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- 投稿日:2023/12/17
- 更新日:2024/01/08

この記事の対象者
この記事は、
1.老後退職して収入がなくなる人
かつ
2.年金だけでは、理想とする生活に足りない人
が対象になります。
年金だけで生活できる人、配当金や事業所得など他からの収入がある人、十分な資産があり、若くしてFIREした人などには当てはまりませんので、ご了承ください。
記事の構成
最初に取り崩しのモデルパターンを示します。
その後に、そう考える理由や注意点を解説します。
実際の取り崩し方は、その人の生活レベルや家族状況、リスク許容度などによって異なってきます。
モデルパターンはあくまで1例ですので、ご自分に合うように自由にアレンジしていただければと思います。
インデックス投資出口戦略 モデルパターン
1.老後の生活費を算出する。
2.年金の受取額を算出する。
3.生活費から年金受取額を差し引いて、月々の生活不足金額を算出する。
4.不足金額の3年分を現金で保持する。
5.残りのインデックス投資は、GPIF方式(日本株、海外株、日本債券、海外債券それぞれ25%)の割合いで保持する。(GPIFは、年金積立金を管理運用している厚生労働省所管の独立行政法人)。4つの資産に分散するのが面倒な人は、同じ資産配分のバランスファンド1本にする。
6.毎月の生活不足金額を、インデックス投資から定額取り崩しする。
7.市場が暴落した時は、インデックス投資からの取り崩しをストップし、現金から取り崩す。
8.株価が回復すれば株式を売却して、現金残高を元に戻し、資産配分(アセットアロケーション)を初期設定に戻す(リバランスの実行)。

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