- 投稿日:2026/03/01
はじめに
「自分のしたいことがわからない🤦」
「自分にとって大事なことってなんだろう🤔」
と悩んだことはありませんか?
僕はこれまで福祉業界で1,000人以上の高齢者と関わってきました。そこで見聞きした高齢の世界が徐々に自分の中に取り込まれ、人生を少し俯瞰して終盤から逆算して考える習慣が身に付きました。同世代の方と話すと、なんでそんな考え方になったの?と聞かれることがあり、言語化できればと思い、この記事を作成しました😊
自分を深掘りしたい方、自分を見つめ直したい方、価値観マップやタイムバケットを作成中の方にとって、お役に立つ記事になると嬉しいです💡
人生は有限 〜おわりからはじめる〜
人生80年だとすると約4,000週間と言われています。(オリバー・バークマン著『限りある時間の使い方』) 実際に活動的に過ごせる健康寿命は75歳くらいまでと発表されています。
なぜか無意識のうちに、今の状態や環境が永遠に続くかのように過ごしてしまいがちですが、自分も周りの人も体力が落ちたり、いつかいなくなります。まず終わりを考え始めることで、今をもっと広い視点で捉えられるようになります。
<厚生労働省の最新公表データ>
平均寿命:女性87.13歳 男性81.09歳
健康寿命:女性75.45歳 男性72.57歳
80歳の自分を想像してみよう
80歳の自分に問いかけてみてください😌
Q. 思い出すだけで心がぽかぽかと温かくなるのは、どんな場面だったか。
Q. 今抱えている悩みやプレッシャーは、まだ重要なのか。
Q. どこに行きたい、誰に会いたいんだろう。
Q. 肩書きのない自分自身の本当の好きなことは、なんだったんだろう。
Q. 色々あったけど、私らしい良い人生だったと思えているか。
「死ぬ瞬間の5つの後悔」
僕が実際に高齢者の方から伺った言葉を、『死ぬ瞬間の5つの後悔』(ブロニー・ウェア著)に当てはめてご紹介します。
⒈自分に正直に生きればよかった
「親が喜ぶから選んだ仕事、家族が反対するから諦めた趣味。波風立てないように生きてきたけど、もっと自分の心の声に従っておけばよかった」
⒉働きすぎなければよかった
「子供の運動会も、妻との記念日も、仕事を優先してきた。引退したらゆっくりしようと思っていたけど、いざ引退したら体は動かないし、家族との距離感もできてしまった」
⒊自分の気持ちを素直に伝えればよかった
「些細なプライドを気にせず、親にもっと素直な感謝の気持ちを伝えられたら良かった」
⒋友人と連絡を取り続ければよかった
「若い頃は友達なんていつでも会えると思っていた。でも、気づけばみんな遠くへ行ったり、連絡先も分からなくなったり。昔のように、ただ馬鹿話をして笑い合える時間を、もっと大切にしておくべきだった」
⒌もっと幸せになろうとすればよかった
「親だからとか、もう若くないんだからと、自分で自分に制限をかけていた。もっと前から自分の喜びを追求しとけば良かった」
今は未来からのタイムスリップ
1. 親や友達、大切な人と話せる世界にタイムスリップ
高齢になると、親や同世代の友人も次々と旅立ってしまいます。ふと話しかけたくなっても、もう相手の声を聞くことはできません。 しかし、タイムスリップした「今」の世界には、まだ親、家族、友人がいます。いつでも大切な人と他愛のない会話ができる。それは、未来の自分からすれば、涙が出るほどありがたいことだと実感できます。
高齢になると、近所のスーパーに行くだけでも一苦労になります。遠出ができなくなり、行動範囲はどんどん狭まります。 でも「今」の世界は、自分の足で階段を駆け上がり、電車に乗り、思い立てば海外にだって行ける。「行きたい場所へ、自分の意思で行ける」というのは、当たり前のようでとてつもない自由です。
3. 自分らしさに挑戦できる世界にタイムスリップ
自分にとっての豊かさを追求できる時間があります。心ときめく仕事をしたり、他人の目を気にせず歩む選択肢があります。感情を豊かに表現して、自分らしさを思い切りぶつけられる世界を生きているのです。
後悔しないために、今日からできる小さな選択
・「やりたいこと」を後回しにしない
「いつか時間ができたら」は、多くの場合やってきません。今週末、気になっていたお店に行ってみる。会いたかった人に連絡してみる。その小さな一歩が、人生を豊かにします。
・変化を意識する
人の気持ちや状況は日々変化があります。会えるときに会う。伝えられるときに伝える。少し先を見た優先順位をつける工夫が、後悔を和らげます。
・「自分らしさ」を取り戻す時間を持つ
1日15分でいいので、誰のためでもない、自分のためだけの時間を作ってください。好きな音楽を聴く、本を読む、ただぼーっとする。それは、自分の心と対話するための大切な時間です。
最後に
『人生がときめく片づけの魔法』(近藤麻理恵 著)の中で、物を捨てるときの基準に”ときめくか””ときめかないか”という問いがあります。これは人生の後悔しない選択をする上でも、とても役に立つ判断基準だと思っています💡
この記事を通して、1つでもインスピレーションを感じてもらえていたら、嬉しく思います✨そして、皆様が1つでも多くのときめく選択をして、豊かな思い出で彩られる人生となることを心から願っております😊
参考文献
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/hale/h-01-002
健康日本21 アクション支援システム