- 投稿日:2026/04/17
はじめに
Claudeのデスクトップアプリがアップデートされ、Claude Code(コーディング支援機能)まわりのUIがいくつか変わりました。
地味な変更が多いのですが、「あれ、さっきまであった画面がなくなった?」と戸惑う場面もあるかもしれません。
この記事では、特に知っておくと役立つ3つの変更点を、エンジニア向けの難しい説明なしでまとめます。
変更点① 「コード」タブが左上のアイコンに移動した
以前のデスクトップアプリでは、画面上部に「チャット」「コード」などのタブが並んでいました。
アップデート後は、この切り替えが画面左上のサイドバーアイコンに変わっています。
アップデート直後の初回起動時に、この変更についての説明が画面に表示されます。
ポップアップをちゃんと読んだ方はすでにお気づきかと思いますが、読み飛ばしてしまっても大丈夫です。
画面左側を見ると、チャット用とCode用のアイコンが並んでいますので、そちらからClaude Codeに切り替えられます。
macOSでは⌘1〜3のキーボードショートカットでも素早く切り替えられます。

変更点② トランスクリプト(作業ログ)の表示モードが選べるようになった
Claude Codeでタスクを実行すると、Claudeがどんな作業をしたかのログ(トランスクリプト)が画面に流れます。
このアップデートで、そのログの見せ方を4段階から選べるようになりました。
指示入力欄の左下にある+ボタンの左のボタンか、キーボードのCtrl+Oで切り替えられます。
通常
ツールの呼び出し(ファイルを読む、コマンドを実行するなど)は要約だけ表示され、Claudeの最終的な返答は全文表示されます。
ほどよいバランスで、邪魔になりにくい標準の表示です。
考え中
Claudeの内部的な思考プロセス(「こういう方針で進めよう」という推論の流れ)と最終的な返答は見えますが、ツールの呼び出し詳細は畳まれた状態になります。
Claudeがどういう判断でその結論に至ったのか知りたいときに向いています。
詳細
ファイルの読み取り、コマンドの実行、変更内容など、Claudeが行ったすべての操作が細かく表示されます。
「何かがおかしい」と感じたときや、Claudeの動きをきちんと把握したいときに便利です。
概要
基本は「通常」と同じですが、直近の指示より前のログが要約されて表示されます。
過去の流れを確認するためにスクロールしたくない人におすすめです。
個人的には「詳細」がおすすめ
私はふだん詳細モードで使っています。
Claudeがどのファイルを読んで、どこをどう変えたのかが全部見えるので、後から「あのとき何をしたんだっけ?」と振り返りやすいからです。
Claude Codeを使い始めたばかりの方にも、まず詳細モードで動きを観察してみることをおすすめします。
慣れてきたら通常モードに戻すのもいいと思います。
変更点③ モデル選択と一緒に「工数」が設定できるようになった
今回のアップデートで、モデル(OpusやSonnetなど)を選ぶ画面に「工数」という選択肢が追加されました。


工数とは何か
工数とは、Claudeがタスクにどれくらい深く考えるかを調整する設定です。
Claudeは裏側で「どうすればいいか」を推論しながら作業しますが、その推論の深さを「低・中・高」から選べます。
以前からClaude Codeの設定ファイルに effortLevel という項目があり、詳しいユーザーは設定ファイルを直接書き換えていました。
それが今回のアップデートでUIから簡単に変更できるようになりました。
低・中・高・Max(Opusのみ)の違い
低は処理が速く、使用量も少なくなります。
定型的な作業やシンプルな質問に向いています。
中はバランスの取れた標準設定です。
ProプランやMaxプランのユーザーはデフォルトがこの「中」になっています。
高はより深く、じっくり考えてから作業します。
複雑な設計の相談や難しいバグの調査など、しっかり考えてほしい場面に向いています。
ただし、その分レスポンスが遅くなり、使用量(トークン消費)も増えます。
MaxはOpus 4.6モデルを選んだときだけ表示される特別なレベルです。
使用量に上限を設けず、最も深い推論を行います。
「高」よりさらに時間もコストもかかりますが、本当に難しい問題に取り組むときの切り札になります。
なお、工数が使えるのはOpus 4.6とSonnet 4.6のみです。
Haikuを選んでいる場合は工数の設定は適用されません。
臨機応変に使い分けるのがおすすめ
毎回「高」や「Max」に設定しておけばいいという話ではありません。
高い工数設定は確かに精度が上がる場面もありますが、単純な作業にまで深く考えさせると、かえって時間がかかって非効率になることもあります。
普段は「中」のままにしておいて、「これはしっかり考えてほしい」という場面だけ「高」に上げる、というように状況に合わせて切り替えるのがスマートな使い方だと思います。
OpusモデルでMaxを使うのは、どうしても解決しない複雑な問題にぶつかったときに試してみる、くらいのイメージがちょうどよいでしょう。
なお、ターミナル版でClaude Codeを使っている方は、以前と変わらず /effort コマンドで同じ設定が変更できます。
まとめ
今回のアップデートで変わった3つのポイントをおさえれば、最新のClaude デスクトップ版を戸惑いなく使いこなせます。
特にトランスクリプト表示の「詳細」モードと、工数の使い分けは、Claude Codeをより効果的に活用するための大事なコツです。
ぜひ試してみてください。
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