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- 投稿日:2024/03/08
- 更新日:2024/03/12

要約
妊娠すると赤ちゃんのことで頭がいっぱい!となっちゃいがちですが母体も大事。妊娠前には無かったお口のトラブルが妊娠すると出てくる方がたくさんいます。
この記事では妊娠中は歯科治療ができるのかを解説させていただきます。妊娠中の方はもちろん、妊娠前の女性、その家族も知っておくべき知識!
妊娠中の口の中のトラブル
1.妊娠期間は口の中の環境が変化します
妊娠前は何も無かったのに妊娠したら虫歯になった!歯が痛み始めた!という方いませんか?
妊娠すると女性ホルモンが増加します。その結果
・歯茎が腫れやすい、出血しやすい
・唾液の量が減る、質が変化する
といったことが起きます。唾液の量が減少すると細菌が増えやすくなり、口の中が酸性に傾き、むし歯になりやすくなります。
2.つわり期間や妊娠後期にむし歯リスクが上がります
つわりといっても吐きづわり、食べづわりといった様々な方がいると思います。
例えば吐きづわりの方は、嘔吐物によって口の中が酸性になりむし歯リスクが上がります。歯ブラシをすることさえ辛いと上手く磨けず、口の中が不衛生になりがちです。
また、食べづわりの方は常に口の中に食べ物が停滞していたり、間食のペースが上がりますので妊娠前と比べるとむし歯になりやすいです。
妊娠後期は胃が子宮に圧迫されることによって食事を少しずつしか食べられなくなり、食事の回数が多くなります。

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