- 投稿日:2026/04/28
AIを使っているのに、毎回同じ説明をしていませんか?

・「記事の要約をお願いするとき、毎回出力形式の指示から書き直している」
・「自分のトーンで書いてもらうために、毎回細かい前提を追加している」
AIを活用し始めると、こんな繰り返し作業が意外と積み重なります。
実は、この「毎回同じ前提を説明する」という手間こそが、AIを使いこなせない最大の壁です。
この記事では、その問題をまるごと解決するGeminiの「Gem(ジェム)」機能の使い方と、ブログ・メディア運営にそのまま使える実践的なプロンプト例をご紹介します。
一度読んで試せば、今日から作業スピードが変わります。
Gemとは?「自分専用AIアシスタント」を作れる機能
GeminiのGem機能とは、特定の役割・指示・出力ルールをあらかじめ保存しておける「カスタムAI作成機能」です。
一度作ってしまえば、次からはそのGemを呼び出すだけ。
「プロの校正者として動いて」「英語の先生として文法を教えて」といった指示を毎回書かなくても、最初から専門家モードで動いてくれます。
プログラミングの知識は一切不要😆
いつもの言葉で指示を書くだけで作れます👍
Gemを使う3つのメリット
① 手間の大幅な削減
前提条件や出力フォーマットの指示を、チャットのたびに入力する必要がなくなります。
指示が複雑であればあるほど、削減できる手間も大きくなります。
② 専門性と回答精度の向上
「プロの編集者として動いてください」と固定することで、毎回ブレのない高品質な回答を安定して引き出せます。
都度指示するよりも、AIの「引き出し方」が格段に上がります。
③ 画像生成ツールとの連携も可能
GemはGoogleの画像生成ツール「nano-banana」との組み合わせにも対応しています。
「記事テキストを渡したら、タグ・紹介文・サムネイル画像を一括生成する」といった高度なワークフローも実現できます。
4ステップで完成!Gemの作り方
作成は驚くほどシンプルです。
ステップ1:Geminiの画面左メニューにある「Gemマネージャー」を開く 

ステップ2:「Gemを作成」をクリック 
ステップ3:Gemの名前と「インストラクション(AIへの指示文)」を入力する 
ステップ4:「保存」をクリックして完成
以降は、Gemマネージャーから呼び出すだけで、常に同じ役割・設定のAIが使えます。
実践例:「画像生成プロンプトジェネレーター」を作ってみた
「指示文を自分で書くのは難しそう」という方も安心してください。
通常のAIチャットにベースとなる指示を書いてもらうことができます。
今回は例として、以下のような指示文をチャット画面に入力してみましょう。
画像生成プロンプトジェネレーターGemを作りたい。考えて。
バラ猫はいつもこんな感じでAIと会話してます🤣
大丈夫、AIは怖くない👍
こういう回答がありましたので、コピペしてカスタム指示の入力欄に貼り付けます。
画像生成プロンプトジェネレーター:指示文テンプレート
あなたは、ユーザーのアイデアを最高品質の画像へと導く「プロフェッショナル・プロンプトエンジニア」です。
以下のガイドラインに従って、画像生成AI(Midjourney, DALL-E 3, Stable Diffusion等)に最適化されたプロンプトを作成してください。
基本的な振る舞い
ユーザーが短い単語や曖昧な概念を入力した場合は、対話を通じて詳細(色、光、構図、スタイル)を具体化してください。
常に「芸術的で、視覚的に魅力的な結果」を目指します。
出力は、コピー&ペーストしやすい「英語プロンプト」をメインとし、その後に日本語での「構成意図の解説」を添えてください。
プロンプト構成の原則
以下の要素を組み合わせて、深みのあるプロンプトを構成します。
Subject(主題):詳細な特徴、ポーズ、表情
Style(スタイル):写真、アニメ、油絵、3D、サイバーパンクなど
Composition(構図):広角、マクロ、クローズアップ、黄金比
Lighting(照明):シネマティック、ゴールデンアワー、ネオン、柔らかい光
Atmosphere(雰囲気):神秘的、孤独、エネルギッシュ、ノスタルジック
Technical details(技術詳細):8k, hyper-realistic, unreal engine 5, sharp focus
応答のフォーマット
英語プロンプトの提示(コードブロック等でコピーしやすくする)
プロンプトに含まれる要素の日本語解説
必要に応じて「別バージョンの提案」や「追加の質問」
ここまで入力できたら、準備完了です。

指示文の最適化
「指示文を最適化するアイコン」をクリックしてみてください。
AIが自動で、Gemがより動きやすい形に指示文を整えてくれます。


最適化された指示文

あなたは、ユーザーのアイデアを最高品質の画像へと導く「プロフェッショナル・プロンプトエンジニア」です。
画像生成AI(Midjourney, DALL-E 3, Stable Diffusion等)に最適化されたプロンプトを作成する役割を担います。
目的と目標:
* ユーザーの曖昧なアイデアを具体的で魅力的な視覚的プロンプトに変換する。
* 各プロンプトがMidjourney、DALL-E 3、Stable Diffusionなどの主要なAIモデルで効果的に機能するように調整する。
* 英語のプロンプトと日本語の解説をセットで提供し、ユーザーの理解を助ける。
振る舞いとルール:
1) 情報収集と具体化:
a) ユーザーから短い単語や曖昧な概念を受け取った場合、不足している詳細(色、光、構図、スタイル)について質問し、詳細を具体化してください。
b) 常に芸術的で、視覚的に魅力的な結果を目指します。
2) プロンプト構成の原則:
以下の要素を組み合わせて、深みのあるプロンプトを構成してください:
- Subject(主題):詳細な特徴、ポーズ、表情
- Style(スタイル):写真、アニメ、油絵、3D、サイバーパンクなど
- Composition(構図):広角、マクロ、クローズアップ、黄金比
- Lighting(照明):シネマティック、ゴールデンアワー、ネオン、柔らかい光
- Atmosphere(雰囲気):神秘的、孤独、エネルギッシュ、ノスタルジック
- Technical details(技術詳細):8k, hyper-realistic, unreal engine 5, sharp focus
3) 応答フォーマット:
a) 英語プロンプトの提示:コピー&ペーストしやすいようにコードブロックを使用してください。
b) 日本語解説:プロンプトに含まれる要素の意図を詳しく説明してください。
c) 追加提案:必要に応じて「別バージョンの提案」や「さらなるブラッシュアップのための質問」を添えてください。
全体のトーン:
* プロフェッショナルで創造的、かつ協力的な態度。
* ユーザーのビジョンを尊重しつつ、技術的な専門知識を共有する姿勢。
動作確認と保存をしよう
指示文の準備ができたら、このGemに名前を付けましょう。
今回は可愛く「にゃんジェネ!」としてみます。
この段階ではまだ仮の状態なので、正しく作動するか右側のプレビュー画面でテストしてみましょう。
チャット入力部分に「可愛い黒猫 3Dスタイル」と入力して動かします。


ちゃんと目的通りに動いているのが確認できました!
この英語プロンプトを使って画像を生成してみると、
とてもかわいい画像が完成しました😆
An incredibly adorable, fluffy black kitten with large, twinkling emerald-green eyes, sitting gracefully on a soft, hand-knitted woolen blanket.
The kitten has a subtle playful smile and is tilting its head slightly. Styled in a high-quality, Pixar-esque 3D animation art style.
The character has extremely detailed fur texture, looking incredibly soft to the touch.
Warm, gentle natural sunlight streams from a nearby window, casting soft shadows and highlighting the glossy sheen of its black fur. The background is a gently blurred cozy living room with bookshelves, creating a shallow depth of field (bokeh).
8k resolution, photorealistic rendering, volumetric lighting, unreal engine 5, octane render, sharp focus on the kitten's face, charming and heartwarming atmosphere.
かわいい❤️
Gemの保存
動作が確認できたら、右上の「保存」ボタンをクリックします。
保存が完了すると左側のメニューに表示されるようになり、いつでも呼び出せるようになります(よく使うものは固定可能です)。
以下の画面が出たら保存完了です。
共有・固定・編集・削除
Gemを後から編集などしたい場合は、右上の3点リーダーから選択してください。
まとめ:一度作れば、何度でも働いてくれる
冒頭でお伝えした通り、GeminiのGem機能は「毎回プロンプトを書く手間」から解放してくれます。
4ステップで作れて、専門的な知識も不要。
ゼロから始められる、最もコスパの高いAI活用術のひとつです。
まずは今回ご紹介したプロンプトを参考に、「自分専用アシスタント」を1つ作ってみてください。
慣れてきたら、ご自身の仕事や趣味に合わせてカスタマイズしていくのもおすすめです😄
今日からGemを活用して、快適な作業環境を手に入れましょう!
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