葉もありました。

「自由も大切だなーと思います。」

何気ない言葉なのに、胸がじんわりしました。


次女の拒否。
長女の涙。

あの出来事がなければ、私はまだ“正しさ”を握りしめていたかもしれません。

子育ては、子どもを育てることではなく、親が固定観念を手放すこと。

あのとき私は、「正しい母親」でいることよりも、「納得できる母親」でいることを選びました。


咲けないところでは、無理に咲かなくていい。

当時次女が4歳だったあの日から、私の“ブレない自分軸”は、静かに育ち始めていました。


あなたは今、
子どもを育てていますか。

それとも、
「こうあってほしい理想」を育てていますか。

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FPゆりママ@家計とライフプランの相談

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この記事のレビュー(4
  • 会員ID:tp61hnJ3
    会員ID:tp61hnJ3
    2026/02/19

    めちゃくちゃ刺さりました、、! 咲けない場所で無理をさせるのではなく、咲ける場所で花咲かせればいいというのがわかる記事でした、、! 自由にさせてのびのびやらせてあげること、とても大切ですもんね。 園長先生の話が特にグッときました🥲🥲 自分たちも学ばないといけないですよね 学びが深い記事でした!ありがとうございました😊

    FPゆりママ@家計とライフプランの相談

    投稿者

    2026/02/20

    レビューありがとうございます🥲✨ 「咲ける場所で咲く🌸」という言葉を受け取っていただけて、本当に嬉しいです。 園長先生の問いは、今も私の中で生き続けています。 子どもを育てるつもりが、いつも学ばせてもらっているのは私のほうだなと感じています🌿 温かいレビュー、うれしいです😭💖

    FPゆりママ@家計とライフプランの相談

    投稿者

  • 会員ID:fjAFofq2
    会員ID:fjAFofq2
    2026/02/18

    とても共感できました。私も娘が小さいころは同じように考えてました。「普通の子」の様に育ってほしいと...でも、まずは自由にさせて、安心して楽しめる環境づくりが親の役目なのかなと、最近思います。育児に正解を求めてはいけないですが、母も学びながら成長するしかないですね。ありがとうございました!

    FPゆりママ@家計とライフプランの相談

    投稿者

    2026/02/18

    みくさん、共感してくださってありがとうございます。 「まずは自由にさせて、安心して楽しめる環境づくりが親の役目」 その言葉に、私も深くうなずきました。 育児に正解はないけれど、母も学びながら成長していく。 本当にその通りですね😌 レビューありがとうございます☺️🌿

    FPゆりママ@家計とライフプランの相談

    投稿者

  • 会員ID:Wi5DDOOV
    会員ID:Wi5DDOOV
    2026/02/17

    心にささった記事でした😭 普通や理想を求めてしまうことが多いかもしれないと思いました💦 何がこの子にとっていいのかが、分からなくなることも多々ありますが、子供と向き合って頑張りたいと思います。 素敵な記事をありがとうございました✨✨

    FPゆりママ@家計とライフプランの相談

    投稿者

    2026/02/18

    みーちゃんさん、読んでくださってありがとうございます✨ 理想や「普通」を求めてしまう気持ち、ありますよね。 共感してくださり、私もうれしいです。 正解がないからこそ、子どもと向き合いながら一緒に考えていくしかないのかもしれませんね🌿 温かいコメント、ありがとうございました🥹

    FPゆりママ@家計とライフプランの相談

    投稿者