- 投稿日:2026/04/25
「絵が上手く描けないけどLINEスタンプを作ってみたい」と思ったことはありませんか?
私もずっとそう思っていたのですが、猫の絵を4つ書いて挫折していました。Xでたまたま見つけた投稿で、AIを使えばイラストが描けなくても作れると知って、実際にやってみました。
使ったのはChatGPT(GPT Image 2)とClaude、そしてCanva。この3つを組み合わせることで、コンセプト決めから申請まで自分ひとりで完走できました。
この記事では、私が実際にやった手順をそのままシェアします。初めてスタンプを作る方の参考になればうれしいです。
STEP1:スタンプのコンセプトを決める
まず「どんなスタンプを作るか」を決めます。ここで迷いやすいのですが、Claudeに相談すると整理が早かったです。
Xで見つけた
動物のゆるい線画イラストの日本語のダジャレLINEスタンプ20個作って。アスペクト比は3:2。
まと|AI×デザイン様
のプロンプトで、ChatGPTに作ってもらった画像(↓)と、LINEスタンプを作ろうと思って挫折した時の手書きイラストをClaude aiに貼り付けて相談しました。
私が決めたのはこんな内容です。
テーマ:挨拶・気遣い系(日常会話で使いやすいもの)
キャラ:ヒマラヤン猫(ゆるくてかわいい雰囲気)
枚数:メインスタンプ16枚+メイン画像・トーク画像
セリフ例:おはよう、おつかれさま、ありがとうね、など
Claudeへの相談例:「LINEスタンプを作りたい。ゆるい猫キャラで、日常的な挨拶をテーマにしたい。どんなセリフのスタンプが使いやすいか20個提案して」と聞くとすぐにリストアップしてくれます。
STEP2:ChatGPT(GPT Image 2)でイラストを生成する
コンセプトが決まったら、ChatGPTのGPT Image 2機能でイラストを生成します。
プロンプトのコツ
スタンプ用のイラストを生成するときは、以下を意識するとうまくいきやすかったです。
・背景は白(#FFFFFF)で指定するキャラのデザイン
・カラーパレットを細かく指定して統一感を出す(使いたい色がある場合)
・1枚ずつ生成せず、複数セリフをまとめて1シートで生成するとブレが少ない
・番号は最初から「番号なし」と指定しておく
・前回作ったシート画像を添付すると再現度がさらに上がる
実際にGPT Image 2に貼り付けたプロンプトです。
画像も一緒に添付しました。
[プロンプト]
This is my original hand-drawn cat character.
Please recreate this exact same cat character
in the same drawing style, but with the following pose/action:
手を振る / 寝てる / 走ってる / ジャンプ / 怒ってる / 泣いてる / 笑ってる / 食べてる / 驚いてる / 考えてる / ハートを出す / お辞儀 / バンザイ / 眠い / ガッツポーズ / 照れてる / ダメ出し / 拍手 / ひっくり返る / バイバイ
Keep the same simple line art style, round face,
big circle eyes, whiskers, and cute smile.
White background. No color.ポーズ20個のアイデア(動作違いで)
できた画像が下記です。
色をつける
先ほどできた線画を添付して、下記のプロンプトでお願いしました。
[プロンプト]
この猫のキャラクターシートに色を付けてください。
線画とテキストはそのままで変更しないでください。
カラーパレット:
- 体:クリームホワイト〜薄いベージュ
- 耳の内側の色:濃い茶色
- 目:薄いブラウンまたはスカイブルー
- 口元(鼻・口まわり):濃い茶色
- ほっぺ:薄いピンクのほんのりチーク
- 背景:白のまま
- 輪郭線:茶色
- それ以外の色・テキストは変更しないでください
- 背景は白のまま
ヒマラヤン猫のカラーリングにしてください。
STEP3:Claudeで画像を切り分け、Canvaで仕上げる
ChatGPTで複数キャラをまとめて1枚のシートとして生成した場合、1スタンプごとに切り分ける作業が必要です。
Claudeで切り分け
Claudeに完成したシート画像をアップロードして「16枚(370×320px)に切り分けて」と依頼すると、Pythonスクリプトを書いてくれて、1枚ずつのPNGに分割できます。
多少ズレが出るので、Macのプレビューとcanvaで仕上げました。
(LINEスタンプの規格:メインスタンプは最大370×320px(W×H)、ファイル形式はPNG、1枚あたり1MB以下。)
Canvaで背景透過と微調整
切り分けたあと、LINEスタンプの申請には背景の透過処理が必要です。私はCanva(有料版)を使って以下の作業をしました。
- Canva新規作成でLINEスタンプを選ぶ(370×320px)
- スタンプにする画像をドラッグ&ドロップ
- サイズに合うように画像を大きくする
- キャラが端に寄っているものを中央に調整
- 「背景透過」機能で背景を透過
- サイズを規格に合わせて書き出し
(ダウンロードする時に「背景透過」にチェックを入れるのを忘れずに)
(Canva(有料版)には「背景透過」機能があり、1クリックで背景を消せます。30日無料トライアルもあるので試してみてください。)
また、切り分けた画像の上下に他のスタンプの耳やセリフがはみ出してしまうことがありました。その場合はMacのプレビューで切り取って調整しています。
- LINEスタンプ(370×320px)16枚
カスタムサイズ新規作成で、
- メイン画像W240×H240pxを1枚
- トークルーム画像W96×H74pxを1枚
作って準備完了です。
LINE Creators Marketに登録、審査を経て販売できます。
登録もclaude aiに相談しながら進めました。
やってみた感想
最初は「自分にできるかな」と不安でしたが、AIとCanvaを組み合わせることで、絵が描けなくても形にできることがわかりました。ChatGPTでイラストのベースを作り、Claudeで切り分け、Canvaで仕上げるという役割分担がうまくはまった感じです。
かかった費用はclaudeとCanva(有料版)の料金のみ(今回の作業は、ChatGPTもClaudeも無料プランでも一定量使えます)。時間は初回ということもあり、コンセプト決めから申請まで合計で半日ほどでした。
「スタンプを作ってみたいけど絵が描けない」という方は、ぜひAIとCanvaを活用して挑戦してみてください。だんだん慣れて早くなりますし、作業も楽しいですよ〜。
おまけ|アイキャッチの作り方
この記事のアイキャッチ画像もGPT Image 2で作りました。記事の内容をそのままプロンプトに貼り付けるだけで、内容に合ったイラストを生成してくれるので試してみてください( ・▽・)⊃
[プロンプト]
- この記事の題名と要約、本文全てをコピペ。
- この記事のアイキャッチ(幅1600px×高さ900px)を作りたい。
- 添付の猫(上記の「こんにちは!」と言ってる猫)を使って、柔らかい印象の色合いにして。
- 「ChatGPT・Claude・Canva 3ステップで申請まで完走した話」の題名を丸い手書き風のフォントで入れて。
-全体的にパステルカラー、淡いピンク、淡い茶色をメインにして。