- 投稿日:2026/04/02
CLAUDE.mdとは何か?
Claude Codeには「CLAUDE.md」という特別なファイルがあります。
このファイルは、Claude Codeが起動するたびに自動で読み込む「設定メモ」のようなものです。
プレーンテキスト(普通の文章)で書けるので、プログラミングの知識がなくても作れます。
なぜCLAUDE.mdが必要なのか
Claude Codeはセッション(会話)をまたいで記憶を引き継ぎません。
つまり、今日の作業を終えて明日また開くと、Claudeはあなたのことを何も知らない状態から始まります。
CLAUDE.mdがないと、毎回こんな状況になります。
「あなたはエンジニアではない一般ユーザーです」
「返答は必ず日本語でしてください」
「ファイルを作る前に必ず確認してください」
こういった説明を、毎回最初に伝え直す必要があります。
新しいアルバイトに毎朝同じ引き継ぎをしている状態、といえばイメージしやすいかもしれません。
CLAUDE.mdに書いておけば、起動のたびに自動で読み込まれるので、一度書けばそれ以降は説明不要になります。
CLAUDE.mdに書けること
CLAUDE.mdには、Claudeに覚えておいてほしいことを自由に書けます。
よく書かれる内容の例をあげると、
・返答の言語(「必ず日本語で返答してください」など)
・自分の職業や背景(「私はエンジニアではなく、営業職です」など)
・作業のルール(「ファイルを作る前に必ず確認を取ってください」など)
・よく使うフォルダ構成やツールの説明
・NGにしたいこと(「英語でコメントを書かないでください」など)
といったものがあります。
なんでも書けばいいわけではありません。
書きすぎると逆にClaudeが重要な指示を見落とすことがあるため、本当に毎回必要な情報だけを絞って書くのがコツです。
CLAUDE.mdの作り方
方法1:/initコマンドで自動生成する(おすすめ)
Claude Codeを起動したら、チャット欄に次のコマンドを入力します。
/init
これを実行すると、Claude Codeがフォルダの内容を分析して、CLAUDE.mdの雛形を自動で作ってくれます。
ただし、最初は英語で生成されることがあります。
その場合は作成後に「このCLAUDE.mdを日本語に翻訳して、内容も整えてください」と伝えると、日本語で整理し直してくれます。
方法2:自分で直接書く
作業フォルダの中に「CLAUDE.md」という名前でファイルを作り、メモ帳やテキストエディタで書くだけです。
ファイル名は必ず半角大文字で「CLAUDE.md」にしてください。
小文字や別の名前では自動読み込みされません。
書き方は普通の文章でOKです。
書き方の例をひとつあげると、
・このプロジェクトについて
私はエンジニアではなく、事務職のユーザーです。
技術的な専門用語はできるだけ避けて、わかりやすく説明してください。
・作業のルール
返答は必ず日本語でしてください。
ファイルを作成・削除する前に、必ず確認を取ってください。
コードを書く場合は、何をしているか日本語でコメントを入れてください。
このような形で書くと、毎回起動したときにClaudeが内容を読んで動いてくれます。
CLAUDE.mdはどこに置けばいいのか
CLAUDE.mdは置く場所によって、効きかたが変わります。
作業フォルダの中(プロジェクト用)
そのフォルダでClaude Codeを使うときだけ読み込まれます。
プロジェクトごとに異なるルールを設定したい場合に使います。
ホームフォルダ直下(全プロジェクト共通)
Macであれば「/Users/ユーザー名/.claude/CLAUDE.md」という場所に置くと、どのフォルダで作業していても常に読み込まれます。
「返答は日本語で」のような全プロジェクト共通のルールはここに書くと便利です。
最初は作業フォルダの中にひとつ作るだけで十分です。
CLAUDE.mdを編集・確認するには
作ったCLAUDE.mdを後から編集したいときは、2つの方法があります。
方法①:Claudeに編集を依頼する
Claude Codeのチャット欄で、追加・変更したい内容を伝えるだけで編集してもらえます。
たとえばこのように伝えます。
「CLAUDE.mdに『コードを書くときは必ず日本語でコメントを入れてください』という内容を追加してください」
「CLAUDE.mdの返答言語のルールを『英語でも日本語でも可』に変更してください」
ファイルを直接触らなくてよいので、気づいたときにすぐ反映できるのが便利です。
方法②:ファイルを直接開いて編集する
MacであればFinderで作業フォルダを開き、CLAUDE.mdを右クリック→「このアプリケーションで開く」からメモ帳(テキストエディット)などで開けます。
Windowsであればエクスプローラーでフォルダを開き、同じようにメモ帳で開いて編集できます。
内容をまとめて整理したいときや、全体を見直したいときに向いています。
使っていくうちに「これも追加したい」「この部分は変えたい」という気づきが出てきます。
どちらの方法でもいいので、こまめに育てていく意識を持つと、どんどん使いやすくなっていきます。
CLAUDE.mdを使うときの注意点
長くなりすぎないようにする
CLAUDE.mdは毎回のやり取りの最初に読み込まれます。
内容が多すぎると、Claudeが重要な指示を見落とすことがあります。
公式ドキュメントでは500行以内を推奨しています。
本当に必要な情報だけに絞るのがコツです。
最初から完璧にしなくていい
最初から完璧なCLAUDE.mdを作ろうとしなくて大丈夫です。
まずはシンプルに数行だけ書いておいて、使いながら少しずつ足していくのが自然なやり方です。
まとめ
CLAUDE.mdは、Claude Codeに「毎回覚えておいてほしいこと」を伝えるためのファイルです。
一度作っておくだけで、毎回同じ説明をする手間がなくなります。
まずはClaude Codeのチャット欄で「CLAUDE.mdを作ってください」と依頼してみるところから始めてみてください。
CLAUDE.mdはフォルダを分けて使うことで、さらに効果を発揮します。
プロジェクトや用途ごとにフォルダを分けて、それぞれ専用のCLAUDE.mdを持たせる方法についても別記事でまとめる予定です。
公開したらこちらにリンクを追加します。
Claude Codeの使い方、一緒に考えます
この記事の内容を試してみたけど、うまくいかない…という方や、もっと自分の用途に合った使い方を知りたい方向けに、サポートメニューを用意しています。
「導入したけど使いこなせていない」「こういう作業に使えるか相談したい」といったご要望にも対応できますので、お気軽にどうぞ。
👉 Claude Code入門サポート(1時間)はこちら https://skill.libecity.com/services/34209