- 投稿日:2026/03/26
- 更新日:2026/03/26
■ 色が壊滅的に苦手だった私の話
正直に言うと、私は昔「色選び」が壊滅的に苦手でした。
(特にデザイン習いたての専門学生時代💦)
・何を選べばいいかわからない
・とりあえず目立つ色を使う
・結果、まとまりがなくなる
その結果、無意識に
「ビビットな色」に頼っていました。
でも、それではうまくいきませんでした。
■ なぜ色選びで迷うのか?
今なら原因ははっきりわかります。
それは
「基準がないまま選んでいたから」です。
例えばこんな経験はないでしょうか?
子どもの頃に覚えた
「赤」「青」「緑」といった“記号的な色”を、
そのまま当てはめて使ってしまう。
このように感覚だけで選ぶと、
どうしてもデザインはブレてしまいます。
だからこそ、
判断するための軸が必要でした。

■ この図(図1)で“基準”を手に入れた
そこで役に立ったのが、この図(図1)です。
色は以下の2つの軸で整理できます。
・明度(明るさ)
・彩度(鮮やかさ)
🔼 上に行くほど → 明るい
🔽 下に行くほど → 暗い
▶️ 右に行くほど → 鮮やか
◀️ 左に行くほど → くすむ
つまり色は、
感覚ではなく“位置”で選べるということです。

■ よく見ると1色には“違い”がある
ここで、図1から「黄色」を取り出したのが図2です。
一見「黄色は1色」に見えますが、
実際は違います。
・明るい黄色
・暗い黄色
・くすんだ黄色
・鮮やかな黄色
といったように、
同じ黄色でも複数のバリエーションが存在します。
最低でも十数種類に分かれます。
つまり、
「黄色を使う」という選択の中にも、
すでに“選ぶべき方向”があるということです。
余談ではありますが、
黄色とひと言でいってもこれだけあるわけですが
アンミカさんの
「あのな!白って200種類あんねん!」は
意外にホントなのかもって思いませんか?😆

■ 色には“意味”がある
ここでさらに重要なポイントです。
色は単なる見た目ではなく、
印象をコントロールする要素です。
例えば、
・ビビット → 強い・目立つ
・ライト → やさしい・軽い
・グレイッシュ → 落ち着き
・ダーク → 高級・信頼
(※あくまで一例)
この違いを理解すると、
「なぜこの色なのか」を説明できるようになります。
■ デザインは“目的”から決まる
そして最も重要な考え方です。
色は「好き」で選ぶものではなく、
目的から決めるものです。
👉 誰に
👉 何を伝えるのか
これを考えることで、
・子ども向け → 明るくやさしい色
・高級感 → 暗く落ち着いた色
・セール → 強く目立つ色
といったように、
自然と選択肢が絞られていきます。
■ ビビットに頼らなくてよくなった
デザインを学び始めた頃の私は、
「目立たせたい=ビビット」でした。
しかし今は違います。
色だけでなく、
・余白
・サイズ
・配置
といった要素でも、
“見せ方”はコントロールできると理解したからです。
その結果、
必要以上に強い色を使うことはなくなりました。
■ まとめ
色選びに迷ったときは、次の順番で考えてみてください。
・「明度」「彩度」を理解する
・カラートーンという考え方を知る
・色のバリエーションの多さを知る
・伝えたい印象に合わせて色を選ぶ
・余白・サイズ・配置と組み合わせる
これらを意識することで、
色だけに頼らない、統一感のあるデザインが作れるようになります。
カラーコーディネーターの資格もいりません。
(私には必要ありませんでした😅)