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  • 投稿日:2026/03/01
  • 更新日:2026/03/11
第8話:第2章マーケティング①【WHO】「恋人」の24時間を想像する顧客理解 

第8話:第2章マーケティング①【WHO】「恋人」の24時間を想像する顧客理解 

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オンゾノ@ジーンズデザイナー。

オンゾノ@ジーンズデザイナー。

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要約
マーケティングの第一歩は、ターゲットを一人の人間」として深く知ることです。広域に網を張りつつも、メッセージは「たった一人の本命」に突き刺す。実在の有名人をモデルに「あの人を喜ばせるには?」と想像することで、あなたの発信は体温を持ち、強い引き寄せる力を生み出します。

自己紹介

岡山県倉敷市児島で、夫婦たった二人のジーンズブランドを経営しています。
ブランド経営16年。成功談よりも、失敗談の方がはるかに多いです。

大量資本も人員もない中で、どう戦い、どう改善し、どう生き残ってきたのか。
このブログでは、いまからブランド化を目指す方や少人数ブランドのための超シンプルなブランディングとマーケティング戦略を共有します。

まずは第1話でも話したブランディングとマーケティングの全体像とこれから話す内容は青枠のブランディングの項目をお話しします。
第8話からマーケティング.png
「自分磨き(ブランディング)」を終えたあなたが、次に考えるのは「磨き上げた自分を、誰に届けるか」という作戦です。

結論:「WHO understanding」とは

「WHO understanding」とは文字通り「顧客理解」です。

第3話をした「片思いの恋人(WHO)」を調べ尽くす内容です。
「どんなものを見て」「どんなものを調べて」ということです。

① 「誰に?」の解像度を上げる

第8話.png

第3話で、「ファンになってくれる1人の恋人」を絞り込もうとお伝えしました。
マーケティングを成功させるコツは、その人をさらに徹底的に調べ上げることです。

■どんな生活習慣で、24時間のルーティン
■どんな仕事をしているのか?
■どんなことが生き甲斐でどんなことにお金をかけているのか?
■どんな価値観で、どんな友達や仲間がいるのか?
■どんなことに情熱を注いでいるか?

大好きな人を徹底的に調べるようにターゲットである「片思いの恋人(WHO)」を理解するために調べて下さい。
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最も重要なことは「共通項」

「片思いの恋人(WHO)」を調べることが目的ではなく
その人たちの共通項が探すことです

1⃣「サッカーを見るのが好き人」の共通項=【観戦が趣味】 
共通項→「見に行きたい」「夜中の試合の翌日の体調が心配」「一緒に試合を楽しむメンバー」

2⃣「サッカーをしている人」の共通項=【サッカーをプレーが趣味】
共通項→「怪我はしたくない」「一通りの道具は必要」「一緒にサッカーを楽しむメンバー」

3⃣「プロサッカー選手」の共通項=【サッカーという仕事】
共通項→「最高の道具」「最高のモチベーション」「怪我のリスク」「休暇の使い方」「結果が求められている」

恐らく同じサッカーというキーワードでも
上の3つでは毎日の習慣や趣味、価値観が違うはずです。

相手のことを知れば知るほど、かける言葉は優しく、鋭くなります。
相手を「ただのお客さん」ではなく「一人の大切な人間」として見つめることから、本当のマーケティングは始まります。

逆に言うと「片思いの恋人(WHO)」の詳しいことも知らないと
「ブランディング(自分磨き)」も
「マーケティング(届けるための作戦)」
も解像度が悪く「適当」になってしまいます。

② ターゲットを「4層」に分けて考える

少し経営的な視点でターゲットを3つの層に分けて整理してみましょう。
何処が経営的かというと
宣伝広告費を出していい範囲という観点です。

■広域ターゲット(広告予算を投じるターゲット層)

まずは網を投げる範囲を決めます。
ターゲットとして絞り、予算を投じるターゲット範囲=使ってもらいたい・届けたい範囲
【例】「東京都、20~30歳、独身男性、スケートボードをしている人」

■コアターゲット(広告の内容を突き刺す範囲):

その範囲の中でも、特にお届けしたい人たちです。
具体的なシチュエーションまで絞り込みます。
【例】「スケートボードの大会などにも出ているガチ勢」

■ペルソナ設定(実在する1人)

「ペルソナ」は「片思いの恋人(WHO)」のもっとも具体的で解像度MAXの存在で実在することが重要です。
【例】「元スケートボード選手で今は自分でお店をしてインストラクターをしているあの人」(実在する人物)


実在してアドバイスを聞ける人にすることはとても重要です。

「買いそうだな」
「買わないだろうな」
「面白い、欲しいとは言うけど、結局買わないパターンだな〜」

もちろん想像できる実在の人物で「この人は買うかも」という人を想像して下さい。

「その人ならこの店で買う。この値段なら買う。」逆も然りで
「これなら買わない、こうしたら買うかも」を妄想できますし、
実際に相談することができるお客様(ファン)でもいいでしょう。

※お客様のアドバイスを完璧に落とし込んでも売れないケースは多々あります。

それはお客様の『潜在ニーズ[本人も気づいていない悩み、ニーズ]』まで到達していないからです。
そこに辿り着くまでは「買われそうで買われない。」「見られそうで見てもらえない」を繰り返します。

調べて尽くした結果。「求めている本質(WHAT)」と「選ばれる決定打(POD)」がマッチすることで選ばれる確率もあがるはずです。
そのためにできるだけ解像度の高い顧客理解のです。
「港区在住の30代子持ち」✘ ではなく
「港区在住の30代子持ちの大学の後輩のあの人物」が理想です。

◼️勝手にアンバサダー(究極のお客様)

次のの項目でお話をしますが、ブランド側が本当に使ってほしい有名人。
【例】「スケートボードのオリンピック選手」

私の場合は「競馬用ジーンズ」を立ち上げるにあたって設定した勝手にアンバサダーは「武豊騎手」です。
この「レジェンドジョッキー」にいつか履いてもらえるように、履いてもらえる相応しいブランドになることを目標に設定しました。
ブランド立ち上げから5年で何と武豊騎手が今日まで愛用してもらえるようになりました。

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ここでは「ブランディングとマーケティングが組み立てやすく」という観点からを考えていく方法です。

■例:広瀬アリスさんがプライベートで使ってくれるイメージ

彼女はコアな漫画好きで有名です。
もし漫画に関連したアイテムや、読書時間を豊かにする商品があれば、
「アリスさんなら喜んでくれるかも!」「SNSにアップしてくれるかも!」と、作るべきものや発信内容がワクワクするほど具体的に見えてきます。

■例:目黒蓮さんに届けたいブログや商品

雑誌などで「ザリガニ釣りと駄菓子屋が好き」と話されていたなら、
「ザリガニが釣られているような、ずっと触っていたくなる素材のキーホルダー」を作ってみる。そしてブログで駄菓子屋巡りの記事を書き、彼へのファンレターのようなメッセージを添えていく。


「アンバサダー」は「片思いの恋人(WHO)」の「1番使って欲しい有名人」を勝手に決めて届けられるように近づけて人に伝えまくる方法です。


そうすることでよりやることや、やらないことが明確になります。
※※注意点としては大好きな有名人が先ではなく
①「やりたい事」があって
②その商品サービスと相性のいい「片思いの恋人(WHO)」
③その「片思いの恋人」の究極の具体例が「ペルソナ」
というイメージです。

そして「○○さんに使ってほしい」と叫びまくってください。
知り合いだったり、スタッフさんだったりに届くことがあります。

私もずっと「いつか武豊騎手に履いてもらえるようにがんばってます」を言い続けました。

③実際には購買パターンは3~10パターン

ここで例を出します。

■質問■

あなたは「高校受験生向けの合格祈願のお守り」を
編み物で作っている作家だとします。
10人のお客様が買ってくれました
さて買ってくれるのはどんな誰でしょうか?

①中学2年生
②高校2年生
③60代女性
④40代女性

まず①と②は、これから高校、大学受験を迎える学生が自分の為に買ったのでしょう。
③は、孫の為におばあちゃんが買いました。
④の1人目はお母さんが子供の為にに買いました。
④の2人目は自分の子は受験を終えた叔母さんが甥姪の為に買いました。
他にも⑤としては兄弟の為にプレゼントや国家資格を本気で頑張る人の為にプレゼントそれとも自分の為。社員の為...
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目的は同じでも「誰が」「誰のために」買うのか?が違います。

ここは結構重要で、「自分の為」か「プレゼント」かは商品が変わります。
ポテトチップスも「家族用は少しでも安く」「帰省用は高価で喜ばれる限定味」になりますよね。

①②の場合は1000円で自分の為に
③④⑤のプレゼントの場合は3000円の気持ちを込めたプレゼントということです。

「買ってくれた人」「検討してくれている人」「褒めてくれる人」がいれば『「誰が」「誰のために」』を考えてみてください。
いくつかのパターンが見えてきます。

これもお店に立って、イベントで、○○で...
つまり「人に会ってはじめてわかる部分です。」
「人に会いや~」と恥ずかしがらず話しかけてみてください。

💡 第8話のまとめ

「30代女性」を卒業する 生活習慣から悩みまで、相手の24時間を徹底的にリサーチしよう。

ターゲットは3層で管理 届ける範囲は広く持ちつつ、メッセージは深く絞り込むのが賢い戦略。

理想のアンバサダー設定 「あの人が使ってくれたら?」と想像することで、届く言葉と商品が生まれる。

🚀 次回予告:第9話

恋人の姿がハッキリ見えてきたら、次は「どこで、どうやって出会うか」を決めましょう。
自分一人で暗闇を走る必要はありません。すでに成功している「先客」から学び、ライバルがいない場所を見つけるコツをお伝えします。

第9話【市場調査】:「メンター(師匠)」と「ライバルの不在地帯」を探す

「努力しているのに選ばれない」という場所から抜け出し、あなたが主役になれるステージを見つけるための、具体的なリサーチ術を公開します。

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