- 投稿日:2026/03/20
はじめに
「簿記の勉強をしているけど、経過勘定はややこしくて理解するのが難しい…」
「未収…?前受…?もう名前だけで頭がパンクしそう!」
そう思っているあなたへ。
この記事を読めば、簿記の大きな壁である「経過勘定」が驚くほどスッキリ理解できます。
「なんとなく暗記」を卒業して、会社の正しい利益を計算できる「簿記のプロの視点」を手に入れましょう。
なぜ「経過勘定」なんて面倒なものがあるの?
結論から言います。
それは、「今年の成績を、正しく計算するため」です🗓
想像してみてください。
例えば、12月31日に、大家さんに「翌年1月分の家賃」を先払いしたとします。
✅️お金を払ったのは「今年」
✅️でも、部屋を借りるのは「翌年」
もし、これを今年のマイナスにしてしまったら、「今年の成績」が実際より悪く見えてしまいますよね。
「お金の動き」と「サービスのタイミング」はズレることがある。
このズレを修正して、今年の正しい利益を出すための道具が「経過勘定」なんです!
4つの勘定科目を攻略しよう!
経過勘定には4つの種類があります。
✅️「収益(もらう)」と「費用(払う)」、それぞれに「まだ」と「前もって」の組み合わせがあるだけです。
1. 未収収益(まだもらっていない収益)
✅️「サービスは提供したけど、お金は後でもらう」という状態です。
具体例:銀行にお金を預けていて、利息は翌期に入るけど、当期の分も計算に入れたい時。
仕訳:(借)未収収益 100 / (貸)受取利息 100
考え方:「あとでお金をもらえる権利」なので、資産の仲間です。
2. 前受収益(前もってさきにもらった収益)
✅️「お金は先にもらったけど、サービスはこれから」という状態です。具体例:翌期分の家賃をまとめて当期中にもらった時。
仕訳:(借)受取家賃 500 / (貸)前受収益 500
考え方:「あとでサービスをする義務」があるから、負債の仲間です。
3. 未払費用(まだ払っていない費用)
✅️「サービスは受けたけど、お金は後で払う」という状態です。具体例:給料。当期中に働いてもらったけど、支払いは翌期になる時。
仕訳:(借)給料 2,000 / (貸)未払費用 2,000
考え方:「あとでお金を払う義務」なので、負債の仲間です。
4. 前払費用(前もってさきに払った費用)
✅️「お金は先に払ったけど、サービスはこれから」という状態です。具体例:翌期分の保険料をまとめて当期中に払った時。
仕訳:(借)前払費用 300 / (貸)支払保険料 300
考え方:「あとでサービスを受ける権利」なので、資産の仲間です。
覚えるための「魔法のコツ」
「名前が似ていて、どっちがどっちか混乱する!」💦
私も最初は、ノートに何度も書いては間違えて、頭を抱えていました(笑)。
そんな時は、この「2ステップ」で考えてみてください。
1. 「お金」ではなく「サービス」を基準にする
「今年、そのサービス(家賃や利息)を使い切ったかな?」と考えます。
ー・ー・ー
✅️(相手が)サービスを使い切ったが、(相手から)まだ代金を受け取っていない → 未収収益
✅️(自社が)サービスを使い切ったが、(自社が)まだ代金を支払っていない → 未払費用
ー・ー・ー
✅️(相手が)まだサービスを使っていないが、(相手から)さきに代金を受け取った → 前受収益
✅️(自社が)まだサービスを使っていないが、(自社が)さきに代金を支払った → 前払費用
2. 言葉を分解する
✅️「未」 = まだ(これから)
✅️「前」 = さき(終わった)
【裏ワザ・チェックリスト】
✅️「未」がつくもの(未収・未払) = 期末時点ではまだお金が動いていないので、お金が動くのは未来(翌期)
✅️「前」がつくもの(前受・前払) = 期末までにさきにお金が動いたので、お金が動いたのは過去(当期)
こう整理すると、仕訳のパズルがピタッとはまりますよ!
さいごに
経過勘定は、一見ややこしいですが、「今年の分だけを抜き出す作業」だとわかれば、もう怖くありません。
これができれば、簿記の試験合格はもちろん、
会社の数字を正しく読み解く力がグンとアップします📈
今すぐできるアクションプラン
✅️簿記のテキストにある「例題」を1問だけ、図を書いて解いてみよう!
「12月31日」という締め切り線をノートに引いて、お金がいつ動くのかを矢印で書くだけで、理解度は10倍変わります。
一歩ずつ、一緒に自由への階段を登っていきましょう!
最後までお読み頂きましてありがとう御座いました🙏