- 投稿日:2026/03/15
🚗今までの深夜割引はこう使っていた
私は現在、北関東で単身赴任をしており、自宅のある関西まで車で帰省することが頻繁にあります。北関東から関西までは高速で約7時間。この長距離移動で毎回お世話になっていたのが、ETC深夜割引です。
深夜0時をまたぐように時間を調整して走るだけで、7時間分の高速料金がまるごと3割引。かなり大きな節約になっていました。ところが2026年度以降、この「おいしい使い方」ができなくなります。
📋何が変わる? 新旧制度を比較
2026年度から導入予定の新制度では、割引時間帯は広がりますが、割引の仕組みそのものが根本的に変わります。
最大のポイントは「走行分のみ割引」への変更です。今までのように「0時にちょっとでも高速上にいればOK」という方式は完全に廃止。22時〜翌5時の間に実際に走った距離だけが割引対象になります。
😱自分の帰省パターンだとどうなる?
では、私のいつもの帰省パターン(18時出発→0時着)で見てみましょう。現行制度と見直し後でどれだけ違うか、一目瞭然です。
これまでは7時間分まるごと30%割引だったのが、見直し後はわずか2時間分(22時〜0時)しか割引されません。仮に全区間の高速料金が1万円だとすると…
差額は約2,100円。年に10回帰省すれば年間2万円以上の差。これは無視できません。
🔍走行パターン別シミュレーション
出発時間を変えるとどうなるか、パターン別に比較してみました。同じ7時間走行でも、出発時間次第で影響度が大きく変わります。
⚖️メリット・デメリットまとめ
🚛長距離トラックドライバーへの影響
私のような「たまの帰省」でさえ影響が大きいのに、これが毎日の仕事として長距離を走るトラックドライバーの方々にとっては、本当に大きな打撃になるのではないでしょうか。
🔹 運送会社への影響
深夜割引は物流コストの大きな部分を占めています。「走行分のみ」になることで、夕方に出発して深夜に到着するような一般的な長距離便は、割引額が大幅に減る可能性があります。
🔹 ドライバーの労働環境への影響
割引を最大化するために22時以降に走行を集中させると、ドライバーの労働時間がさらに深夜帯に偏る懸念も。2024年問題で労働時間短縮が求められる中、逆行しかねません。
🔹 コーポレートカード利用者
ETCコーポレートカードでも還元方式になるため、運送会社の資金繰りにも影響が出る可能性があります。従来は即時割引だったものが、翌月20日の還元に。大手はともかく、中小の運送会社にはキャッシュフロー面で負担増です。
「0時待ち」による深夜のSA/PA渋滞解消は確かにメリットですが、物流を支える現場には相応の配慮が必要だと感じます。激変緩和措置が5年とのことですが、その後の対応も注視していきたいところです。
📌まとめ:損しないための3つのポイント
最後に
深夜割引は「走り方」で差がつく時代へ。
制度を正しく理解して、賢くお得に高速を使いましょう!
※ 本記事の情報は2026年3月時点のものです。制度の詳細・開始時期はNEXCO各社の正式発表をご確認ください。
参考:JAF Mate Online「高速道路の深夜割引が2026年度以降に見直し」
