• 投稿日:2024/11/24
  • 更新日:2025/11/06
残クレ返済で学んだ家計管理の大切さ

残クレ返済で学んだ家計管理の大切さ

ひじり@note×SNS

ひじり@note×SNS

この記事は約5分で読めます
要約
借金がなければもっと貯蓄に回せたりインデックス投資ができるけど、「そんなこと言ったて、その借金を返せるお金がないよ〜😂」と思っていました。でも、家計管理をして「資産」と「負債」を把握することで借金が返せることがわかり、一括返済をすることにしました。

家計管理を全くしていなかった頃

当時、家計管理の『か』も理解できておらず、「通帳の金額が減っていないから大丈夫か😐️」という物凄くテキトーな生活をおくっておりました。夫婦ともに保険会社に言われるまま割高で不要な保険を契約したり、マイホームまで立ててしまいました。もちろん貯金は出来ないし、日々残業代込の生活で過ごしていました。

そんな時に、主人がクルマを残クレで契約したいと相談をしてきました。

残クレってなに?

「残クレ(残価設定クレジット)」は、クルマの購入を手軽に始められるローンです。実は主人は結婚前からクルマに乗っていましたが、前のクルマも残クレで契約をして乗っている状態でした😱

残クレのメリット

月々の支払いが抑えられる
車両の将来の価値(残価)を差し引いた金額を分割して支払うため、毎月の負担が軽減される

定期的に新しいクルマに切り替えやすい
契約期間が終了したタイミングで、新しいクルマへの切り替えがスムーズにできる。常に最新の技術やデザインが欲しい人にオススメ

選択柔軟な契約終了オプション
契約終了時には、次の3つの選択肢がある

・新しいクルマに乗り換える

・車両を返却する

・クルマを買う

田舎に住んでいる我が家ではクルマはほぼ必須!でも、一括で買うには高すぎる金額。そんな時に残クレなら毎月かかる金額も固定で払いやすい価格のため、手軽にクルマに乗ることができます。お金がない人にとっては、素晴らしいシステム!よし、残クレ、お前に決めた!

なんて安易な考えは貧乏谷一直線です(笑)

残クレのデメリット

走行距離制限がある
契約走行中に距離の上限が設定される。この上限を超えると、返却時に追加料金が発生する場合がある。クルマで長距離を走るのが好きな人は自由に乗り回せない可能性がある💦

クルマの状態に注意が必要
納車時に車両の状態が悪い(大きな傷や凹みがある、内装が汚れているなど)場合、追加料金を請求される場合がある。運転が荒い人や改造が好きな人、タバコを吸う人等にはオススメできない

支払いが終わってもすべての権利がない
残クレはリース契約に近いため、月々の支払いを続けてもその段階ではクルマは自分の物にならない。所有する場合は、残価を支払う必要がある。あくまで所有権はディーラーで、こちらは『使用権』のみ😱

買い取る場合に予想外の出費がある
最終的に「買い取り」を選択する場合、残価を一括またはもう一度ローンで調達する必要がある。まとまった金額が必要。先に払うか後に払うか、更に後で払うほうが利息の関係で多く支払う結果に😭

権利が高く設定されることがある
残存は一般的なローンに比べて金利が高い場合があり、毎月の支払いが抑えられても、合計で見て割高になる可能性がある

主人はこのデメリットを理解したうえで、今は一括で支払うお金はないけど、クルマは必要だから残クレの選択をしました。乗り換える場合も「残価分で新しい車に乗り換えればいいか!」という安易な考えでした。

この時主人と私の財布は別々で、更に私は残クレの意味を全く理解していない状態でOKをだしていました💦

毎月の固定費が重荷に…

そして始まった残クレ生活。毎月3万弱の固定費+住宅ローンにいろいろな保険が毎月かかり、家計は火の車🔥ボーナスも当てないと生活が出来ず、大きな出費の場合は貯蓄を切り崩すしかなく苦しい日々が続きました。しかし家計管理を理解していなかったので、なんで生活が苦しいのかわからない状態が続きました。

リベとの出会い、そして一括で返済しようと思った理由

そんな時にリベに出会い、家計管理のやり方を学び初め、見直しを行いました。見直すことによって、不要な保険を解約したり無駄遣いを改めたりして徐々にお金に余裕がでてきました。

そんな時、貯める力の勉強リストの自分の「資産」と「負債」を把握しようの動画を観ました。初めは「めっちゃめんどくさーい!」と思ってしまいましたが(笑)重い腰を上げて「資産」と「負債」を洗いざらい出すことにしました。すると、「あれ?思ったより資産があるぞ…?」と言うことに気づきました。

「今なら一括支払いできるやん!」と思い立ち、主人に相談して一括支払いを申請しました。すると、このまま払い続けるよりも4万弱安い金額になりました。

知らないことは怖いこと

私は母親から「絶対借金なんてしたらあかんよ!」と何度も何度も言われていました。そのため、自分自身は借金をしたことがない人生を歩んできました。そして、主人と出会い数年後に結婚をしました。主人が結婚前から借金をした経験があることは聞いていましたが、結婚後も借金を当たり前にする生活を送っている事を知り、とてもびっくりしました。結果、身を持って借金の大変さを経験し「借金なんてするんじゃね!」の言葉の意味が痛いほどわかりました。

また、「借金をしてはいけない」とは言われてはいましたが、その意味を理解していなかったため、住宅ローンでマイホームを立てたり、主人が残クレでクルマを買うと相談をしてくれたそうですが、私の中ではその記憶がほとんど無く、結果残クレという選択肢を選んでしまいました。

自分に興味がないことや、知ろうとしないことが本当に怖いことだと理解しました。自分の家計管理能力のなさ、無知が招いたことだと今なら思います。

今後子どもにも、この実体験を元に家計管理や借金が何故いけないのかを伝えていこうと思います。

まだ住宅ローンという大きな借金はありますが、家計管理を淡々と続け、少しでもいい人生を歩めていけたらと思います。

ブックマークに追加した記事は、ブックマーク一覧ページで確認することができます。
あとから読み返したい時に便利です。

ひじり@note×SNS

投稿者情報

ひじり@note×SNS

パンダ会員

この記事に、いいねを送ろう! 参考になった記事に、
気軽にいいねを送れるようになりました!
この記事のレビュー(1
  • 会員ID:0kf4L0qy
    会員ID:0kf4L0qy
    2024/12/13

    残クレ、以前やってみようと考えた時もありました! やらなくてよかったです。 (結局車を持たない方向になりましたが) 実体験は説得力ありますよね。 ありがとうございました😊

    ひじり@note×SNS

    投稿者

    2024/12/14

    直見キンドルさん、コメントありがとうございます! 私の経験が少しでも参考になったなら幸いです。ありがとうございました☺️

    ひじり@note×SNS

    投稿者