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  • 投稿日:2026/03/12
  • 更新日:2026/03/12
毎朝30秒で今日やることが決まる。Cursor × Claude Code × Notion 活用術

毎朝30秒で今日やることが決まる。Cursor × Claude Code × Notion 活用術

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なおと@ライター×オン秘書×写真📷

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要約
毎朝「/morning」コマンド一発で、Notionのタスク・期限切れ・進行中プロジェクト・メールを一気に整理。フリーランスの「今日何から手をつける?」という迷いを、Cursor × Claude Code × Notionの連携で解消した仕組みを紹介します。

コーヒーが冷める前に、今日の仕事が全部決まる

朝、PCを開いてコーヒーを淹れます。
席に戻ってキーボードに指を置き、この文字を打ちます。

/morning

それだけです。

30秒も経たないうちに、今日期限のタスク期限切れで放置しているもの今週中に動かすべきプロジェクト、さらにメールの返信が必要なものまで、ぜんぶ整理されて画面に現れます。
今日の推奨スケジュール(午前に集中すべき作業、午後に回せる作業)まで出てきます。

これが、最近の私の朝のルーティンです。

CursorClaude CodeNotionの3つを組み合わせて、業務のスケジュール管理をほぼ自動化しました。

この記事では、その仕組みと実際の使い方、そして「自分でも導入できそう」と思ってもらえるようなはじめ方をご紹介します。

フリーランスのタスク管理は、なぜうまくいかないのか

03_before-after.png複数のクライアントを同時に抱えていると、毎朝こういう状況になりがちです。

「今日、何から手をつければいい?」

Notionにタスクは入れています。カレンダーも見ます。
でも、それらを眺めているだけで結局「とりあえず目の前のことをやる」という判断になってしまう。
タスクはどんどん積み上がり、気づいたら締め切りを過ぎたものが3件ある、という経験が何度もありました。

週次の振り返りについても、大切だという意識はありました。
Notionに「Weekly ToDo」というページを作り、繰越タスク・今週のタスク・カレンダーからインポートした予定・今週の実績をまとめる仕組みは整えていたのですが、それをもとに「次の週の動き方」まで考えるところは、なかなか習慣にならなかったのが正直なところです。

AIについては、ChatGPTをそれなりに使ってはいました。
ただ、会話のキャッチボールが続くとチャットルームがどんどん重たくなってしまうこと、アーカイブ後の履歴をうまく参照できずにコミュニケーションが断絶してしまうこと、この2点がずっと引っかかっていました。

思い当たる節がある方も、いるのではないでしょうか。

3つのツールの役割分担

この課題を解決するのに使ったのは、3つのツールです。
導入方法は、下記の動画を参考にしました。

Notion:「データの家」

タスク・プロジェクト・締め切りを一元管理するデータベースとして使います。
新しいタスクが発生したら入力する、それだけでOKです。

Notionは「情報を貯める場所」として割り切っています。

Cursor:「AIが住むエディタ」

Visual Studio Code(VSCode)互換のコードエディタで、AI機能が最初から組み込まれています。

VSCodeユーザーなら、設定をそのまま引き継いでスムーズに乗り換えられます。ここにカスタムのスラッシュコマンドを定義できるのが、今回の仕組みの肝です。

Claude Code:「AIエンジン」

AnthropicのAI CLI(コマンドラインツール)で、Cursorの中で動きます。指示を受けたら、Notion APIやGmail APIを呼び出してデータを取得し、整理して、言葉にして返してくれます。

ここからが一番伝えたいポイントです。

Claude Codeは、言葉で話しかけるように指示するだけで、必要なフォルダやファイルをPC上に作ってくれます
「毎朝Notionからタスクを取ってきて整理するコマンドを作りたい」と伝えると、「ではこんな構成はどうでしょう」とプランを提案し、実際にディレクトリを作り、ファイルを書き、動かすところまで一緒にやってくれます。

「こういうことがしたい」というアイデアは自分で考える。
でも、それをどう実装し、どう自動化するかはClaude Codeに任せる。
この役割分担が、この仕組みの核心です。

しかもClaude Codeはターミナル、つまりPCの一番深いところで動いています。
チャット画面で言葉を交わすだけでなく、実際にファイルを作り、スクリプトを走らせ、APIを叩く。
そのパワーが、単なる「AIとの会話」を「業務の自動化」に変えてくれます。

3つの関係をひと言で言うと、Notionにデータを貯めて、Claude Codeがそれを引っ張り出して整理し、Cursorの画面に答えを返してくれる、という構造です。

01_tool-flow.png

実際の使い方:2つのコマンドで業務が回る

/morning — 毎朝の戦略立案

コマンドを打つと、Claude Codeが裏側で以下を一気に実行します。

02_morning-flow.png・Notionから「今日期限のタスク」を全件取得
・「期限切れで未完了のタスク」を全件取得 ※放置が長いほど警告付きで強調
・「現在進行中のタスク」を全件取得
・「進行中のプロジェクト」を全件取得
・Gmailの未読メール・返信が必要なスレッドを確認

これを全部まとめて、こんな形で出力してくれます。


---

【本日の戦略】2026/03/12(木)

■ 今日の予定
- 10:00〜12:00 プロジェクトA(シフト作業)

■ 今週のタスク(プロジェクト別)
【プロジェクトB】
1. 回収状況の集計(期限: 03/14)
2. データ入力作業(期限: 03/15)

■ 繰越タスク(要対応)
- クライアントC 記事草稿レビュー(本来の期限: 03/08)⚠️ 放置4日

■ 推奨スケジュール
- 午前: 繰越タスクのレビューを先に片付ける
- 午後: プロジェクトA(シフト作業)+プロジェクトBの集計作業

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これを見て「今日の動き方」を決めるだけです。
自分でNotionを開いて、期限でフィルタして、メールを確認して…という作業が丸ごと消えました。

Googleカレンダーと連携しているタスクは、時間帯も含めてスケジュールに組み込まれます。
「午前は会議があるから、集中作業は午後に」という判断も、自動でやってくれます。

/weekly-review — 週次レビュー

週末に打つと、その週の完了タスク・未完了タスク・完了率を自動集計してレポートを出力してくれます。
繰越タスクは、放置期間付きで警告表示されます。

もともとNotionの「Weekly ToDo」ページで、繰越タスク・今週のタスク・カレンダーの予定・今週の実績をまとめる仕組みは作っていました。
ただ、そのデータをもとに「次の週にどう動くか」まで考えるところが、なかなか習慣になりませんでした。

このコマンドを導入したのは、「振り返りの情報はある。あとはそれを次の行動につなげる一歩を、AIに手伝ってもらおう」という発想からです。

レポートを確認して「保存」と答えると、NotionのレビューページにAIが自動で書き込んでくれます。
蓄積された記録が、翌週の計画を立てるときの地図になっていく感覚があります。

どうやって導入するのか

「面白そうだけど、自分には難しそう」と感じた方もいるかもしれません。実際にかかる手間を正直にお伝えします。

04_commands-card.pngStep 1:Cursorをインストールする
VSCodeユーザーなら設定・拡張機能をそのまま引き継いで移行できます。ダウンロードして起動するだけです。

Step 2:Claude Codeを導入する
CursorのMarket Placeで「Claude Code for VS Code」をインストールし、Claudeのセットアップを行います。

これで、Cursor上でClaude Codeが使えるようになります。

※ Claude Codeを使用するには、Claude Pro以上の有料契約が必須です
※ Claudeのセットアップ方法は、既にさまざまな情報が出ているため、ここでは割愛します

Step 3:Notionのデータベースを整備する
既存のNotionデータベースに「期限」「ステータス」「優先度」の3列があれば十分です。
なければ追加しますが、データベースを作るときに基本プロパティとして含まれています。

Step 4:コマンドファイルを置く
.claude/commands/ というフォルダにコマンドの定義ファイル(テキストファイル)を置きます。「Notionから今日期限のタスクを取得して、戦略を立案してください」という指示を書いたファイルです。

Step 5:Notion APIトークンを設定する
NotionのAPI設定ページでトークンを発行し、ファイルに保存します。多少ステップを踏んで設定していく必要がありますが、既に公開されているさまざまな情報を参考にしながら進めれば、割とすぐに完了します。


…と、ここで「コマンドファイルを自分で書かないといけないの?」と思った方もいるかもしれません。

でも実は、そのファイルを作ること自体もClaude Codeに頼めます
「毎朝Notionのタスクを取得して、今日の動き方を教えてくれるコマンドを作りたい」と話しかければ、どんなフォルダ構成にするか、どんなファイルが必要か、Claude Code自身が考えながらPC上に作り上げてくれます。

プログラミングの知識がなくても、「こういうことがしたい」という言葉さえあれば、設計から実装まで一緒に進められます。

おわりに

ChatGPTはそれなりに使っていましたが、履歴が長くなるにつれてチャットが重くなること、アーカイブ後に過去のやり取りをうまく参照できないことが、ずっと気になっていました。

Claude Codeへの移行で変わったのは、AIが「会話する相手」から「一緒に作る相手」になったことです。

この記事で紹介した仕組みは、アイデアのほとんどは自分で考えています。
「朝のタスク確認を自動化したい」「週次レビューを習慣にしたい」という発想は自分から来ています。
でも、それをどう実装するか、どんなファイルを用意してどう連携させるか、その設計と実行はClaude Codeに相談しながら作り上げました。

大切にしているのは、AIに全部任せることではありません。
確認してから保存という設計を守りながら、繰り返しの判断作業だけをAIに任せることで、本当に考えるべきことに集中できるようになりました。

まず今日、一つだけやってみるとしたら何か。
Cursorをインストールして、Claude Codeを入れて、Notionに「期限」列を追加する
この3ステップだけでも、仕組みの土台はできます。

ちなみに、今回連携させたNotionも、ChatGPTとやり取りしながら構築していきました。
そのあたりの詳しい内容については、また改めてご紹介できたらと。

あなたの業務で、毎朝・毎週繰り返している「判断より作業」になっているルーティンは何でしょうか。
それを一つコマンドにできたら、仕事の質が少し変わるかもしれません。

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