- 投稿日:2026/03/29
はじめに
まさか自分が、こんな経験をするとは思っていませんでした──
夫に、80万円の貯金を使われた話です。
正直、今も気持ちは整理できていません。
でも、同じように「お金の管理があいまいなまま」の人に、
少しでも何か感じてもらえたらと思って書いています。

家計管理をしていなかった私たち
正直に言うと、私たちはきちんとした家計管理をしていませんでした。
どちらが管理するかも決めていなくて、
お互いの貯金額や使い方も、なんとなくしか把握していなかったと思います。
「ちゃんとしないとね」と話したことは何度もありました。
でもそのたびに、「また今度でいいか」と流してしまっていました。
大きな出費があるわけでもなかったし、
生活に困っていたわけでもなかったので、
どこかで「うちは大丈夫だろう」と思っていたんだと思います。
でも今振り返ると、あのときの“なんとなく”が、
すべての始まりだったのかもしれません。

80万円がなくなっていたときの話
私たちは夫婦別財布で、それぞれの口座は各自で管理していました。
だから正直、お互いのお金の動きについて、深く把握していたわけではありませんでした。
そんな中で、ふとした会話の流れで、夫がこう言ったんです。
「スロットで80万円使った」
一瞬、何を言われたのか理解できませんでした。
驚きすぎて、何も言葉が出てこなかったんです。
怒りでも悲しみでもなく、ただ頭が真っ白になっていました。
あとから思ったのですが、人ってショックが大きすぎると、
何の感情も出てこなくなるんですね。
それよりも強く残ったのは、別の違和感でした。
どうしてこの人は、こんなに普通に話せるんだろう。
まるで何でもないことのように。
そのとき、目の前にいる夫が、
少し大げさかもしれませんが、宇宙人みたいに感じてしまって。
正直に言うと、少し気持ち悪いとすら思ってしまいました。

夫の言い分と、納得できなかった気持ち
そのあと、夫から話を聞きました。
どうしてそんな大きなお金を使ったのか。
正直、理解できるとは思えませんでしたが、話だけは聞こうと思いました。
夫が言うには、
「1回に使う金額が大きくないと、リターンが見込めない」とのことでした。
でも正直に言うと、私にとってはどうでもいい話でした。
そんな理屈よりも、
80万円がなくなったという事実のほうが、ずっと重かったからです。
話を聞いているあいだも、
気持ちはまったく追いついていませんでした。
すると夫が、こんなことを言ってきました。
「ママ、全然怒らないね」
その言葉を聞いたとき、私は思わずこう返しました。
「怒ってほしいの?」
夫はそのまま、何も言わずに黙りました。
私はあのとき、怒っていなかったわけではないと思います。
ただ、それ以上に大きな感情があって、うまく外に出せなかったんだと思います。
そもそもこの出来事自体を、
まだ受け止めきれていなかったのかもしれません。

今も正直、気持ちは整理できていません
この出来事から時間は少し経ちましたが、
正直に言うと、今も気持ちは整理できていません。
夫のことを完全に許せたわけではありません。
でも、ずっと責め続けるのも違う気がしています。
じゃあどう思っているのかと聞かれると、
うまく言葉にできないのが本音です。
怒っているような、でも怒りきれていないような。
悲しいような、でもそれだけでもないような。
いろんな感情が混ざったまま、
中途半端な状態で止まっている感じです。
あのときもっとちゃんと話せばよかったのか。
それとも、今からでも何か変えられるのか。
考えても答えは出なくて、
ただモヤモヤした気持ちだけが残っています。
でもきっと、こういう気持ちのままの人も、
少なくないんじゃないかと思っています。

それでも思うこと(同じ人へ)
今回のことで、強く思ったことがあります。
それは、
「お金のことはちゃんと話しておいたほうがいい」ということです。
私たちは、なんとなくで済ませてしまっていました。
お互いに任せているつもりで、
実際は何も共有できていなかったんだと思います。
「うちは大丈夫」
そう思っていたのも、今となっては根拠のない安心でした。
今回のことがなければ、
きっとこのままずっと話さないままだったと思います。
もし今、同じように
お金のことをなんとなくにしている人がいたら、
一度だけでもいいので、
少し話してみてほしいなと思います。
私みたいに、あとから気づく前に。

まとめ
今回は、家計管理をしっかり夫婦で話し合わなかったことで
夫が80万円もの大きな金額を使用したことに気づくのが遅れてしまいました。
もっと早くチームとして家計管理を始めていたら…
私が主導して家計管理することを提案していたら…
夫にもっと関心をもってコミュケーションをとっていれば…
あとから振り返ると、きりがありません。
夫が使ってしまった80万円は、もうなくなってしまいました。
この事実(過去)は変えられません。
そうなると、私たちにできることは、前を向いて家計管理をしていくことだけだと思います。
今回の件は、家族一丸となって家計管理をする意識を持ち、
お金についてお互いに積極的に話すべきだという教訓になりました。
