- 投稿日:2026/03/10
- 更新日:2026/03/10
「私はダイエット歴25年、そして運動の専門家。でも、自分の体は思い通りにならない」
そんな矛盾を抱えたまま、私は40代を迎えました。
かつて大学生の頃、恋の力で115kgから70kgまで、45kgもの減量に成功したことがあります。(人間ひとりが消えてしまうような数字ですね!)
方法は「1日1食」と「ハードな運動」いう極端なもの。
若さゆえの無茶で勝ち取った数字でしたが、その後に待っていたのは、
20年以上にわたるリバウンドと減量の無限ループでした。
専門家のプライドと、焼肉への愛
専門家として、体に関する知識はあります。
けれど、私は食べるのが大好きです。
焼肉と一緒に頬張る白いお米や、目の前の甘いもの。
その誘惑には、今だって簡単に負けてしまいます。
「栄養学」の正論を聞くと、大好きな食べ物を否定される気がして、専門知識からあえて目を背けていた自分もいました。
知ってしまうと、食べるのが「悪いこと」になってしまうのが怖かったのです。
しかし、40代。
血糖値や血圧の数字、関節の違和感が、無視できない「体の叫び」として現れ始めました。
「痩せなきゃ」という焦りと、「でも、あの食べない地獄はもう二度とやりたくない」という恐怖の板挟み。
そんな私に、ある日、意外な「師匠」が現れました。
YouTubeで見かけた、相撲部屋のチャンネルです。
「増量のプロ」は、私の鏡になった
最初は「ちゃんこ料理、美味しそうだな」と眺めていただけでした。
しかし、お相撲さんたちの食事風景を見ていて、衝撃が走りました。
「あれ? 私の食べ方、お相撲さんと全く同じだ……」
・朝食を抜き、空腹を極限まで溜める
・おかずは白米が止まらない濃い味付け
・あまり噛まずに流し込み、お腹いっぱいを超えて食べる
・食べたあとは、体を大きくするためにすぐ寝る
彼らは体重を増やすために、心血を注いでこの「増量メソッド」を実践していました。
一方で私は、「痩せたい」と言いながら、増量のプロが行っている習慣を完璧にこなしていたのです。
これじゃあ、痩せるはずがありませんよね。
ここで、シンプルで強力な答えが私に降ってきました。
「増量のプロの『逆』をやればいいだけじゃないか」
魔法を捨てて、「一生モノ」を設計する
それ以来、私の戦い方は変わりました。
「食べない」という無理な我慢はやめました。
その代わり、「よく噛む食材」を選び、彼らが抜く「朝ごはん」をあえて食べる。忙しくても続けられるよう、レンジを駆使した簡単な調理法を取り入れるように工夫もしています。
そして、リバウンドしにくい体を作るために、効率よく大きな筋肉を鍛える。
このおかげで少しずつ体重が減り、一年で約10㎏減量しました。
血糖値も正常範囲になりました。
一年経過しましたが、今もあまり辛いと思わずにダイエットを続けられています。
振り返って思うことは、魔法のように痩せることができるダイエットはないということです。
これまでの経験から断言できます。
大切なのは、知識を自分を責める武器にするのではなく、
自分の性格や生活に馴染むように心地よく「カスタマイズ」すること。
私は、決して我慢強い人間ではありません。
未だに誘惑にも弱いです。(ご褒美と称して甘いものだって食べます)
けれど、自分のこれからを、少しでも長く、楽しく過ごしたい。
やりたいことに挑戦し続けられる体でいたい。
その願いだけは本物です。
だからこそ、私はこれからも試行錯誤を続けます。
勉強したこと、実践していること、
そして「やっぱり失敗しちゃった」ということもシェアしていきたいと思います。
それが、同じように悩む皆さんの、ほんの少しのヒントになれば嬉しいです。
完璧じゃなくていいんじゃない?
一生続く「自分なりの形」を、一緒に探していきませんか?