- 投稿日:2023/12/18
- 更新日:2025/11/15
なぜ、検索力が必要なのか
・これってどういう意味だろう
・よく見かける言葉だけど実は意味分かってないかも…
・気になるけど難しそうだからやめておこう
日々、たくさんの情報に触れる中でそんな風に思ったことはありませんか?
人に聞くのは簡単。
でも、一歩踏み出して「自分で調べる」ことで得られるものがたくさんあります。
検索力が資産を守る?
ネットには情報が溢れています。
数十年前に比べて、無料で得られる情報が比べ物にならないくらい多くなりました。
これを"使いこなせる人とそうでない人"で資産に差が出るのは当然ですよね。
検索力は、繰り返し訓練し習慣化することで必ず身につきます。
「苦手は人に頼ろう」それは確かにそうですが、自分で調べる力は全員が持っておきたいスキル。
人に聞いた場合…
・すぐに回答が得られるとは限りません。
・欲しい答えが返ってくるとも限りません。
質問力にもよりますが、分からないことを質問して『本当に知りたいことを自分に分かるように』教えて貰うのは案外難しいものです。
・無料で教えて貰えるとも限りません。
何より、簡単に得られた答えは…理解度が低く簡単に忘れてしまうんです。
自分で調べた場合は最初こそ時間が掛かりますが、繰り返すことで欲しい情報を欲しい時に手に入れることができるように。
苦労して手に入れたからこそ、忘れにくかったり再度入手するのがとても簡単になります。
検索力の副産物
検索力が身につけば、ネットショッピングが上手になります。
同じものなら、安く買える方が嬉しいですよね!
1passwordというツールを導入する際「ソースネクスト3年版がブラックフライデーで安く買える」という情報を知って得した方も多いのではないでしょうか。
このような情報に辿り着ける力こそが"検索力"です。
具体的な検索方法
キーワードを入力
検索力は経験値に比例します、早速検索してみましょう。
知りたい情報を得ることが出来そうなキーワードを入力します。
おススメは、2~3個の単語の組み合わせです。
単語をスペースで区切って入力します。
文章にしたり単語を多くすると、当然ながら表示される検索結果は少なくなります。
だからといって欲しい情報に近付けるか、というと実はそうでもないので注意が必要です。
(右側にあるアイコンは?
キーワード入力とは別の方法で検索することも可能です。気になる方はぜひ使ってみましょう。
マイク:音声入力、カメラ:画像検索)
それが難しい!!
「キーワードを入力」
さらっと進みましたが、調べ物が苦手な方が苦労するのがココ!キーワードの選定です。
ですが、大丈夫!
神ツールGoogleさんはどこまでも優しいんですよ。
入力内容に応じて、関連ワードを出してくれます。
これが出てくれば"同じ内容を調べた人がいる"ということ。
マニアックな内容だと出ないこともありますが、大体出てきますし知りたい情報に近づいていると思ってください!
知りたい情報に最も近いものを選んでみましょう。
検索結果の見方
上から順に!?
「生命保険 選び方」というキーワードで検索すると以下のような結果になりました。
約4,820,000件…すごい数ですね。
ここから欲しい情報を探していくのですが、
とりあえず一番上から!
ではありません。
スポンサーというのは、キーワードに対してお金を払って上位表示している広告です。
ワードによっては何件も表示されることがあり、この中に知りたい情報はありません。
スポンサーという表示がなくなったところから見ていきましょう。
この先は上から順で、1~2ページ分見れば十分です。
もし欲しい情報に辿り着けない場合は、キーワードを少し変えて再検索します。
例えば、先程の1password。
「1password」と「ワンパスワード」では検索結果が大きく異なりますので一度で諦めず色々試してみてください。
検索結果、どれを見るか
スポンサー以降は上から順が基本ですが、それ以外にも見るべき情報のヒントがあります。
矢印の部分には、入力したキーワードがそのページでどのような文章に使われているのかを見ることが出来ます。
例えば、タグ付け(#生命保険 など、キーワード検索に該当するようにしておく)だけで欲しい情報はなさそうなページなど、見る必要のない情報を除外するのに役立ちます。
急に始まるダウンロード
ページを開いた瞬間にダウンロードが始まって焦ったことはありませんか?
ちょっと怖くなりますよね、でも大丈夫。
開く前にアドレスを見ましょう。
.jp や.com などはウェブページで、ダウンロードが始まるものは.pdf などのファイルを示す拡張子が記載されています。
ダウンロードしたファイルに欲しい情報が記載されていることはあまりないのでこちらも除外します。
広告について
ページを開いたら中央に大きく広告が表示され、閉じようにも×印が小さくて結局広告が開いてしまった…こんなこともよくあります。
無料で情報を得ようと思ったらアフィリエイト広告があって当然、ぐらいの気持ちでいいと思います。
しかし、この手のタイプは経験上内容が微妙です。
・広告が多くて内容が見辛い
・1ページ当たりの情報量が少なく、次のページを開くたびに広告が表示される
開いてみないと分からないことですが、こういった特徴がある場合は回れ右!別のサイトを探しましょう。
気を付けて欲しいこと
欲しい情報が見つかったら終わり?
残念ながらそうではありません。
なんせ無料です。
どこの誰が、どのような目的で書いたものか分かりません。
個人の経験や主観が含まれた情報は、必ずしもあなたにとって有益とは限りません。
また検索結果には日付が記載されていることがあり、古い日付の情報では役に立たないこともあります。
ひとつの情報では、知らないうちに『妄信』状態になることも。
面倒でも、同様の内容について書かれた複数のページを比較してください。得た情報を精査して活用し、目的を果たしましょう。
最初はうまくいかないもの。
自力で欲しい情報を手に入れる喜びを勝ち取れるよう、諦めずにチャレンジし続けてくださいね。
検索力アップ!
検索テクニック ~2024年1月3日学長動画より~
学長動画でも【検索力の鍛え方】が配信されました。
ワード選定だけでも十分な量の情報を得ることは出来ますが、更に効率よく検索する方法をご紹介します。
①は先程の『単語をスペースで区切って入力』のことを指しており、③はNOT検索とも呼ばれます。
これらは全て併用可能ですが最初から使いこなせるものではありません。
検索を重ねていく中で必要になった時に使えるように「そういえばこんなのあったなぁ」程度に頭の片隅に入れておいてください。
検索テクニック+α フレーズ検索
made in japan と検索したい時、そのまま入力するとAND検索になります。madeとinとjapanの3つの単語を含むもの全てが検索対象です。
でも、調べたいのは『made in japan』これで一つの言葉として認識して欲しい!そんな時に使えるのが引用符です。
引用符:””で囲む →→→ ”made in japan”
日本語の検索ではあまり縁がありませんが、英単語を検索する際はかなり便利なので覚えておいて損はありません。
*を使うワイルドカードと呼ばれる検索方法もありますが…説明も使い方も難しいので、是非ご自身で使い方を検索して答えに辿り着いていただければと思います。
最後に
検索力はスキルです。
一朝一夕では身につきませんが、調べることが習慣になると「本当に良かった」と思う場面が多くあります。
難しいことを調べるよりも、日常の些細なことや趣味に関すること、興味のあることについて調べるところから始めてみてください。
楽しく知識と検索力が向上していきます。
また、検索型AIが主流になっていても、検索力の必要性は変わらないと考えています。
なぜなら、プロンプトが全てだから。
検索を通じて質問力も一緒に高めることができる。
それが、AIを上手に使いこなすという点でも役に立っている。
そのように感じています。
聞くのは簡単、でも聞く前にちょっとググってみませんか?
そのうちあなたが『聞かれる側』になるかもしれません。