- 投稿日:2026/04/12
🤔 どんな課題があったか
コーヒー豆のネットショップをShopifyで運営していて、毎日の出荷作業でちょっとした壁にぶつかっていました。もともとはExcelマクロを使って変換していたのですが、このマクロは外注で作ってもらったもの。修正が必要なたびに連絡して費用が発生していました。
そもそもShopifyのCSV形式とヤマトB2クラウドが求める形式がまったく違うんです。列の並び順も、住所の書き方も、文字コードも。「だったらClaude Codeに作ってもらえば、自分でいつでも修正できるんじゃないか」と思ったのが、今回のきっかけです。
🛠️ 作ったもの(何ができるか)
完成したのは、ブラウザだけで動くHTMLファイル(1ファイル完結)です。インストール不要で、Macでも Windowsでも使えます。
できることはこんな感じです。ShopifyのCSVをドラッグ&ドロップするだけで、B2クラウド用のCSVに変換してくれます。送り状の種類(発払い・ネコポス・宅急便コンパクト)は、商品の重量や内容から自動で判定。ギフト注文かどうかも、請求先と配送先の名前比較で自動判断して依頼主を切り替えてくれます。郵便番号から住所を自動補完する機能もあって、Shopifyで住所が省略されていても大丈夫です。変換結果はプレビューで確認してからダウンロードできるので、安心して使えます。



🔄 仕組み(技術的なポイント)
技術的に面白かったのは、ShopifyのCSVがShift-JIS(CP932)という文字コードで出力されること。そのままでは文字化けするので、FileReaderで読み込んだバイナリをTextDecoderで変換するという処理をClaude Codeに書いてもらいました。自分では絶対気づけなかった部分です。
送り状種類の自動判定もポイントで、商品の重量(100g単位)を計算して、ネコポス(コード:A)・宅急便コンパクト(コード:8)・発払い(コード:0)を振り分けます。商品名にある産地名(ブラジル、エチオピアなど約70種)を認識して品名を自動生成したり、ギフト注文は請求先と配送先の名前が違う場合に検知する機能もあります。ローマ字と漢字で同一人物かどうかは郵便番号の一致で判断するなど、実際の運用でハマったケースを一つひとつ修正しながら作り込みました。
📋 使い方(ステップ形式)
使い方はとてもシンプルです。まずShopifyの管理画面から「注文」→「エクスポート」でCSVをダウンロードします。次にブラウザでHTMLファイルを開いて、そのCSVをドラッグ&ドロップするだけ。変換結果がプレビューに表示されるので内容を確認して、「ダウンロード」ボタンを押せばB2クラウド用のCSVが出来上がります。あとはそのCSVをB2クラウドにインポートするだけで、送り状のデータが一括で登録されます。慣れれば全部で2〜3分で終わります。
💬 こんな指示でできた(実際の会話例)
プログラミングは全然できなくて大丈夫です。私自身もコードは書けません。Claude Codeとのやりとりはこんな感じでした。
私「#10326の注文でブラジルコーヒー豆/コーヒー豆はチップ商品なので品名に表示しないでほしい」
Claude「チップ商品(「チップ」または「chip」を含む商品名)を品名から除外するよう修正しました。また、具体的な産地名がある場合は汎用の「コーヒー豆」表記も除外します」
私「お届け先が漢字で購入者がローマ字のパターンは同一人物の場合があるから、郵便番号が一致したらギフトじゃなくて自社名義にして」
Claude「請求先がラテン文字のみ・配送先が日本語(またはその逆)の場合、郵便番号が一致すれば同一人物と判断してギフト扱いを外すよう修正しました」
こんな感じで、実際に出てきたエラーや「おかしいな」と気づいたことを言葉で伝えるだけで、Claudeが原因を調べて直してくれます。「完璧です、ありがとう!」と言えるまで何度でも付き合ってくれました。
📝 まとめ
「AIを使えば業務効率化できる」とよく聞きますが、今回それを実感しました。プログラミングの知識がゼロでも、「こういう課題がある」「こうしてほしい」と日本語で伝えるだけで、自分の業務にぴったり合ったツールが作れます。汎用のツールを探して妥協するんじゃなくて、自分の業務に完全に合わせたものを作れるのがAI活用の醍醐味だと思います。Shopify×ヤマト運輸という同じ組み合わせで困っている方がいれば、ぜひ参考にしてください。