- 投稿日:2026/03/30
こんにちは、まーです!
前回の記事では、Claude Codeを使って1つのテーマからPodcast・ブログ・動画・SNSを一括生成するワークフローを紹介しました。
今回は、そのワークフローを支えている「裏方」の話をします。
毎回同じ説明をするのがストレスだった
AIツールを使い始めた頃、僕はこんなストレスを抱えていました。
・「一人称は僕で統一して」と毎回言う
・「太字記法は使わないで」と毎回注意する
・「専門用語はわかりやすく言い換えて」と毎回お願いする
1回のセッションで直しても、次のセッションではまたゼロから。AIには前回のやりとりが引き継がれないので、当然なんですよね。
最初のうちは「まあ仕方ないか」と思っていたんですが、毎日コンテンツを作っていると、この「毎回ゼロから説明する」コストがどんどん重くなってきたんです。
解決策:「AI憲法」という1つのファイル
そこで作ったのが、僕が勝手に「プロジェクト憲法」と呼んでいるMarkdownファイルです。
簡単に言うと、「このプロジェクトで作業するAIは、このルールに必ず従ってね」という共通ルール集。
Claude Codeの場合は「CLAUDE.md」というファイルをプロジェクトフォルダに置いておくと、自動で読み込んでくれます。ChatGPTでもカスタム指示に同じ内容を貼れば同じ効果が得られます。
ポイントは「口頭で毎回伝える」のではなく「ファイルに書いて自動で読ませる」こと。これだけで、毎回ゼロから説明する問題が完全に解消されました。
実際に書いている内容
僕の憲法には、大きく分けて4つのカテゴリがあります。
絶対にやってはいけないこと
・太字マークダウンの使用禁止(そのまま表示されてAI臭がバレる)
・特定のNGワードの禁止
・専門用語をそのまま使うこと(必ず日常語に言い換える)
「やるべきこと」よりも「やってはいけないこと」を先に書くのがコツです。AIは「こうして」より「これはダメ」の方が正確に守ってくれる傾向があります。
文体のルール
・一人称は「僕」
・語尾は「〜なんですよね」「〜だと思います」のような柔らかい口調
・ナンバリングは①②③を使う
・テーブル(表)は使わない
このルールがあるだけで、AIの出力が毎回同じトーンになります。
媒体ごとの注意点
・X投稿は140文字厳守
・ブログ記事は冒頭に要約を配置
・note.comでは太字もテーブルも非対応
同じ内容でも媒体によってフォーマットが違うので、これを書いておかないとAIが間違った形式で出力してしまうんです。
画像生成のルール
・キャラクターの見た目を統一する指定文
・必ずアニメスタイルで生成すること
・画像内のテキストは日本語のみ
僕はYouTube動画のスライド画像も生成しているので、キャラの見た目がブレないように細かく指定しています。
憲法があると何が変わるのか
一番大きな変化は「手戻りが激減する」ことです。
憲法がない頃は、AIが出力したものを読んで「ここ違う、ここも違う」と修正する作業が毎回発生していました。今は、フォーマットや文体の修正にかける時間がほぼゼロ。修正するのは「内容の質」だけになりました。
もう一つの効果は「AIを切り替えても品質が変わらない」こと。僕はGeminiとClaude Codeを併用していますが、同じ憲法を読ませることで、どちらを使っても同じトーンとフォーマットで出力してくれます。
まずは3つだけ書き出してみてください
いきなり大きな憲法を作る必要はないです。
①自分の文体ルール(一人称、語尾、NGワード)
②出力フォーマット(見出しの使い方、リストの書き方)
③絶対にやってはいけないこと(太字禁止、特定表現の禁止など)
この3つだけメモ帳に書き出して、AIに読ませるところから始めてみてください。
僕の憲法も最初は10行くらいでした。「またこのミスが起きた」と思うたびに1行ずつ追加してきた結果、今では200行を超えています。失敗するたびに育つ、いわば「自分専用のAI取扱説明書」です。
まとめ
AIの出力品質を安定させたいなら、「毎回口頭で指示する」のではなく「ルールをファイルに書いて読ませる」のが確実です。
最初は3行でも大丈夫。使いながら育てていけば、いつの間にかAIがあなたの好みを理解してくれるパートナーになります。
では、また次回。