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  • 投稿日:2026/04/27
男性更年期が教えてくれた――「稼ぐ力」と健康の深いつながり

男性更年期が教えてくれた――「稼ぐ力」と健康の深いつながり

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きよかわまいこ

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要約
男性更年期は「社会環境の変化」が引き金になります。仕事の達成感や仲間とのつながりがテストステロンを上げ、健康資産を守ることにつながります。「稼ぐ力」を磨き、コミュニティで活躍することが、実は最高の健康投資かもしれません。

はじめに、少し自己紹介をさせてください。私は女性専門の医療に携わっています。日々、女性ホルモンや更年期と向き合う仕事をしているのですが、ある時「男性の更年期」について調べていくうちに、リベシティが大切にしている考え方と深くつながっていることに気づきました。

男性のみなさんにも、パートナーや家族として一緒に暮らす女性のみなさんにも、ぜひ知ってほしくてこの記事を書きました。

①男性更年期って何?女性とはどう違うの?

女性の更年期は、閉経前後にエストロゲンが急激に低下することで起こります。すべての女性に訪れる、いわば「生物学的にプログラムされた変化」です。

一方、男性の更年期は少し違います。

男性ホルモン「テストステロン」は20〜30代をピークに、年齢とともにじわじわと低下していきます。しかもその低下の速さや程度は個人差が非常に大きいのが特徴です。

では何が引き金になるのか。

実は、転職・転勤・昇進・退職といった社会環境の変化によるストレスが、テストステロンの低下を加速させることがわかっています。だからこそ、社会環境の変化が多い40〜60代に起きやすいのですが、個人差も大きく30〜70代のいつ起きてもおかしくありません。

②「稼ぐ・つながる」がテストステロンを上げる

ここが個人的に一番お伝えしたかったところです。

テストステロンは、こんなときに上がります。

✅ 仕事でいい結果が出たとき

✅ 周りから認められたとき

✅ コミュニティに貢献できたとき

✅ 新しいことにチャレンジして達成したとき

これはアマゾンの原住民の研究でも示されていて、狩りで獲物を仕留めると帰宅するまでテストステロン値が上昇し続け、失敗すると低下したといいます。

現代に置き換えると、仕事の達成感・周囲からの評価・コミュニティへの貢献がテストステロンを上げると考えられています。

リベシティ的に言えば、「稼ぐ力」を磨いて仕事で結果を出すこと、リベシティのような仲間とつながることが、そのまま健康資産になるということです。

テストステロンが高い状態では、意欲やチャレンジ精神が上がり、不安を感じにくくなり、人間関係も円滑になります。社会資本と健康資産は、切っても切り離せない関係にあるのです。

③こんな症状があったら男性更年期かもしれない

テストステロンが低下すると、こんな症状が現れることがあります。

🔴 意欲・集中力・記憶力の低下

🔴 物事へのチャレンジができなくなる

🔴 人間関係が億劫になる

🔴 疲労感・筋力低下・筋肉痛

🔴 頭痛・めまい・耳鳴り

🔴 不安・イライラ・うつ症状

🔴 眠りが浅い・痛みを感じやすい

🔴 性欲の低下・ED

特に注目したいのが**「プレゼンティズム」**という状態です。仕事には行けているのに、自分本来のパフォーマンスが発揮できていない状態のことです。

「なんか最近、仕事のやる気が出ない」「以前より疲れやすくなった」「新しいことに踏み出せない」——そんな感覚が続いているなら、男性更年期のサインかもしれません。

調査では、男性は更年期症状を認めたくない・どう対処すればいいかわからないというネガティブなイメージを持っていることも多く、見過ごされがちです。パートナーや家族として、この知識を持っておくことが大切だと感じています。

④まず「測定」から始めよう――ビタミンDと亜鉛

テストステロンの分泌には、ビタミンDと亜鉛が関わっている可能性が指摘されています。

そして日本人成人男性の多くで、この2つの不足がみられるという報告があります。もちろんこれだけが原因というわけではありませんが、まずは自分の数値を知っておくことは悪くないと思います。

血液検査でビタミンDと亜鉛の値を測定することは、かかりつけ医に相談すれば可能です。ただし健康診断の基本項目には含まれていないことが多いので、「測ってほしい」と一言伝えてみてください。

「守る力」の観点から、自分のカラダの数値を把握しておくことは、経済的自由を目指すうえでも大切な自己投資のひとつかもしれません。

⑤テストステロン補充療法という選択肢

症状が強い場合は、テストステロン補充療法という治療法があります。

以下のような状態が対象になります。

✅ 社会生活に支障が出ている

✅ 性機能の低下

✅ 軽症糖尿病・ED・メタボリック症候群

✅ フレイル・サルコペニア(筋力・体力の低下)

✅ うつ症状(抗うつ剤を長期服用中の方も)

テストステロン補充療法により、QOLの改善・体組成の改善・筋力・骨密度・糖代謝・うつ症状の改善が期待できます。高齢者のフレイルを対象にした研究では、歩行スピードの向上や筋肉量の増加、要介護状態の予防につながる可能性も示されています。

日本では保険適応の注射剤のほか、日本メンズヘルス医学会のテストステロン治療認定医が処方できるゲル製剤もあります。気になる方はメンズヘルス外来や泌尿器科に相談してみてください。

まとめ

男性更年期は、社会環境の変化とテストステロンの低下が重なって起きるものです。

そしてその逆もまた然りで、仕事の達成感・仲間とのつながり・新しいことへのチャレンジが、テストステロンを上げ、健康資産を守ることにつながります。

リベシティで「稼ぐ力」を磨き、仲間とつながることは、実は健康への投資でもある——そんなふうに感じていただけたら嬉しいです。

「なんか最近調子が悪いな」と感じているご本人も、パートナーの変化が気になっている方も、ぜひ一度「男性更年期」という視点で考えてみてください。

※この記事は医学的な情報をもとに作成していますが、個別の診断・治療を行うものではありません。症状が気になる方は専門の医療機関にご相談ください。

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