- 投稿日:2026/04/08
- 更新日:2026/04/08
1. Claude Codeとは何か
Claude CoworkとClaude Codeの違いを、たとえで説明します
Claude Coworkを使ったことがある方なら、「文章を書いてもらう」「質問に答えてもらう」「アイデアを一緒に考える」といった使い方は馴染みがあるかもしれません。
それに対してClaude Codeは、「一緒に考える」だけでなく、「一緒に形にする」ことができるClaudeです。
たとえるなら——
Claude Cowork:「こんなWebページどう思う?どんな内容にすれば良さそう?」を一緒に考えてくれる相談相手
Claude Code:「じゃあ実際にそのWebページ、作っちゃいましょうか」と手を動かしてくれる相棒
一言でいうと:アイデアや要望を伝えると、実際に動くものを作ってくれるAIアシスタントです。
「コードを書く」という作業をClaude Codeが担ってくれるので、あなたはやりたいことを言葉で伝えるだけでOK。プログラミングの知識は不要です。
2. Claude Codeでできること
非エンジニアにも嬉しい、こんなことができます
自己紹介ページを作る
「シンプルな自己紹介ページを作って。名前と趣味と連絡先が載っていればOK」と伝えるだけで、Webページが出来上がります。
勉強会・発表の資料たたき台
「〇〇について発表するスライドの構成案を作って」と頼めば、たたき台をすぐに用意してくれます。
日常の小道具を作る
「毎日の家事リストをチェックできる簡単なページが欲しい」「買い物メモをスマホで見られる形にしたい」——そういった日常の小さな便利ツールも作れます。
アイデアを試作品にする
「こんなサービスがあったら便利だと思うんだけど、簡単な試作品を作れる?」と伝えると、動くサンプルを作ってくれます。
ブログやポートフォリオのページ
自分の作品や活動を紹介するシンプルなページも、デザインの指示を出しながら一緒に作れます。
大切なのは、「完璧な完成形」を最初から目指さないこと。まずは「こんなイメージ」を伝えて、一緒に形にしていく——その感覚で使うのが、いちばんうまくいきます。
3. 使い始める前に必要なもの準備するものを整理しておきましょう。難しいものはありませんが、いくつか必要なものがあります。
3. 使い始める前に必要なもの
必要なもの一覧
パソコン
WindowsでもMacでも大丈夫です。スマートフォンだけでは動きません。
Claudeの有料プラン(Proプラン)
Claude Codeを使うには、ClaudeのProプラン(月額制)への加入が必要です。無料プランでは利用できません。すでに加入していれば追加費用はかかりません。
Git(ギット)※場合によって必要
Gitについては、次の章「よくあるつまずきポイント」で丁寧に説明します。今は「名前だけ覚えておく」で大丈夫です。
4. 最初のセットアップ手順では、実際に使えるようになるまでの流れを順番に説明します。
4. 最初のセットアップ手順
ステップ1:Claudeのアカウントを作り、Proプランに加入する
まだアカウントがない方は、Claude公式サイト(claude.ai)でアカウントを作成し、Proプランに加入してください。
すでにアカウントをお持ちの方は、Proプランに加入しているか確認しておきましょう。
ステップ2:Claude Codeを起動する
Claude Codeのデスクトップアプリを立ち上げて、「Code」タブをクリックしてください。
Claudeの公式マスコットキャラクターが出迎えてくれます。チャットのような画面が表示されたら、あとはやりたいことを日本語で話しかけるだけでOKです。
ここでつまずいたら読んでください
つまずき①「Gitをインストールしてください」と言われた
→ このあとの「よくあるつまずきポイント」で詳しく説明しています。
つまずき②「フォルダを指定してください」と言われた
→ 同じく「よくあるつまずきポイント」で詳しく説明しています。
5. よくあるつまずきポイント
ここが、この記事でいちばん大切な章です。最初につまずきやすい2つのポイントを、できるだけわかりやすく説明します。
つまずき①「Gitをインストールしてください」と言われた
Gitって何?
Gitは、ファイルの変更履歴を管理するためのツールです。
もう少しわかりやすく言うと、「このWordファイル、昨日の版に戻したい」とか「どこを変更したか確認したい」というときに使う「バージョン管理」の仕組みです。
エンジニアは日常的にGitを使っていますが、あなたがGitを使いこなす必要はありません。
なぜClaude Codeで必要になることがあるの?
Claude Codeは、ファイルを作ったり書き換えたりする作業を行います。その際に、裏側でGitの仕組みを使っていることがあります。「大工さんが仕事をするのに、電動工具を使う」ようなイメージです。あなたがその工具を直接操作するわけではないのですが、工具自体がインストールされていないと始められない、ということです。
焦らなくて大丈夫です。「Gitが入っていないので、インストールしてください」というお知らせです。
ステップ1:ターミナルを開く
以下のどちらかの方法で開けます。
ショートカットキー:Command(⌘) + スペース を同時に押す
マウス操作:画面右上の虫眼鏡マーク(Spotlight)をクリック
どちらでも同じ検索画面が開くので、「ターミナル」と入力してEnterキーを押してください
ステップ2:コマンドを入力する
以下をそのままコピー&ペーストしてEnterキーを押します。
xcode-select --install
ステップ3:画面の指示に従う
「インストールしますか?」という確認画面が出るので、「インストール」を押して待つだけです。数分かかる場合があります。
ステップ4:Claude Codeを再起動する
インストールが終わったら、Claude Codeを一度閉じて、もう一度開いてみてください。エラーが消えていれば成功です。
Windowsをお使いの方へ
Git公式サイトを開き、「Git for Windows/x64 Setup」をクリックしてダウンロードしてください。
※一般的な市販のWindowsパソコンはほとんどx64ですが、環境によって異なる場合があります。自分のパソコンがどちらかわからない場合は、まずx64を選んでみてください。
1.ダウンロードが完了したら、ダウンロードフォルダの中にある .exe ファイルを起動する
2.インストール中の設定はすべてデフォルトのまま「Next」を押し続ける

3.最後に「Install」を押したら完了

つまずき②フォルダを選択しないと先に進めない
初期状態ではフォルダが空欄になっており、選択しないと画面下の送信ボタンが押せない状態になっています。まず作業場所を決めてから、話しかける、という流れです。
フォルダを選択すると、上の画像のように送信ボタン(右下のオレンジの矢印)が押せるようになります。この状態になればOKです。
フォルダって何?
パソコンの中にある「書類入れ」のようなものです。ファイルをまとめて入れておける入れ物のことを「フォルダ」と呼びます。
デスクトップに「旅行の写真」「仕事の資料」などのフォルダを作ったことがある方なら、もう知っていますね。
なぜClaude Codeでフォルダを指定する必要があるの?
Claude Codeは、あなたのパソコンの中でファイルを作ったり編集したりします。そのとき、「どこにファイルを置けばいいか」を知らないといけません。
部屋に荷物を届けてもらうとき、「どの部屋に置けばいいですか?」と聞かれるのと同じです。Claude Codeにも「この部屋(フォルダ)の中で作業してね」と教えてあげる必要があります。
どんなフォルダを作ればいい?
難しく考えなくて大丈夫です。「Claude Codeでの作業専用の箱を1つ用意する」と考えればOKです。
以下の手順で作成できます。
おすすめの手順:
1.画面下の「フォルダ」ボタンを押し、「別のフォルダーを選択」をクリック
2.デスクトップを選択し、「新規フォルダ」をクリック
3.フォルダ名(例:「Claude-practice」)を入力し、「作成」をクリック
4.作成したフォルダを選択し、「開く」をクリック
5.画面下のフォルダ名が、作成したフォルダ名になっていることを確認
フォルダを選択すると、送信ボタン(右下のオレンジの矢印)が押せるようになります。この状態になればOKです。
あとはClaude Codeを起動するときに「このフォルダを作業場所として使いたい」と指定すれば、Claude Codeはそのフォルダの中でファイルを作ったり編集したりしてくれます。
6. 最初の使い方
最初に何を頼めばいい?
画面が開いたら、まずはシンプルなお題から試してみましょう。
「最初から完璧なものを作ろう」とすると難しく感じてしまいます。まずは「ちゃんと動いた!」という成功体験を積むことが大切です。
初心者向けのお題例
お題①:シンプルな自己紹介ページ
シンプルな自己紹介ページを作ってください。
内容は「名前:〇〇」「趣味:〇〇」「好きな食べ物:〇〇」の3つだけ。
見た目はシンプルで、スマホでも見やすいデザインにしてください。
お題②:今日のToDoリスト
今日やることをチェックできるToDoリストのページを作ってください。
項目は自分で追加・削除できるとうれしいです。
シンプルで使いやすければOKです。
お題③:好きなものを紹介するページ
好きな映画・本・音楽を紹介するシンプルなページを作りたいです。
カード形式で並んでいるとおしゃれに見えそうです。
頼むときのコツ
できるだけ具体的に伝える(「シンプルに」「〇〇な感じで」など)完成形のイメージを言葉にする(「カード形式」「スマホでも見やすい」など)うまくいかなくても大丈夫。「もう少しシンプルにして」「色を変えて」と追加で頼めばOK
6. よくあるつまずきポイントここが、この記事でいちばん大切な章です。最初につまずきやすい2つのポイントを、できるだけわかりやすく説明します。
7. 初心者向けのおすすめの始め方
まず「小さく」始めることが大切
最初から「完璧なものを作ろう」と思わないことが、Claude Codeを長く使い続けるコツです。
「シンプルなページが1つ作れた」「自分の名前が入ったWebページを開けた」——その小さな成功体験が、次のステップへの自信になります。
おすすめの最初の一歩
まず自己紹介ページを作ってみる(前章のお題①)内容は適当でOK。「名前:テスト太郎」でも何でもいい見た目が出来上がったら、「色を変えて」「もっとシンプルにして」と追加で頼んでみる
全部理解しなくていい
Gitが何なのか、全部わかっている必要はありません。
「なんとなく動いた」「お願いしたものが出来上がった」——それで十分です。慣れてきたら、自然と少しずつわかってくることもあります。
「理解してから使う」より「使いながら理解する」のほうが、Claude Codeは向いています。
8. 注意点
Claude Codeは便利なツールですが、使うときに少しだけ気をつけてほしいことがあります。強く怖がる必要はないですが、頭に入れておくと安心です。
会社のパソコンには勝手に入れない
職場のパソコンにインストールするときは、必ず会社のルールを確認してください。職場によっては、外部ツールのインストールに申請が必要なところもあります。まずは自分の個人パソコンで試すのがおすすめです。
業務データや個人情報は入れない
Claude Codeに伝えた内容は、AIの処理に使われます。お客さんの情報・社内の機密データ・他人の個人情報などは、入力しないようにしましょう。
最初は「架空のデータ」や「自分のことだけ」で試すのが安全です。
まずは「試作品」として使う
Claude Codeで作ったものは、まず「試し」として使うのがおすすめです。公開したり、大切なデータを入れたりする前に、動作を確認する習慣をつけましょう。
便利さと安全さは、どちらも大切。両方バランスよく意識しながら使いましょう。
9. まとめ
Claude Codeは、アイデアを形にするための強力なAIアシスタントです。
「コードが書けないから使えない」ということはありません。むしろ、「コードを書かなくていい」ようにしてくれるのがClaude Codeです。
最初はわからないことがあって当然。Gitって何?フォルダってどれ?と戸惑うことがあっても、それは全員が通る道です。
大切なのは「まず1回触ってみること」。
難しいところは全部わからなくていい。完璧に準備が整わなくてもいい。とにかく小さく一歩踏み出してみてください。
「あ、これ自分にもできた」という感覚が、きっと次のステップへの扉を開いてくれます。