- 投稿日:2024/01/19
- 更新日:2025/11/05
"どうしたらいいですか?"、"〇〇した方がいいですか?"
ついついこんな聞き方しちゃいますよね?でも実は、これらの質問って回答者をちょっと困らせちゃうんです。
今回の記事では、そんな"回答者を困らせる質問"のカラクリと、もっとスマートな質問の仕方をお教えしますよ!
困る質問① - どうしたらいいですか? -

リベの中でこの質問をする人は少ない気もしますが、絶対ダメというわけではないんです。考えたけど何も思いつかなかったってこともありますからね。
この質問が困るというより、この質問をする人からの情報収集は多くの場合大変って感じです。なぜなら、自分の意志がなかったり、そもそも目的がハッキリしていない場合に出てくることの多い質問だからです。
少し難しい話をすると、何か課題を解決したいから質問をするわけで、課題解決は
現状分析 → 目標設定 → 計画 → 実行
というプロセスで実施されます。
この「計画」の部分がわからないから質問するわけなんですよね。質問されている側としては「現状分析」と「目標設定」の部分は質問者さんから情報をもらわないと何とも答えられないんです。
家計管理したいんですけど、どうしたらいいですか?
って聞かれたら困りますよね???
「どうしたらいいですか?」が頭の中に浮かんだときは「今どういう状況か」と「何を達成したいのか」が明確になっているか確認しましょう!!そのうえで本当にどうしたらいいかわからないときはOKです!!
困る質問② - 〇〇した方がいいですか? -
「やった方がいいですか?」とか「確認した方がいいですか?」とかです。ついついしがちですよね??誤解を恐れずに言うと、質問された側としては「やった方がいいと思うならやったらいいんじゃね?」となりますw
質問された側からすると、迷っている理由がわからないので「やらなくて良いと思う理由は何?」あるいは「やった方が良いと思う理由は何?」というのがわからないと答えようがないわけです。
なので、この2つの理由をちゃんと添えるようにしましょう!そもそもこの二つの理由を自分で考えたら、自分で答えが出ることがほとんどです。
また、この言葉が頭の中に浮かんだ時、「この人がやらなくて良いって言ったら、やらなくて失敗しても自分の責任じゃない」みたいな心理が働いている場合があります。
上司にこの質問をしてワンチャンやらなくて良いよって返ってきたらラッキーみたいなやつです。
上述した通り、この質問に対する回答をするためにはやった場合のメリットデメリット、やらなかった場合のメリットデメリットを頭の中で考えて答えを出す必要があります。相当脳のリソースを使うんですね。
上司・部下、先輩・後輩の関係だからというわけではなく、単純に自分が楽になるために相手に負荷をかける行為をしていないでしょうか??
じゃあどうすればいいのよ??となるかもしれませんが、この場合は「コレやっときますねー」と言ってさっさとやる。こう言ってくれると「うん!よろしく!」で済みます。Slackなどのチャットの場合はリアクションで終えられます。
本当にやらなくて良いこと、あるいはやってはいけないことかもしれないので、ちゃんと実施することの連絡はしておきましょう!!ワンチャン、「やらなくていいよ!」と返ってくるかもしれません。
質問力を上げるなら回答をたくさんしよう!

相手の立場に立って考えるのが難しいのは、その立場に立ったことのない場合が多いからです。回答者の気持ちに立つのであれば回答者になるのが最も効果的です。質問に回答しようとすると、足りない情報がわかるようになります。
リベではどうしても固定された方が回答されているチャットが多いですが、もっといろいろな人の意見があっていいのでは?とよく思います。
間違っていたら申し訳ない、とか考えていませんか?法律でさえ解釈は人によって変わったりするんですよ!?
あなたがそう思ったのならそう伝えれば良いんです!人によって意見や環境は様々です。質問者さんはそんな様々なことを知りたいんじゃないでしょうか??
どーしても回答するのが嫌だ!という人は、メモ帳に回答書いてみる(投稿しない)という手もなくはないですが・・・そういう人はまず「自分の質問に回答してみる」というのが良いかもですね。
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※ 「仕事力」というテーマで記事を投稿しています。