- 投稿日:2024/01/12
- 更新日:2025/11/05
はじめに
こんなこと思ってたりしませんか??
あるいは、努力の方向性が違う、今大事なのはそこじゃないと言われるとか。。
そんな人に知ってほしい仕事力という考え方。
考え方を知るだけでも、ちょっとずつ行動を変えることが出来ると思います。
では、行ってみましょう!
稼ぐ力の土台は仕事力
さて、いきなり結論ですが、稼ぐ力の構造はこうなっています。
ブログのやり方、せどりのやり方、Youtubeのやり方、プログラミング・・・etc これらは専門力と呼んでいます。
専門力は仕事力という土台の上で成り立っているので、専門力だけを高めても稼ぐ力はそんなに上がらないんですね。
つまり、「すぐできる〇〇」とか「誰でも簡単にできる〇〇」とかの情報だけではダメですよということです。
武器を持っても扱い方がわかっていないと意味がないのと同じです。
学長さんが「高額なコンサルやスクールはやめとけ!」と言っている理由がこれです。専門力(やり方)だけ身につけても意味がないんです。
みなさんの稼ぐ力はこんないびつな構造になっていませんか????
これではせっかく勉強した専門力(スキルや知識)も土台からあふれている部分は扱えていないんです。
仕事力って??
仕事力は3つの柱でできています。これらの「意識づけ」をすることで仕事力は高まっていきます!
さて、それぞれ何なのか。わかった風でちゃんと理解できているか。
確認していきましょう!
目的意識
「常に目的を意識してやっていこうと思います!!」
・・こんなこと言う人がよくいますが
常には無理!!!
作業に没頭しているときは没頭してしまいます。それはそれでいんです!
目的を意識するのはタイミングと粒度が大事です。困った時・決断する時に目的を振り返るようにしましょう。
振り返るのは大きく二つ
・なんのためにやるのか(やっているのか)
と
・何が達成できればいいのか
作業前と作業後にも実施するのが良いですが、まずは困った時・決断する時だけでいいです。
学長に「銀行口座は2つまで」と言われたけど、どうしても3つにしか減らせない。どうしよう??
とか、そんな時です。これが困った時。
目的は何でしたっけ??
「銀行口座を減らすこと?」
これでは粒度が細かすぎて真の目的が見えてきませんね。「なぜ?」を自分に問いかけてみましょう!
「人生、自由に生きるため?」
これでは逆に粒度が粗すぎて、銀行口座を減らしたら自由に生きれるのか?っていうのがなんかしっくりこないですよね。
なぜ銀行口座を減らすの?
「銀行口座を減らすことで、脳のリソースを軽くする」
なぜ脳のリソースを軽くするの?
「脳のリソースを軽くすると、他の作業に集中できる」
このあたりが本来の目的ですよね?
「脳のリソースを軽くする」とか「他の作業に集中できる」という状態が達成できていれば、銀行口座の数はいくつでもいいのです。
銀行口座の数が2なのか、3なのかは大きな問題ではない気がしてきませんか?
それどころか、銀行口座が3であることに悩んで、「他の作業に集中する」という本来の目的から離れていっている感じがしてきませんか??
こういう「そもそも何が達成できていればいいのか」という考えが身につくだけでもだいぶ人生変わります。
課題認識力
課題解決力とか課題解決法とかよく聞くと思いますが、そもそも
課題は課題として認識できていないと解決できません。
誰かの課題を解決するからお金がもらえるわけであって、課題を解決する人より、課題を見つける人の方が多くお金がもらえます。
みなさんは日々仕事をしていて、毎日課題を見つけていますでしょうか??
目的は意識づけなので、 解決に至るまでの難しさや、困り度などのパラメーターは除外して、身の回りの課題を見付ける意識を付けましょう!
とはいっても「こんなんでいいのかな?」みたいな話になるかもなので
課題認識のレベル分けをしてみます。
レベル1は解決しないと自分が困る事
・ (自分が)新しい業務システムの使い方がわからず入力ミスを連発する
・ (自分が)情報量が多すぎて、どこから見ればいいかわからない
・ (自分が)重要なメールを見落として怒られる
こういうやつですね。
レベル2は解決しないと誰かが困るのでは?と思うこと
(自分は大丈夫だけど)
・ 新しい人が来たらシステムの使い方がわからないのでは?
・ 情報の整理ができていないくて、わからない人がいるのでは?
・ メールの量が多すぎて、重要なメールを見落とす人がいるのでは?
まずはレベル1、レベル2の課題を見つける訓練をしましょう!
・レベル1の訓練
自分がその日困ったことを毎日書きだす
先輩に聞いたこと、上司に確認したこと、不満なこと、それらがその日見つけた課題です。
脳を課題認識の方向に向かせることが目的です
レベル2の訓練
自分が困ったことは他人も困るかもしれないと考える
新人の時に大変だったこと、参入した手で困ったこと
レベル1の訓練をやった人は、記録が溜まっているはずなので、それを振り返ってみるのも良いと思います。
僕は自分の部下・後輩には、その日を振り返って「今日の課題」を日報に書くことを5~6年目までさせていました。
最初は「〇〇がわからなかったから先輩に聞いて解決した」とかで良いんです。そこから始めるのが良いと思いましょう!
課題を発見したら、「どうなってたらいいんだっけ?」みたいに目的意識を高めてみると、両方鍛えられます!!

レベル3以降のことは一旦考えなくていいです。レベル2まで自然に出来るようになれば、レベル3までは行けます!!
コミュニケーション力
ハッキリさせておきたいのは
コミュニケーション力とは、うまく話せる能力ではない
ということです。
冒頭でもお話しましたが、ココでいうコミュ力というのは
いかに相手の立場に立って、モノを考えられる意識です。
これも課題認識と同じようにレベル分けしてみましょう!
自分がされたら嫌なことを他人にはしない。自分がされてうれしいことを他人にする。
これが完璧に出来ている人は恐らく世の中にいません
自分がされたら嫌なことでも、無意識にやってしまうものです。
例えば
会社のイベントとかで知らない人(or 会社の偉い人)が話すことってよくありますよね?
そういった時、みなさんは真剣に聞いているでしょうか???
これ逆の立場だったらどうでしょう?
自分が大勢の前に立って緊張し、前日まで何話すか考えて
いざ話し始めてみると、ほとんどの人が下を向いたり、他のことをしている状況を想像してみてください。
なんだか悲しくなってきませんか?
自分が話すときはちゃんと聞いて欲しいけど、自分が聞く側になったら話を聞かないということがあるのであれば
これは自分がされて嫌なことを相手にしている行為ということになります
自分が何か嫌なことをされたら、怒っている場合ではありません。自分は他の人に同じようなことをしていないか振り返る機会をもらったと思いましょう!
振り返ってみると自分も同じ行動を取っていたということは結構あるんじゃないかと思います。(僕はいまだにありますw)
もちろん、自分が嫌だからと言って相手がそうとは限りません。
自分がしてほしいことが相手も望むことかどうかは定かではないです。
でも、それはレベル1がちゃんと出来ている人が言うセリフです。
まずはコミュ力のレベル1である
・自分がされて嫌なことを他人にしない
・自分がされてうれしいことを他人にしていく
っていうことを心がけてみると、いろいろ行動が変わるはずです。
仕事力を高めると
目的意識を高めることで、自分で決断できるようになり
課題認識力を高めることで、情報の整理ができるようになり
コミュニケーション力を高めることで、自分に運が向いてきます。
ただ、これらを極めることはできません。永遠に足りず、永遠に高めることができる能力です。
仕事力が高い人は、これらができているため普通の人の半分の時間で倍のことが出来たりします。いろいろできることが増えると仕事が楽しくなってくるんですね。
知っておいてほしいのは、仕事力のデフォルト値は育った環境や性格など様々な要因で変わります。2年目の社員より、今年入った新入社員の方が仕事力が高い、ということは普通にあります。
誰かと比べることなく、自分の仕事力を上げていきましょう!
実践していない人が少ないからこそ差ができる
ハッキリ言うと、こういった話は需要がないんですw
特別な知識でもないし、当たり前のことを言っているだけ。そして高める方法に正解がない。
これをやるだけで100万円稼げる!という情報の方が人は飛びついちゃうんですよね。
仕事力のやっかいなところは、できるようになった!という実感も得られないし、できていないことにも気づきにくい、という部分です。
しかも、仕事力が身につくのに3年はかかります。
学長が「稼ぐ力を身につけるには最低3年かかる」みたいなことを仰ってた気がしますが、僕も同じ考えです。
学長は「仕事力」という概念は持ってないと思いますが(僕が勝手に作ったやつなので)
恐らく感覚的に仕事力のことを言っているのだと、勝手に解釈してますw
ただ、仕事力の大切さに気付いていない人がほとんどで、稼げている人は自然とできている、というのが実情です。
だからこそ、ちょっと意識するだけで周りと差がつきます。
「意識し続ける」とが大事!!
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「仕事力」の話をいろいろなテーマでコラムやイベントでお話しています!