- 投稿日:2026/02/21
- 更新日:2026/02/23
🌸はじめに
※2歳・3歳入園を考えている方に向けての記事です。
「保育士さんって大変ですよね。あんなにたくさんの子どもを見ていて…」
保育士をしていると、よくそんな言葉をかけて頂きます。
たしかに大変なことも。
でも、子育てはもっともっと大変です。もちろん、そんな言葉で片付けられない素敵な時間はたくさんあります。
でも、
「大変って言っちゃいけない」「もっと楽しまなきゃ」
そんな理想に押しつぶされそうになる日もありますよね。
はじめまして。
幼稚園、こども園で17年、幼児教育に携わっている現役保育士です。
この記事では、
「入園準備のチェックリスト」ではなく、
現場で実際に起こっているリアルな会話や関わり方をお届けします。
🍀入園前、よく聞くお悩み
雑誌やネットでは「入園までにしておきたいこと○選!」なんて記事をよく見ますよね。
トイレトレーニング、着替え、あいさつ…。
もちろん大事なことですが、現実はそんなにきれいごとばかりではありません。
「下の子がいて、思うように練習できない」
「一人っ子だから、他の子と比べて不安」
「毎日が精一杯で、気づいたら寝かしつけの時間」
——そうですよね。
名もなき家事や名もなき育児で、毎日があっという間に過ぎていきます
✅️現場の声をお届け
〇〇しなければ・・・と焦っている方に、少しでも肩の力を抜いてほしいと思い現場の声をお届けします。
✅️登園編
・遊べるかな編
・食事編
・言葉編
・トイレ編
😢 登園泣き編:離れられない日は自然なこと

👨👩「トイレに行くのもついて来てしまう」
👨👩「どこに行ってもモジモジして離れられません」
👨👩「ずっと泣いていたらどうしよう」
😊「大丈夫、泣きます。結構泣きます」
✏️解説
知らない場所、知らない人、そして離れていく一番安心できるパパやママ。
泣くのは当然です。
この世の終わりかと思うくらい、大声で泣くこともあります。
切ないですよね。
泣き叫ぶわが子を残して家に帰る瞬間、職場に向かう瞬間、
胸の中に罪悪感がのしかかる…そんな気持ち、よくわかります。
🍀園での様子と保育士の対応
個人差はありますが、しばらくは泣き続けることが多いです。
😊「そうだね、パパやママに会いたいよね、大好きだもんね」
無理に泣き止ませようとせず、共感しています。
まずは、園が安心できる場所だと思ってもらうことが最優先。
それでも泣きます。
👨👩「みんな泣き止んでいるのに、うちの子だけ…どうして?」
初めは子どもが心配ですが、
だんだん周りと比べて保護者さん自身も辛くなるのも自然です。
でも安心してください。どんなに泣いても、1か月もすればほとんど泣かなくなります。
😊「今日も頑張って園に来てくれたんだね。そっか、パパやママに会いたいよね。あれ、このハンカチはパオパトロール?⚪︎⚪︎くんは誰が好き?ラブル?スカイ?」
保育士は泣き声には慣れています。
共感とともに、「この人は、僕の好きなことを知っている人だ!」と、
少しずつ信頼関係を築いていきます。
会話にならなくても大丈夫。
涙を止める瞬間は、ちょっとした目線や仕草、泣き方の変化でわかります。
その変化を見逃さず、そっとサポートするだけで、子どもは安心して園に馴染んでいきます。
ここまできたら、もう大丈夫👍
☘️初めは泣いていなかったのに、途中から泣き出す子
・園がどんなところか、どれだけ長い時間パパママと離れるのかが分かってきた。
・無意識に頑張りすぎて、帰った時に疲れちゃう。
・真面目な性格で、ふざけている子や、集団生活を乱す子、ガサツな子を見るのが嫌。または先生に注意されるところを見るのが嫌。
・友だちとのトラブルが嫌。
・家で猛烈にやりたいことがある。
・なんだか不安なんだけど、何が不安か正体がわからない。
など
理由は様々ですが、このような時は少し長引くことも覚悟しています😊
そんな時は
見ているのも辛すぎる、休ませたい保護者の方の気持ちも痛いほど分かりますが(私も経験者)
健康なら、完全に長期で休まず、できれば登園してくれると嬉しいです。
『人と関わること=自分を知ること』です。
園にさえ来てくれれば、
保育士たちがさまざまなアプローチ方法で、少しずつ少しずつ問題を紐解いていきます。
🌳さいごに
登園時に泣かれる、
親は思っていた以上に辛いし、
一日引きずる気持ちになっているかもしてません。
でも集団生活は、
辛いことも、我慢しないといけないことも、
もちろん楽しいことも色んなことがあります。その中で、
自分がどうありたいかを形成する大切な時期だと思います。
・どんなことが好きか、嫌いか
・友だちにかけられて嬉しかった言葉、嫌だった言葉。
自分はどのような言葉を発しようか
・どんな時に腹が立ってしまうのか
・状況を見てどのような立ち振る舞いをするか、友だちはどんなことをすれば喜んでくれるか、自分はどんな気持ちになるのか
・時間の制約の中で、気持ちをどう切り替えたらいいのか
などなど
人と関わることで、自分を知っていくことにつながります。
毎日、帰ってきた時に、辛い報告ばかりされると不安が膨らむかと思いますが(園の様子見えないから、子どもの報告が全てですもんね)
頑張ってきたよ、心が動いたことだよ(良くも悪くも)の報告です。
心配な時は、保育士に様子を聞いて下さいね。
まだ遊べていなくても、
お片付けを頑張ってくれていたり、
友だちと手を繋いで笑っていたり、
ジーっっと周りの様子を見ていたり(よく聞いたり見たりしているもんです)
些細なことだけど、大切な経験をしています。
保育士は、子どもの成長とともに、
おうちの方の心の健康も応援しています🍀
最後まで読んでいただきありがとうございました😊