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  • 投稿日:2026/03/09
【第2回】運動がストレスを緩和する科学的根拠

【第2回】運動がストレスを緩和する科学的根拠

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要約
高強度の運動はストレスホルモン「コルチゾール」の分泌を抑制し、ストレス耐性を高めます。HPA軸の負のフィードバックや「交差ストレス適応」など、運動がストレスを緩和する科学的メカニズムを最新研究に基づき解説します。

第2回は運動とストレスについての関係です。
運動でストレスを解消できることはよく知られていると思います。しかし、なぜ効果的なのかについての理論は詳しく知られてはいないと思います。
今回の記事では最新の研究に基づき、運動がどのように私たちのストレス反応を抑えてくれるのか、その驚きのメカニズムについて解説します。
また、「運動の強度」によってその効果が大きく異なることも報告されており、そちらについても紹介していきます。

1. 運動の「強さ」がストレス耐性を決める


カナダのブリティッシュコロンビア大学などによる研究では、83人の健康な男性を対象に、運動の強度がその後の心理的ストレス反応にどう影響するかを調査しました。
その結果、ウォーキングのような軽い運動よりも、ランニングなどの高強度の運動を行ったグループの方が、その後のストレス場面においてストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌が有意に抑制されることが判明しました。
具体的には、高強度の運動をした後は、ストレスを受けてもコルチゾールが上がりにくく、さらにストレスからの回復も早くなるという特徴が見られました。
 

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