- 投稿日:2026/03/06
- 更新日:2026/03/12
0. はじめに
こんにちは、Souです。
みなさん、家計管理は進んでいますか?マネーフォワードは活用できているでしょうか?
この度、マネーフォワードによる家計管理をさらに便利にする Mac 用のアプリを開発しました!!!
せっかくなのでみなさんにも使っていただければと思い、開発したアプリを こちら で 公開・配布 いたします!
この記事では、開発したアプリの概要と詳しい使い方について、ご紹介したいと思います。
1. アプリの概要
個人の月々の収支を管理・可視化するための Mac 用アプリです。
月額予算の設定やファイルアップロードによる実績データの取込、予算と実績の比較チャート表示、期間別の実績推移分析ができます。
2. アプリのダウンロードとインストール
1. こちら から、最新の DMG ファイル(xxx.dmg という名前のファイル)をクリックしてダウンロードします。
2. ダウンロードした DMG ファイルをダブルクリックで開きます。
3. フォルダ内にある "KakeiKanri.app" をドラッグして、Applications フォルダ上でドロップします。
4. アプリケーションフォルダ内に "KakeiKanri.app" が入っていれば、インストール完了です。
3. アプリの起動
1. アプリケーションフォルダ内にある "KakeiKanri.app" をダブルクリックで開きます。
2. 初回起動時には「"KakeiKanri.app" は開いていません」という警告メッセージが表示されますので、「完了」ボタンを押してメッセージを閉じます。
3. Mac のシステム設定を開き「プライバシーとセキュリティ」を選択します。
4. 下の方にスクロールすると「お使いの Mac を保護するために "KakeiKanri.app" がブロックされました。」という警告メッセージが表示されているので、「このまま開く」をクリックします。
5. 「"KakeiKanri.app" を開きますか?」という警告メッセージが表示されますので、「このまま開く」をクリックします。
6. プライバシーとセキュリティに関するウィンドウが表示されますので、タッチ ID またはパスワードで認証します。
7. アプリが開きます。
* 2回目以降は警告メッセージが表示されることなくアプリが開くようになります
4. 画面構成
アプリは左側の サイドバー と右側の メインコンテンツ で構成されています。サイドバーから各画面に切り替えます。
¥ 月額予算設定:予算項目の管理と月額予算の設定
📊 月額収支確認:ファイルアップロードによるデータ取込と当月予実比較
📈 実績推移確認:指定期間の実績推移チャート
🗑 データ管理:実績データの削除



デフォルト予算項目
初回起動時に以下の予算項目が自動で作成されます。
・食費:スーパー、コンビニ、外食
・日用品:日用品、被服費
・住宅:家賃、電気代、水道代、ガス代、通信費、サブスク費
・交際費:おこづかい
* デフォルト予算項目は こちらの動画 を参考に設定させていただきました
5. 月額予算設定
サイドバーで「月額予算設定」を選択すると、この画面が表示されます。
予算項目の構造管理と、各予算項目の月額予算を設定できます。ご自身のマネーフォワード ME の設定に合わせて、予算項目と予算額を設定してください。
5.1 予算項目と予算を確認する
画面には大項目ごとにセクションが分かれており、各セクション内に中項目が 3 列のグリッドで並んでいます。
・大項目:セクションの見出しとして表示されます(例: 「住宅」「食費」 )
・中項目:予算項目名と予算額が表示されます(例: 「家賃 ¥80,000」)
5.2 予算を編集する
1. 画面右上の「編集」ボタンをクリックします
2. 編集モードに切り替わり、各項目が編集可能になります
・大項目名:テキストフィールドに変わり、名前を変更できます
・中項目名:テキストフィールドに変わり、名前を変更できます
・予算額:数値入力フィールドに変わり、金額を変更できます
3. 編集が完了したら「保存」ボタンをクリックして確定します
4. 変更を破棄したい場合は「キャンセル」ボタンをクリックします
⚠️ 注意事項
・予算額は 0 以上の整数を入力してください
・項目名は空にできません
・同じ階層内で名前が重複しないようにしてください
5.3 大項目を追加する
1. 画面右上の「大項目追加」ボタンをクリックします
2. モーダルシートが表示されます
3. 大項目名を入力します(例: 「教育費」)
4. 「追加」ボタンをクリックして大項目を追加します
5. 「キャンセル」ボタンでキャンセルできます
5.4 中項目を追加する
1. 画面右上の「中項目追加」ボタンをクリックします
2. モーダルシートが表示されます
3. 以下の情報を入力します
・大項目:紐づける大項目をドロップダウンから選択します(例: 「食費」)
・中項目名:予算項目名を入力します(例: 「カフェ」)
・初期予算額:月額予算を入力します(例: 「5000」)
4. 「追加」ボタンをクリックして中項目を追加します
5. 「キャンセル」ボタンでキャンセルできます
5.5 予算項目を削除する
編集モードでは、各項目に削除ボタンが表示されています。
1. 削除したい項目の削除ボタンをクリックします
2. 確認ダイアログが表示されます
3. 内容を確認し、「削除」ボタンをクリックして削除します
4. 「キャンセル」ボタンでキャンセルできます
🚨 警告
・削除した項目は元に戻せません。本当に削除していいかをよく確認してから実行してください。
・大項目を削除すると、配下のすべての中項目・予算データ・実績データが一括削除されます
・中項目を削除すると、関連する予算データ・実績データが削除されます
6. 月額収支確認
サイドバーで「月額収支確認」を選択すると、この画面が表示されます。
マネーフォワード ME の「収支内訳」画面の情報をもとに作成した TSV ファイルから実績データを取り込み、予算と実績を比較できます。
6.1 TSV ファイルの作成
1. マネーフォワード ME の「収支内訳」画面を開きます。
2. 「収支内訳」画面のグラフ左横にある表の データ全体 を選択し、右クリックでコピーします。(「項目」等の見出しは含めないでください)
3. Mac のテキストエディタアプリを開いて新規書類を作成し、フォーマットから「標準テキストにする」を選択します。
4. 右クリック → ペーストで、先ほどコピーしたデータを貼り付けます。

5. ファイル → 保存で、ファイル名を "YYYYMM.tsv" として保存します。(YYYYMM には、登録するデータの年月を指定します。例えば 2026 年 01 月のデータの場合、ファイル名は "202601.tsv" とします。)

⚠️ 注意事項
・エンコーディングは UTF-8 にしてください
・拡張子は ".tsv" としてください
・項目名はアプリに登録済みの予算項目名と一致する必要があります
・項目名が重複しないようにする必要があります
6.2 TSV ファイルを取り込む
画面上部にファイル取込エリアがあります。作成した TSV ファイルを、以下のいずれかの方法で取り込みます。
方法 A:ドラッグ&ドロップ
1. Finder で TSV ファイルを選択します
2. ファイル取込エリアにドラッグ&ドロップします
3. ドラッグ中はエリアの枠線が青く変わります
方法 B:ファイル選択ダイアログ
1. ファイル取込エリアをクリックします
2. macOS 標準のファイル選択ダイアログが開きます
3. TSV ファイルを選んで「開く」をクリックします
取り込み結果
・成功時:取り込み完了が通知され、チャートが自動的に更新されます
・エラー時:行番号付きのエラーメッセージが表示されます
ℹ️ ヒント
・同じ年月のデータを再度取り込むと、既存のデータは上書きされます
6.3 チャートで予算と実績を比較する
TSV ファイルを取り込むと、予算と実績を比較するチャートが表示されます。画面右上に表示中の年月が表示されます(例: 「表示中: 2026年02月」)。
合計チャート
画面上部に全予算項目の合計チャートが表示されます。
・棒グラフ:実績合計額を示します
・破線:予算合計額を示します
・色の意味:
・青色(ライトブルー):予算内に収まっています
・赤色(ライトレッド):予算を超過しています
予算項目別チャート
大項目ごとにセクションが分かれ、各中項目のチャートが 3 列のグリッドで表示されます。各チャートには以下の情報が含まれます。
・チャートタイトル:中項目名
・棒グラフ:実績額
・破線:予算額
・サマリー情報:予算額、実績額、予算比(%)
7. 実績推移確認
サイドバーで「実績推移確認」を選択すると、この画面が表示されます。
指定した期間の実績データの推移を、チャートで確認できます。
7.1 期間を指定して推移を表示する
1. 画面上部の期間選択フォームで 開始年月 と 終了年月 を指定します
・年:現在の年 ± 10 年の範囲で選択できます
・月:1 月〜 12 月を選択できます
2. 「表示」ボタンをクリックします
3. 指定期間のデータが読み込まれ、推移チャートが表示されます
⚠️ 注意事項
・最大選択期間は 12ヶ月 です。12ヶ月を超える期間を指定するとエラーメッセージが表示されます。
7.2 推移チャートの見方
合計推移チャート
画面上部に全予算項目の合計推移が表示されます。
・横軸:月(YYYY/MM 形式)
・縦軸:金額(円)
・棒グラフ:各月の実績合計額
・破線:予算合計額
予算項目別推移チャート
大項目ごとにセクションが分かれ、各中項目の推移チャートが 3 列のグリッドで表示されます。各チャートには以下の情報が含まれます。
・チャートタイトル:中項目名
・棒グラフ:各月の実績額
・破線:予算額
・サマリー情報:予算額、期間内の実績データ件数(例: 「期間内実績: 3ヶ月」)
ℹ️ ヒント
・選択期間内に実績データが存在しない月は、金額 0 として表示されます
8. データ管理
サイドバーで「データ管理」を選択すると、この画面が表示されます。
取り込んだ実績データを期間指定で削除できます。
8.1 実績データを削除する
1. 開始年月 と 終了年月 を指定します
2. 「削除」ボタンをクリックします
3. 確認ダイアログが表示されます
4. 内容を確認し、「削除」ボタンをクリックして削除します
5. 「キャンセル」ボタンで削除を中止します
🚨 警告
・削除したデータは元に戻せません。本当に削除していいかをよく確認してから実行してください。
9. よくある質問(FAQ)
Q. データはどこに保存されていますか?
ご自身の Mac PC 上に保存されます。データが外部に送信されることはありません。
Q. TSV ファイルに登録していない予算項目名を書いたらどうなりますか?
取り込み時にエラーが表示されます。TSV ファイルに記載する中項目名は、アプリに登録済みの予算項目名と完全に一致する必要があります。まず「月額予算設定」画面で予算項目を追加してから、TSV ファイルを取り込んでください。
Q. 同じ月のデータを再度取り込むとどうなりますか?
既存のデータが上書きされます。同月の古いデータは削除され、新しい TSV ファイルの内容に置き換わります。
Q. 予算を設定せずに実績だけ取り込めますか?
はい、取り込めます。ただし予算が 0 の状態ではチャートの予算ライン(破線)が 0 に表示されるため、予算超過として表示されます。正確な比較のためには、先に予算を設定することをおすすめします。
Q. アプリはネットワーク接続が必要ですか?
いいえ、完全にオフラインで動作します。ネットワーク通信は一切行いません。個人情報の送信もありません。
Q. 対応する macOS バージョンは?
macOS 14 Sonoma 以降に対応しています。それ以前のバージョンおよび Windows には対応していません。
免責事項
・本アプリは個人開発によるものであり、商用製品としてのサポートや保証は提供しておりません。最低限の動作確認は実施しておりますが、バグが含まれる可能性があります。
・お問い合わせやフィードバックには可能な範囲で対応しますが、サポートはお約束できません。
・本アプリは Apple Developer Program に登録されていないため、Apple による公証(Notarization)を受けていません。そのため、初回起動時に macOS のセキュリティ警告が表示されます。
・本アプリの利用により生じたいかなる損害(データの消失、誤った金額の表示等を含みますがこれに限りません)についても、開発者は一切の責任を負いかねます。
・本アプリは現状有姿(AS IS)で提供されます。動作の完全性、正確性、特定目的への適合性について、明示または黙示を問わず、いかなる保証も行いません。
・ご利用は自己責任でお願いいたします。
お問い合わせ
本アプリに関するバグ報告や改善要望は、GitHub リポジトリ の Issue か Pull Request、または Sou 宛の DM でお願いいたします。
変更履歴
・2026/02/07 v1.0.0 をリリース