- 投稿日:2026/04/04
ケアマネが教える!介護保険の基本と賢い使い方【親の介護が不安な方へ】
目次
1.はじめに
2.そもそも介護保険って何?
3.まず「要介護認定」を申請しよう
4.どんなサービスが使えるの?費用は?
5.月々の費用に上限があるって知ってた?
6.ケアマネってどうやって探すの?
7.まとめ:まず一本、電話してみよう
1. はじめに
「最近、親の物忘れがひどくなってきた気がする…」
「階段を降りるのが遅くなったな。転んだりしないか心配…」
「帰省したら、なんとなく老けた気がして。でも、まだ介護とかそういう段階じゃないよね…?」
こんなふうにモヤモヤしながら、なんとなく時間が過ぎていく。そんな方、めちゃくちゃ多いです。
私はケアマネジャーとして毎日ご家族のサポートをしていますが、相談に来る方のほとんどが「もっと早く知っておけばよかった!」とおっしゃいます。介護って、突然やってくるんです。
でも大丈夫。知っておくだけで、いざというとき全然違います。むずかしい言葉なしで、一緒に見ていきましょう!
2. そもそも介護保険って何?
介護保険は、40歳から全員が加入している公的な保険です。実は知らないうちに毎月保険料を払っているんですよね。
で、親が介護が必要な状態になったとき、サービスの費用を国が大部分負担してくれる仕組みです。自己負担は原則たったの1割!残りの9割は保険でまかなわれます。
▶ 詳しくはこちら(厚生労働省) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/gaiyo/index.html
3. まず「要介護認定」を申請しよう
介護保険のサービスを使うには、まず「要介護認定」という手続きが必要です。むずかしそうに聞こえますが、やることはシンプルです。
【申請の流れ】※図表参照
市区町村の窓口か、地域包括支援センターに電話・来所して申請する調査員が自宅に来て、30分ほど状態を確認するかかりつけ医に意見書を書いてもらう(依頼は市区町村がしてくれます)約30日で結果通知が届く
結果は「要支援1〜2」か「要介護1〜5」のどれかに分類されます。数字が大きいほど介護が必要な状態です。
ケアマネからひとこと:「まだ早いかな」と思ったときが申請のタイミングです!認定が下りるまで時間がかかるので、気になり始めたら早めに動くのが正解です。

▶ 近くの地域包括支援センターを探す https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/
4. どんなサービスが使えるの?費用は?
認定が下りると、いろんなサービスが使えるようになります。費用は1割負担が基本なので、思ったより安く使えることが多いです。※費用一覧表参照

訪問介護(ヘルパーさんが自宅に来てくれる) 食事・入浴・掃除・買い物などを手伝ってもらえます。 → 1回あたり自己負担の目安:約200〜400円程度
デイサービス(日帰りで施設に通う) 食事・入浴・リハビリ・レクリエーションなど。送迎もあるので安心です。 → 1回あたり自己負担の目安:約700〜1,000円程度(食費別)
訪問看護(看護師さんが自宅に来てくれる) 医療的なケアや体の状態チェックをしてくれます。 → 1回あたり自己負担の目安:約500〜900円程度
福祉用具レンタル(介護ベッドや車いすなど) 購入ではなくレンタルなので、状態が変わっても交換できます。 → 例)介護ベッド:月額約1,000〜2,000円程度、車いす:月額約300〜500円程度
ショートステイ(施設に短期間宿泊) 介護者のリフレッシュや緊急時に。1泊からOK。 → 1泊あたり自己負担の目安:約1,000〜2,000円程度(食費・居住費別)
ケアマネからひとこと:ケアプラン(サービスの計画書)の作成とケアマネへの相談は無料です!「何から始めればいいかわからない」という段階でも、気軽に相談してください。
5. 月々の費用に上限があるって知ってた?
介護保険には「区分支給限度額」といって、毎月使えるサービスの上限金額が決まっています。この範囲内で使う分には、自己負担はびっくりするような金額にはなりません。
【自己負担1割の場合の月額目安】
要支援1:約5,000円要支援2:約10,000円要介護1:約16,800円要介護2:約19,700円要介護3:約27,000円
もちろん使うサービスの量によって変わりますが、「介護ってすごくお金がかかりそう…」というイメージより、ずっとリーズナブルだと感じる方が多いです。
▶ 詳しい限度額はこちら(厚生労働省 令和6年度改定版) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411_00045.html
6. ケアマネってどうやって探すの?
「ケアマネに相談したいけど、どこに頼めばいいかわからない」という方、すごく多いです。実は探し方はいくつかあります。
①地域包括支援センターに相談する(一番おすすめ!) 「ケアマネを探しています」と伝えるだけで、近くの事業所を紹介してもらえます。相談は無料なので、まずここに電話するのが一番スムーズです。
▶ 近くの地域包括支援センターを探す https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/
②退院時に病院のソーシャルワーカーに紹介してもらう 入院したタイミングで介護が必要になるケースも多いです。「退院後のことが心配で…」と相談すると、スムーズに動いてもらえます。
③かかりつけ医に相談する かかりつけ医もケアマネや地域包括支援センターとつながっていることが多いので、気軽に相談してみてください。
ケアマネからひとこと:ケアマネは「合わないな」と感じたら途中で変更することもできます。最初から完璧な人を探そうとしなくて大丈夫!まず相談してみることが大事です😊
7. まとめ:まず一本、電話してみよう
介護保険って、知っているだけで家族の負担がまったく変わります。
「親のこと、なんか気になるな」と思ったら、まず地域包括支援センターに電話一本。相談は無料だし、「まだ介護じゃないかも」という段階でも話を聞いてもらえます。
備えておくだけで、いざというときに焦らずに動けます。ぜひ今日、調べるだけでもやってみてください😊
▶ 地域の地域包括支援センターを探す https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/
今回の記事はここまでになります。
初めての記事投稿で分かりにくい部分もあるかとは思いますが
介護をどのように始めたらいいか分からない方の一助になれたら嬉しいです。読んで下さりありがとうございました