未ログイン状態で閲覧中
  • 投稿日:2026/04/22
  • 更新日:2026/04/23
Claude Codeの組織づくり — 4回失敗して見つけた「自分に合う形」

Claude Codeの組織づくり — 4回失敗して見つけた「自分に合う形」

  • 16
  • -
スノウ ❄️ ツール作成者

スノウ ❄️ ツール作成者

この記事は約7分で読めます
要約
Claude Codeでエージェント組織を作り、案件管理やアプリ開発を回せるようになるまでの試行錯誤をまとめました。 「新セッション乱立」「秘書モデル」「会社モデル」「CEO経由」の4つの失敗から、今の「直接指示+記録分離」スタイルにたどり着いた過程をお話しします。

Claude Codeを使い始めて数ヶ月。

今ではエージェントたちが案件管理・アプリ開発・事務作業をこなしてくれる体制が回っています。🤖✨


でも、最初からうまくいったわけじゃありません。

ここにたどり着くまでに、何度も作っては壊し、作っては壊しを繰り返しました。😇


※ あくまで私の場合の話なので、「こういうやり方もあるんだな~」くらいの気持ちで読んでいただけると幸いです✨


この記事では、まず今の「完成形」をお見せしてから、そこに至るまでの試行錯誤をお話しします。

「エージェントをうまく使いこなせない」「組織を作ったけどイマイチ機能しない」という方に、少しでも参考になれば嬉しいです。💡

まず完成形をお見せします

今の体制はこうなっています。

knowhow_slide1_v7.jpeg

Claude Codeでは、専門の担当者「エージェント」を作ることができます。

イメージとしては、「この人は営業担当」「この人は経理担当」みたいに、Claudeの中に役割の違う担当者を複数置けるような感じです。

私はこれを使って、案件ごとに「チーム」を作り、セッション(Claudeとのチャット)の最初で呼び出して直接指示を出しています。
「秘書」は私の横にいて、進捗の記録と私への共有だけを担当します。
案件の情報は専用のファイルに蓄積されるので、セッションが変わっても前回の続きからすぐ始められます。

では、ここまでに行きつくまでの失敗談を紹介します。

失敗① 新しいセッションを開きまくる

Claude Codeを使い始めた最初の頃。

皆さんもそうだと思いますが、思いついたことを次々と新しいセッションで話していました。

「Aさんのツール直して」→ 新しいセッション

「Bさんの請求書作って」→ 新しいセッション

「昨日の続きやって」→ 新しいセッション


……昨日の続き?

メモリの仕組み(Claude Codeが重要な情報を自動でファイルに保存してくれる機能)があるので、ある程度の情報は残ります。

ただ、会話の流れや作業の細かい文脈までは引き継がれません。

結局、毎回セッションの最初に前提条件を揃え直すところから始めることになります。

気づけばセッションがどんどん増えて、どれがどの作業の続きなのかもわからなくなっていました。😵‍💫

knowhow_slide3b.png

「これじゃダメだ。記憶を引き継ぐ仕組みが必要だ」💪


そう思って次の形を試しました。

失敗② 秘書を置いてみた

「秘書役のエージェントを置いて、進捗をファイルに記録させればいいのでは?」


これはいいアイデアでした。

……理論上は。😅


秘書を起動して案件をこなし、終わったら記録してもらう。

次のセッションでは秘書が記録を読んで状況を把握する。

完璧な計画です。✨

knowhow_slide4a.png

ただ、一つ見落としていました。


複数のセッションを同時に開いて、それぞれで秘書に別の作業をお願いしていたんです。

秘書Aが進捗を書き込んでいる横で、秘書Bも秘書Cも同じファイルに同時に書き込んでいる。


結果、進捗ファイルの内容がぐちゃぐちゃに。💥

knowhow_slide4b_v2.png

「今はどの情報が最新なの?」😱


……誰にもわかりませんでした。


同じ役割のエージェントを別々のセッションで同時に動かすとこうなる、という教訓でした。📝

失敗③ 会社を作ってみた

YouTubeで「Claude Codeで組織を作るといい」という動画を見ました。


「なるほど、会社みたいにすればいいのか!」


CEO、営業部、経理部、開発部、マーケティング部……。

役割分担を決めて、組織図を作って、各部門にエージェントを配置。


これはいけるんじゃないか。

会社っぽくてかっこいい。

ワクワクしました。🎉

knowhow_slide5a.png

組織図を作り込んで、各部門の責任範囲を決めて、フォルダ構成を整えて……準備は万端。


……1週間後。


経理部、ずっと暇。

人事部、出番なし。

マーケ部、一度も使っていない。🦗

結局いつも話しかけるのは開発部と営業部だけ。

knowhow_slide5b.png

使わない部署を用意しても、組織図が立派になるだけで何も起きません。


「必要ないポジションを作っても意味がないのでは……」😅


そう気づくのに1週間かかりました。


必要なものから作っていくのが、私には合っていました。💡

失敗④ CEOに全部任せてみた

「じゃあ、必要な人だけ残して、CEOに全部任せよう」


CEO(統括エージェント)を置いて、私はCEOにだけ指示を出す。

CEOが各リーダーに仕事を振る。

リーダーが実行して、CEOに報告して、CEOが私に報告する。

要は、社長が部長にだけ話して、あとは部長が現場を回す、というイメージです。


美しい組織図です。✨

指揮系統が一本化されていて、私はCEOに話すだけでいい。

あとはCEOが勝手に回してくれる。

knowhow_slide6a.png

このCEO方式は、うまく運用できれば非常に強力なやり方だと思います。


おそらく学長はこういった統括型の使い方を上手にされていると思いますが、私にはうまく回せませんでした😅


CEOにお願いした仕事が、1時間経っても終わらない。⏰

確認してみたら、CEOがリーダーに指示を伝達したまま、「返信待ち…」で止まっている。


それだけならまだしも、しばらくすると「返信がないので私が代わりに対応します」と、CEOが自分で作業を始めてしまう。

統括者が動いてしまっては意味がありません。

knowhow_slide6b.png別の日には、CEOがA案件の内容をB案件のリーダーに聞いていたこともありました。

結局、自分で直接リーダーと話をするようになってしまい、CEOを通す意味がまったくなくなってしまっていました😂

CEO方式が悪いという話ではなく、私の設計・運用力では活かしきれなかった、というのがこの試行錯誤の結論です。

自分に合ったやり方を選ぶのが大事だなと実感しました🎓

なぜ今の形が機能するのか

4回の失敗を経て、今はこうしています。


① 案件ファイルに情報を蓄積する📁

セッションが変わっても文脈が失われないように、案件ごとの進捗・決定事項を専用ファイルに記録しています。
新しいセッションを開いても、エージェントがこのファイルを読めば前回の続きからすぐ始められます。
セッション乱立の問題は、これで解決しました✅


② 中間管理職を置かず、直接指示する📢

社長が部長を通さず、現場のリーダーに直接話しかけるイメージです。
CEOのような統括役を置く方が合っている人もいると思いますが、私には使いこなせず。。。
今はこのスタイルが合っています✨


③ 秘書は記録係に徹する📝

「今どうなってる?」と秘書に聞けば、秘書が①の案件ファイルを読んで全体の状況を教えてくれます。
秘書は進捗を管理するだけなのでリーダーに指示を出すことはありません。
記録する人(秘書)と指示する人(スノウ)を分けることで、責任の所在が明確になりました。


④ 案件ごとに情報の境界を引く🚧

案件Aの詳細は案件Bからは見えないようにして、お互いの内容がごちゃ混ぜにならないようにしています。
関係ない情報まで共有すると混乱のもとなので、この壁は大事です。

最後に

私は4回失敗して今の形にたどり着きましたが、この形が誰にでも当てはまるとは思っていません。
また、今後も変わる可能性は十分にあります😅

大事なのは「しっくりこなかったら色々試してみること」です🔄

エージェントの役割も、フォルダ構成も、コマンド体系も、全部あとから変えられます。

最初から完璧を目指す必要はありません。


合わなかったら壊して作り直せばいい。

エージェントの定義はただのテキストファイルなので、消して書き直すだけ。それができるのがClaude Codeのいいところです💪


私は4回壊してようやくそう思えるようになりました😅


こういうやり方もあるよ、という一つの事例として、何かの参考になれば嬉しいです🐰✨

knowhow_slide7_v2.png

ブックマークに追加した記事は、ブックマーク一覧ページで確認することができます。
あとから読み返したい時に便利です。

スノウ ❄️ ツール作成者

投稿者情報

スノウ ❄️ ツール作成者

トラ会員

この記事に、いいねを送ろう! 参考になった記事に、
気軽にいいねを送れるようになりました!
この記事のレビュー(0

まだレビューはありません