- 投稿日:2024/03/22
- 更新日:2025/11/05
車が必要な方へ、知らないと急ブレーキ!資産形成に大切な中古車の選び方ベスト5
こんにちは、ピゴスと申します
リベシティでは「車のことクルマ屋さんに聞きづらい人の質問チャット」の管理人とリベシティ公式の「中古車選び相談チャット」の講師を担当させていただいております
そして、知識を付けないで車を買うことの「恐ろしさ」を身をもって経験した者です😭
私はこれまでガソリンスタンド、中古車販売店、国産ディーラー、輸入車ディーラーで勤務してきました
その中で、時には整備士として車を修理し、時には営業マンとして車を販売し、自動車保険を募集するという経験を積み重ねてきました
しかし、肩書だけはたくさんある私ですが…
実は、安易に車を買ってしまって、痛い目を見てきたことが何度もあるんです😥
そして、仕事を通して、たくさんのお客様の浪費を見てきた経験もあります
この記事はそんな「知識なしで車を買うことの恐ろしさ」を回避するために、私の経験と知識を総動員で、書かせていただいております
読んでいただくことで、知識が付き、カーライフの「守る力」や「貯める力」のアップに繋げていただけます💪
リベシティを通して、せっかくご縁をいただいた方には、本気で「私と同じような大変な思い」をさせてくありません
「車のことで、損しない人を1人でも減らしたい!」をモットーに活動している私のノウハウ
少々長くなりますが、お付き合いいただけましたら、嬉しいです
※今はちょっと忙しい、あとで見返したいという方はブックマークしていただけると励みになります
🚗知識を付けずに車を購入してしまうと家計が苦しくなる3つの理由🚗
①魅力的な車に、つい予算以上の価格の車を購入してしまう
②維持費の掛かる車を知らずに、買ってしまう
③何となくのタイミングで乗り換えしてしまう
思い当たる節がある方いませんか?
私は全部でした…😅
と言ったように、車は意識していないと、知らず知らずのうちにお金が出て行ってしまう「金食い虫」です
では、どうしたら「資産形成にブレーキを掛けない車選び」ができるのでしょうか?
🚗そのポイントを大切な順番に5つ紹介します🚗
①予算の範囲内の車を購入すること
②長く乗れる車を買い、長く乗り続けること
③リセールは最優先ではないこと
④無駄のない車選びをすること
⑤リスク許容度の範囲内の車を購入すること
これらを意識して実践することが必要になります
後述する具体的な方法を読んでいただくと、資産形成をしていく上で基本でありとても大切な「車選びのノウハウ」を学んで行くことができます
ここで得た知識が、みなさんのこれからの車選びのお役に立てれば幸いです
それでは具体的な「資産形成に大切な中古車の選び方」を5つ紹介していきます
①予算の範囲内の車を購入すること
資産形成において、車は貯蓄の範囲内で、購入できれば良いというものではありません
もちろん、月々のローンで支払いができれば、OKという話にもなりません
まず大事なのは、「購入資金」と「購入後に掛かるであろう維持費」をすべて洗い出すことです
最初に「10年間分ぐらいの維持費」と「購入資金」を合わせてみて、それを月々の費用になるように120ヶ月で割り算します
その出てきた費用が、「カーライフに掛かる月々のコスト」です
この方法で把握できた毎月のコストを家計管理に組み込んでみて、リベシティの家計管理の目標である「収入の8割」に収まっていれば、バッチリです
もちろん、タイミングによって資産形成スピードは人それぞれです
そこで、私は「絶対に収入の8割に抑えてください」とは、言いません
とは言え、そこを目安にやっていただくことで、車の購入に使ってよい予算が見えてくると考えられます
【まずはマネするだけ!】「スプシ付き」車購入の失敗しない予算の決め方を解説
②長く乗れる車を買い、長く乗り続けること
予算が許すのであれば、できるだけ長く乗れる(年式が新しい、走行距離が少ない)車を購入することがオススメです
長く乗ることで、確実に購入のために用意した「予算の月額」が安くなります
例えば、200万円一括購入の予算を準備したとします
リセールのことは一旦、置いておいて、5年で手放したら月々33,333円(200万円÷60ヶ月)ですが、10年乗れば月々16,666円です
もちろん、リセールを考慮すれば5年間で必要になる額はもう少し下がります
しかし、たとえリセールの良い車だとしても5年で乗り換える方が、10年以上乗り続けるより安くなることは、ほとんどありません
また、ボディに傷を付けてしまったり、買取相場が下がったり、5年後に売れると見込んだ額で売れるとは限りません
そこで、長く乗ることが「再現性高く80点」を取るために大切になってきます
逆に、車の売買の回数が多いと、それだけ頭を悩ませる回数が増えます
さらに、販売店や買取店にもしっかりと手数料を抜かれます(相手も利益を出すためなので、仕方がありません)
「自分はタダじゃない」ですし、「仲介コスト」も抜かれるますし、そういったことを考慮すると、短いカーライフサイクルを繰り返すことは得策ではありません
続いて、「長く乗る」とは具体的にどのくらいの期間なのか、私の見解をお伝えします
それは最低でも「初年度登録(新車)から10年以上」です
そして、できることなら10年と言わず、「15年目の車検の手前まで」に乗り換えるくらいが手間暇とコスパのバランス良いと考えています
例えば、5年落ちの中古車を購入したとしたら、5年~10年乗るということです
日常の走行距離が少ない使い方など、15年以上乗れてしまうなら、もちろん乗っても良いのですが、基本的にはトラブルもだんだんと増えてきます
また、安全性なども最新のモデルよりもかなり見劣りしてきます
トラブルが増えるとお金だけでなく大切な時間も失いかねませんし、頭のどこかで心配したりなど、余計な悩みも増えます
また、自分や家族、そして歩行者などの命を守ることも車の所有者として大切なことです
安全な車を追い求め過ぎは、資産形成から遠のきますが、とは言え、命あって人生です
健康資産と似た意味合いで、安全なカーライフも自由な生活の土台として価値はあると考えています
予算の範囲内で、ほどほどには安全な車を選んで行きましょう
ということもあって、中古車を購入したとしても初年度登録から15年経過まで乗れば、十分に購入時の金額の元は取れていると考えています
※長く乗っていく中で、万が一故障、心配ではありませんか?そんなときのレンタカーは格安レンタカーがオススメです→【えっ!?格安レンタカー?】知らないと損、車持ちでも無しでも頼れるレンタカー会社
③リセールは最優先ではないこと
上記の話にも通じる所ですが、リセールは二の次です
IT業界のアップル製品のように、車業界にもリセールの良い車があります
しかし、資産形成の優先度が高い場合、そういった車をコロコロと乗り換えるようなカーライフはオススメしておりません
予算管理が難しく、結局はギャンブル要素が高まってしまうからです
簡単そうに見えますが、それを真剣にやるには車が好きであり、趣味であり、常に車の最新情報を得ていないといけません
私たちの目標は資産形成であり、カーライフをお得に楽しむことではありませんので、ご注意ください(もちろん、趣味で楽しむ方を否定するつもりはありません)
とは言っても、同じ状態、同じ値段なら、「リセールの良いと言われている方の車」を選ぶのはありです
車が必要でなくなった時に意外と高く売れたり、10年以上乗ったとしても多少なりとも、次の購入時のプラスになることも期待できるからです
④無駄のない車選びをすること
中古車は人気のない車(マイナーな車)の場合、状態が良い車をお得に購入することができます
移動手段と割り切るのであれば、そういった車が狙い目になってきます
とは言え、それを見つけるのはなかなか難しいものです
しかし、それとは逆に人気の車は分かりやすいので、できることならそういった中古車を避けることで「80点の中古車選び」に近づけることができます
人気の車のジャンルは3つです
ミニバン(スライドドアの軽自動車も含む)
SUV
ハイブリッドカー
これらは便利で快適、カッコいい(流行っている)、燃費が良いと魅力的な要素を含んでいます
つまり、市場においても人気ですので、中古車の値段が下がりにくい傾向にあります
しかし、どうしてもこれらの車が欲しいという方もいらっしゃるはずです
その場合は、予算が許すのであれば、できるだけ新しいもの購入(未使用車、試乗車落ち、場合によっては新車)して、長く乗ることで損しにくいカーライフ送ることができます
こうすることで、古く、あまり長い期間乗れない中古車に割高なお金を払ってしまうことを防ぐことができます
下記の記事ではより具体的に、無駄のない中古車選びについて紹介しております
お時間がありましたら、目を通してみてください
【1分でチェック】これだけで知っトク⁉コスパ最強の中古車を選べる10個のポイント
次に、80点の中古車選びを「90点」にする方法が2つあります
それは「最小限の大きさの車にすること」と、「不人気なボディーカラーにすること」です
大は小を兼ねるということで、つい大きな車を選びたくなりますが、大きくなることできっちりとコストが上乗せされます
メンテナンス費用、ガソリン代、税金、どれもがほぼ確実に上がります
「購入価格がそんなに変わらないから良いか?」と思って買うと、あとで痛い目を見てしまう恐れがあるので、注意が必要です
また不人気なボディーカラーもちょっと安く買うコツです
「安さのためなら嫌いな色でも選ぼう」とは言いませんが、白や黒は同じ程度の車の場合に割高なことが多いです
新車でリセールを意識して買うなら白や黒ですが、中古車を資産形成の優先度高めに購入するのであれば、それらのカラーは避けるのが無難です
逆に言えば、「白黒以外のカラーでリセールを気にせず楽しめる」とも言えます
こういったことを意識すると90点に近づきます👍
⑤リスク許容度の範囲内の車を購入すること
事故、水没、災害などで車を失うことは想定できます
また、小さな車ほど、上手に車が潰れるようにできていて、ちょっとした衝撃で車がゆがみ、大きな修理費用を請求されることもあります
そのような時に、予算の範囲内であっても、貯蓄の全てを使って、車を購入してしまうと、次の車が現金一括で購入できなくなってしまう恐れがあります
何とか、車なしの生活にシフトできれば良いのですが、車が必須なので、こちらの記事をご覧になっていただいていると思います
そういった万が一に金銭面と精神的にも耐えられる車選びが大切です
緊急時に次の車を購入できる貯蓄があるとしても、心情的に失う車が高額になればなるほど、お辛いと思います
そのあたりも考慮して、購入する車の予算を決めることは大切になってきます
安心して長く乗れる車は長い目でみると決して高くはないのですが、「初期投資」と「ほとんどないとはいえ失うリスク」の大きさがあります
そのことが気がかりで、リスク許容度を超えてしまうのであれば、多少は購入価格を下げることも大切です
乗れる期間が短くなってしまうかもしれませんが、最初に選ぶ車はその方が精神的に安心できるかもしれません
そして、次の車を買うまでには、余裕を持って「長く乗れる車を買える予算」を準備できるように頑張りましょう
まとめ
以上が「資産形成に大切な中古車の選び方」のポイント5つでした
①予算の範囲内の車を購入すること
②長く乗れる車を買い、長く乗り続けること
③リセールは最優先ではないこと
④無駄のない車選びをすること
⑤リスク許容度の範囲内の車を購入すること
これらのことを前提に「車のことクルマ屋さんに聞きづらい人の質問チャット」では、質問の回答をして参ります
今回の記事、家計管理をしっかりとして、小金持ちを目指そうっていう方や、車はそこまで重要じゃないなって方は、ぜひブックマークして、また車を購入するときなどに見返していただけたら嬉しいです
また、「今回参考になったよ!」という方は、興味深かったポイントなどを教えていただけたら幸いです
励みになりますし、今後の情報発信の参考にさせていただきます!
より良いカーライフと、リベシティのみなさんが自由な生活に一歩でも近づけるお力になれるように、一緒に頑張らせてください
それでは、損しないカーライフをお過ごしください ピゴス
※「記事のサムネ原案(文字配置はピゴス)」提供のご協力:みいすけさん