- 投稿日:2026/04/09
「AIって、なんか難しそう…」
「失敗したらどうしよう」
「自分には関係ない話かな」
そう思っていた時期が、私にもありました。
9年間、特別支援学校で働いていました。知的障害・発達障害・肢体不自由など、
さまざまな子どもたちと関わってきました。
その現場で一番大切にしていたこと。それは
「できないことに注目するのではなく、できることから始める」という考え方です。
これ、AI活用にもそのまま使えると気づきました。

■「完璧にやろう」としないこと
特別支援教育では、最初から高いハードルを設定しません。
「今日はこれだけ」「まずここだけ」と小さく区切る。それが長続きの秘訣です。
AIも同じです。最初から全部使いこなそうとしなくていい。
私が最初にやったのは、「明日の返信メールをClaudeに下書きしてもらう」ただそれだけでした。
5分もかからず、「あ、使えるじゃん」と感じられた瞬間でした。
それだけで十分です。まず一つ、「使えた」という体験を作ることが大事なんです。

■苦手な子ほど「成功体験」が大事
支援教育では、苦手なことへの挑戦より先に「できた!」という体験を積み重ねます。
小さな成功が、次の一歩への自信になるからです。
AIが苦手だと感じている人ほど、まず「小さな成功体験」を作ることが大切です。
おすすめの最初の一歩はこの3つです。
① 今日のToDoリストを整理してもらう
「今日やることを整理して」と打ち込むだけでOKです。
② 気になることを何でも質問してみる
「〇〇ってどういう意味?」「〇〇について教えて」と話しかけるだけ。
検索より早くて、やさしく答えてくれます。
③ 書きたいけど書けないメールを下書きしてもらう
「〇〇さんに△△を伝えるメールを書いて」と伝えるだけ。
あとは自分で少し直すだけで完成します。
どれも5分以内にできます。まず一つだけ試してみてください。

■「わからない」はスタート地点
特別支援教育で出会った子どもたちは、「できない」からスタートして、
少しずつ「できる」を増やしていきました。
ある子は、最初はひらがなの文字を書くことさえ難しかった。
でも毎日少しずつ練習を重ねて、半年後には自分の名前が書けるようになっていました。
その姿を見るたびに思っていたことがあります。
「人は、小さな一歩を積み重ねれば、必ず変われる」と。
AIが苦手でも、怖くても、それはスタート地点に立っているだけです。

■今日からできる「小さな一歩」
AIを使いこなしている人も、最初は全員初心者でした。
違いは「小さく始めたかどうか」だけです。
完璧じゃなくていい。うまく使えなくてもいい。
「今日、一回だけ使ってみた」それだけで十分です。
特別支援教育が教えてくれた「小さく始める」という考え方は、
AI活用においても、そしてきっと人生のどんな場面でも使えると思っています。
今日、一歩だけ踏み出してみませんか?