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- 投稿日:2024/02/01

【この記事で伝えたいこと】
ペット保険はいりません!
お迎えするときにペット保険への加入を勧められると思いますが、勇気を持って断りましょう(笑)
では、いくらくらい、どのように備えるのかをご説明していきます。
【筆者について】
私は主に犬、猫の診療を行っている現役獣医師です。
およそ10年間の獣医師としての経験から、犬・猫の医療にかかるお金についてお話しさせていただきたいと思います。
※本記事でのお話はあくまで”一般論”であり、個別ケースについての言及はできる限り避けます。また、獣医療の費用は”自由診療”なので病院ごとに価格が異なります。ご承知おきください。
【ペットにかかる医療費の実際は?】
ペットにかかる医療費には”予防医療”と”治療”の2つがあります。
予防医療とは、ワクチン接種、寄生虫予防、健康診断があげられます。
治療には、診断に必要な検査や、治療のためのお薬や手術があげられます。
まずは予防医療にかかる費用についてお話しします。
犬、猫にとって必要な予防は、「ワクチン接種」、「寄生虫予防」、「健康診断」です。
ワクチン接種代金の目安は、おおよそ
・混合ワクチン 犬用で7,000~10,000円、猫用で3,000~5,000円
・狂犬病ワクチン(犬のみ) 3,000~4,000円
くらいになります。
寄生虫予防については体重、お薬の種類によって変わります。
体重5kgくらいの小型犬と猫では、
・年間20,000~40,000円
ほどになります。

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