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  • 投稿日:2026/02/26
第1編から第10篇のあとがき 〜敷金診断士としての思い〜

第1編から第10篇のあとがき 〜敷金診断士としての思い〜

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要約
不動産会社勤務時代に感じた業界の違和感と、自身が退去時に敷金15万円を返還されなかった経験が本書の原点です。敷金診断士としての活動を通じ、借主が不安なく退去を迎えられる“お守り”となる一冊を届けたいという思いで執筆しました。

― この本を書こうと思った理由

ここまで本書を読み進めていただき、本当にありがとうございます。

この本は、法律書でもなければ、不動産業界を批判するための本でもありません。
私自身の経験と、これまで出会ってきた多くの相談者の声から生まれた一冊です。

私はかつて、不動産会社に勤めていました。

当時の私はまだ若く、仕事を覚えることに必死でした。しかし働く中で、次第にある違和感を覚えるようになります。

それは、不動産業界の中に存在する「グレーゾーン」のやり方でした。

違法ではない。
けれど、胸を張って正しいとも言えない。

そんな業務の積み重ねの中で、私は何度も自問しました。

「これは本当に世のため、人のためになっているのだろうか。」

迷いながら働いていた若い頃の私は、その問いに答えを出せないまま、やがて不動産会社を退職することになります。

そして皮肉なことに、その後、私はかつて勤めていた会社が管理していた部屋を退去することになりました。

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